OMデジタルが予告していたIRシステムに改修した「OM-D E-M1 Mark III」「OM-D E-M1X」を発表。 6月15日から法人・個人事業主向けに受注を開始したとのこと。
赤外線を使った調査、研究に最適なデジタルアーカイブ向けIRカメラ「IRシステム」の提供を開始
OMデジタルソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼CEO:杉本 繁実)は、赤外線を使った調査、研究に最適なデジタルアーカイブ向けIRカメラ「IRシステム(Infrared rays Record&Research System)」を2023年6月15日から 日本国内の法人・個人事業主のお客さま向けにOMDS Business Store(URL: https://biz.om-digitalsolutions.com/)で受注開始いたします。
今回発売する「IRシステム」は、小型軽量で高画質のOM SYSTEMのミラーレス一眼カメラ 「OM-D E-M1 Mark III」と「OM-D E-M1X」 の受光感度を赤外線領域まで拡大させ、大掛かりな機材では難しい場所での調査・撮影に最適な、フットワークの良い赤外線カメラです。付属のマグネット着脱式フィルターキットを用いることで赤外線撮影と通常撮影(可視光線撮影)の切り替えを簡単に行うことができます。また、ワークフローを解説したユーザーズガイドを付属し、赤外線を使った調査、研究を強力にサポートするコストパフォーマンスに優れたカメラシステムです。
3Dスキャナーシステム用のOMDと同じく、ロゴは「OLYMPUS」のままとなるようです。あくまでもデジタルアーカイブ向けのカメラとなるため、一般向けの販売はありません。もしも赤外線写真に興味があるのなら、Kolari visionあたりで改造カメラの購入を検討してみると良いかもしれませんね。
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