スポンサーリンク
2020年月2日6付けでオリンパスの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-20931(P2020-20931A)
- 【公開日】2020年2月6日
- 【発明の名称】フォーカス制御装置およびフォーカス制御方法
- 【出願日】2018年7月31日
- 【出願人】
【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社- 【課題】焦点検出エリア内で最も手前にある被写体に対してもピントを合わせることができると共に、動きのある被写体に対しても高い追従性のあるフォーカス制御装置およびフォーカス制御方法を提供する。
オリンパスのミラーレスカメラ「OM-D」シリーズはイメージセンサーで位相差検出が可能なカメラです。いわゆる「像面位相差AF」ですが、競合他社の「ハイブリッドAF」とは少し異なります。
S-AF時はオリンパスも「ハイブリッド(像面位相差AF+コントラストAF)」で動作しますが、C-AF時は「像面位相差AF」のみで動作しています。
合焦までのスピードは非常に高速ですが、ピント精度や追従精度が少し物足りないと感じる人もいるのでは無いでしょうか。
この特許はフォーカスエリア内における「最も手前の被写体」にピントを合わせる技術となっていますが、同時に「動きのある被写体に対して高い追従性と安定性」を意識したフォーカス制御を目指しています。
その手段として位相差検出とコントラスト検出を複合した「ハイブリッドAF」を使用する模様。この特許出願の出願日は「2018年7月」であり、技術がE-M1Xに導入されているのかは不明。E-M1 Mark IIの流れを組むAFシステムと思われるので、おそらくC-AF時は像面位相差AFのみだと思いますが…。
もしこの技術が来るOM-D E-M1 Mark IIIに搭載しているのだとしたら、従来機と比べてC-AFの精度や安定性が向上しているかもしれませんね。もちろん、従来通りのAFシステムである可能性もあり。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- ソニーの視線入力AFに関連するファインダーの特許
- キヤノン「200-500mm F5.6」光学系の特許出願
- キヤノン「28-400mm F3.5-6.3 IS」「28-400mm F4-8 IS」光学系の特許出願
- キヤノン「50-150mm F2.8」「70-180mm F2.8」光学系の特許出願
- キヤノン「20-50mm F4」「20-40mm F2.8」インナーズーム光学系の特許出願
- キヤノン 小型「50mm F1.2」「35mm F1.8」「65mm F1.8」光学系の特許出願
- ニコン「14-24mm F2.8」「14-30mm F2.8」インナーズーム光学系の特許出願
- ニコン「MC 17-22mm F11 Probe」「MC 19-22mm F14 Probe」を想定したような光学系の特許出願
- ニコン「10mm F8 Macro Probe」を想定したような光学系の特許出願
- 富士フイルム「165mm F2.8 OIS」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。