タムロンがティザー動画で予告していたフルサイズミラーレス用ズームレンズ「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)」の開発を発表しました。
総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ(以下 フルサイズミラーレス一眼カメラ)対応の大口径望遠ズームレンズ「70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)」(以下 Model A056)の開発を発表いたします。
Model A056は「大口径望遠ズームレンズをもっと気軽に楽しんでいただく」というコンセプトのもと、フルサイズミラーレス一眼カメラとの組み合わせに最適な小型・軽量サイズを実現しました。フィルター径は弊社フルサイズミラーレス用レンズシリーズ共通のφ67mmを採用。特殊硝材を贅沢に使用することで、高い描写性能を叶えます。加えて最短撮影距離は0.85mと非常に短いため、表現の幅が広がります。AF駆動には、新たに開発した静粛性・俊敏性に優れているリニアモーターフォーカス機構「VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)」を搭載。また、屋外の撮影を考慮した簡易防滴構造、汚れがつきにくくメンテナンスも容易な防汚コートをそれぞれ搭載するなど快適な撮影をサポートする機能も充実しています。ソニー製カメラに搭載されている「ファストハイブリッドAF」「瞳AF」など各種カメラ機能にも対応しており、実用性・機動力に長けた1本です。これにより、先行する大口径ズーム17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)、28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)とともに、タムロンのフルサイズミラーレス用大口径F/2.8ズームレンズ3本が揃いました。
商品名 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)
ソニー Eマウント (35mm フルサイズ対応)発売日 2020年春発売予定 希望小売価格 未定
ついにフルサイズミラーレス用大口径ズーム3本目が登場しましたね。小型軽量なF2.8望遠ズームと言うのみならず、タムロン初となるリニアモーター駆動のオートフォーカスがどのようなパフォーマンスを発揮するのかも気になるところ。
発売時期は来年春とのことなので今しばらく待つ必要があるようです。発売が待ち遠しいですねえ。
サイト案内情報
タムロンレンズ関連記事
- サムヤン AF 35-150mm F2-2.8 FEは1179ユーロでタムロンよりも安い?
- タムロン「75mm F1.4 Di III」となりそうな光学系の特許出願
- タムロンが11-20mm F/2.8 Di III-A RXD X-mountの開発を発表
- 【更新】タムロン「20-50mm F/2.0 Di III VXD」と思われる謎の画像
- 2月22日にタムロンがなんらかの発表を行う?
- タムロン「13mm F1.8 Di III-A」を想定したような光学系の特許出願
- 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD フレームの大部分はとても良好な解像性能
- タムロンが150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD X-mountの不具合と再調整について告知
- タムロンがベトナムに新工場を建設予定と告知
- 20-40mm F/2.8 Di III VXDの広角側は抜群の解像性能
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。