銘光学が「TTArtisan AF 27mm f/2.8 C X-mount」を正式発表しました。銘匠光学2本目、富士フイルムXマウント用としては初となるAFレンズですね。小型軽量で使いやすそうです。
(更新:国内でも焦点工房が取り扱い開始を発表しました)
焦点工房 【先行予約】銘匠光学 TTArtisan 27mm F2.8 XF 富士フイルムXマウント AF対応 【11月中旬の出荷予定】
- ¥26,820?(税込)
- ブラック
- チタンブラック
DPReview:TTArtisan announces the 27mm F2.8 XF, its first autofocus lens for Fujifilm X-mount cameras
TTArtisanは、富士フイルムXマウントカメラシステム用として初のオートフォーカスレンズ「27mm F2.8 XF」を発表した。
高屈折率レンズ2枚を含む5群6枚構成の41mm相当レンズだ。開放F値はF2.8?F16、7枚羽根絞り、最短撮影距離は35cm、フィルターネジは前39mm、金属製の筐体を採用。
絞り、フォーカスともに完全電子制御のほか、内蔵リングを使ったマニュアル絞り、マニュアルフォーカスのマニュアルレンズとしても使用できる。チップが内蔵されているので、すべてのEXIFデータは互換性のあるXマウントカメラに送信される。
レンズはファームウェアをアップグレードするためのUSB接続を内蔵しているが、それがmicroUSBなのかUSB-Cなのかは現時点では明らかではない。TTArtisanは、どのようなオートフォーカスシステムを使用しているのか明記していないが、レンズのサイズや全体の構造から、ステッピングモーターを使用している可能性が高いと思われる。
直径61mm、長さ29mm、重さ93gだ。これは、富士フイルムの「X-T4」に搭載されているバッテリー「NP-W235」よりも数グラム軽い。TTArtisan 27mm F2.8 XFはすでにAmazonに掲載されているが、現時点では価格は不明だ。担当者によると、明日10月28日に注文が開始され、その時点で価格が表示されるはずとのこと。価格情報が公開され次第、この記事を更新する。
主な仕様
- フォーマット:APS-C
- マウント:X
- 焦点距離:27mm
- 絞り値:F2.8-F16
- 絞り羽根:7枚
- レンズ構成:5群6枚
- 最短撮影距離:0.35m
- 最大撮影倍率:不明
- フィルター径:39mm
- サイズ:φ61×29mm
- 重量:93g
- 防塵防滴:-
- AF:
- 手ぶれ補正:-
- その他機能:
・絞りリング
・USBポート
とのこと。
てっきり既存のAF 32mm F2.8のXマウント版かと思いきや、新しい光学設計のAFレンズが登場。Xマウントの競合製品は富士フイルム純正の「XF27mmF2.8 R WR」のみなので、面白い選択肢が増えましたね。小型軽量ながらMTFを見る限りでは隅まで安定感のある解像性能を実現している模様。レンズ構成はシンプルなダブルガウスタイプのように見えるので、フォーカス構造は繰り出し式となるかもしれません。焦点工房もこのレンズを準備中と示唆しているので、海外と同じく本日28日に正式発表となる可能性あり。
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