DPREVIEWがフォトキナで展示されているパナソニックのフルサイズミラーレス「LUMIX S1R」プロトタイプのハンズオンレビューを掲載しています。
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良好なエルゴノミクスとファインダー
- このカメラは今年のフォトキナで最も興味深い発表の一つである「Lマウントアライアンス」で先陣を切った製品だ。最初は動作しないモックを見たが、幸いにもVIPエリアでプロトタイプを触ることが出来た。
- 電源を投入することは出来なかったので一般的な操作性とエルゴノミクスのみだが第一印象は良いカメラだ。
- ミラーレスとしては特に大型カメラだが重すぎることは無い。24-105mmとのバランスは良好だ。大型で最適なグリップはプロの顧客からのフィードバックに基づいているという。
- 伝統的な一眼レフのようなデザインだ。
- 最終的なスペックはまだ確認できていないが、パナソニックS1Rのビューファインダーは「人間の視覚に匹敵する」完璧な光学ファインダーと述べている。
- グリップの質感は暫定的なものらしい。最終的には偽革仕上がりとなる。
- メディアカードスロットのドアには防塵防滴用ガスケットが施されている。パナソニック曰く厳し寒さ、暑さ、ウェットコンディションでもGH5SやGH5Sと競合するほどの仕様らしい。
- バッテリーは入っていなかったが、バッテリーライフは新カメラにとって優先事項であると述べている。このためマイクロフォーサーズより大容量で新しいバッテリーとなる。
- カメラフロントの2つあるFnボタンは形状が異なり識別が容易となっている。
とのこと。
プロトタイプにはバッテリーが入っていなかったので実際のところは分かりませんが、メーカーが主張するには「人間の目に近い」ファインダーを実装しているみたいですね。
LUMIX G9 PROは0.83倍と巨大なファインダー倍率と369万ドットの高解像EVFでしたが、糸巻き型歪曲が気になる仕様だったのでS1Rでどのような仕様となるか気になるところです。
バッテリーは大容量の新型となる模様。競合モデルのNikon Z 7やEOS Rは少し心もとないバッテリーパフォーマンスでしたがS1Rはどうなるのでしょうか?現状でフルサイズミラーレスとしてはα7 IIIが500コマ以上と非常に優れたバッテリーを採用し、USB給電や充電に対応しているため柔軟性が高いシステムとなっています。
S1Rがこれに近いパフォーマンスなのか、それ以上のパフォーマンスとなるのか、こんごの発表を待ちたいと思います。
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