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キヤノン「28-70mm F2.8 IS」を想定したような特許出願

2024年6月11日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。標準ズームとしては一般的な伸びる構造の「28-70mm F2.8 IS」光学系を想定しているように見えます。

概要

  • 【公開番号】P2024078721
  • 【公開日】2024-06-11
  • 【発明の名称】ズームレンズ、およびそれを有する撮像装置、撮像システム
  • 【出願日】2022-11-30
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】高ズーム比で広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有し、かつ大口径で手振れ補正機構を有する小型なズームレンズ提供する。
  • 【背景技術】
    【0002】
    近年、固体撮像素子を用いたデジタルカメラや銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いるズームレンズは、小型でかつ高い光学性能を有し、大口径で手振れ補正機構(防振機構)を搭載していることを要求されている。
  • 【0003】
    これを実現するためには、ズームレンズのズームタイプ及びズーミング時の移動レンズ群を適切に設定することが重要である。
  • 【0007】
    本発明は、高ズーム比で広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有し、かつ大口径で手振れ補正機構を有する小型なズームレンズを提供する。

実施例1

  • 焦点距離:28.80-68.80
  • F値:2.90
  • 半画角:34.92-17.46
  • 像高:21.64
  • 全長:130.17-154.36
  • バックフォーカス:13.97-33.42

ここ最近は広角側で光学系の全長が最大になる「28-70mm F2.8」をいくつか(例1例2)見てきました。しかし、今回は広角端から望遠端に向かって鏡筒が伸びる、一般的なデザインのズームレンズを想定している模様、かつ、他のRF標準ズームと同じく、手振れ補正内蔵を想定した光学系。

このような光学系を採用したズームレンズが登場するか定かではありません。しかし、シグマやタムロンが本格的に参入(今のところAPS-Cのみ)する前にラインアップとして揃えてしまう予定なのかもしれませんね。

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