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衝撃のLUMIX フルサイズミラーレス S1R / S1 最新情報まとめ

このページではパナソニックのフルサイズミラーレス「S1R / S1」に関する情報を収集しています。

最新情報

速報・更新履歴

  • 2019-07-18:Cinema5DがV-logのレビューを掲載しています。
  • 2019-06-22:ePHOTOzineがS1のレビューを掲載しています。
  • 2019-05-07:DxOMarkがS1Rのセンサースコアを公開しました。
  • 2019-05-06:Richard Wong氏がシグマのマウントアダプターMC-21のレビューを掲載しています。
  • 2019-04-09:Photons to PhotosがLUMIX S1のダイナミックレンジの数値を公開しました。
  • 2019-04-05:ePHOTOzineがレビューを掲載、Lesnumeriqueがα7 IIIとS1の比較レビューを掲載しています。
  • 2019-04-04:Adobe Camera RAW対応カメラにLUMIX S1とS1Rが追加されました。

データベース

ブログ

購入早見表

LUMIX S1R・S1関連記事

LUMIX S1R / S1の特徴

Points

  • これまでにない高画質で高い描写性能(S1R
    4730万画素CMOSセンサーはローパスフィルターレス仕様で非球面マイクロレンズとフォトダイオードで効率よく光を取り込むことが可能。高S/N比でISO25600を実現
  • 高画質・高感度性能(S1)
    2420万画素フルサイズCMOSセンサーは静止画でも動画でも妥協のない息をのむような画質を提供可能。広いダイナミックレンジと並外れた明瞭でシャープなイメージを再現可能、そして高感度ISO51200でもノイズは最小限に抑えられている
  • ARコーティング
    センサーにはARコーティングが施され、逆光でもゴーストやフレアが最小限に抑えられている
  • 強力な手振れ補正
    ジャイロセンサーのみならず、イメージセンサーや加速度センサーから取得したブレ情報を活用し、より強力な手振れ補正を実現。ボディ内手振れ補正で5.5段、Dual.I.S 2で6.0段の補正効果を発揮する
  • 187MP相当の高解像撮影(S1R
    高度な手振れ補正機能を利用して高精細な自然風景や美術品の撮影に適したハイレゾモードを利用可能
  • 96MP相当の高解像撮影(S1)
    高度な手振れ補正機能を利用して高精細な自然風景や美術品の撮影に適したハイレゾモードを利用可能
  • HLGフォト
    自然なコントラストで光と影を再現可能なより広いダイナミックレンジを提供する新しいスタイルの写真表現。HDMIケーブル、もしくはHLG準拠のデバイスを介して鮮やかな画像を再生することが可能
  • 高精度シャッターユニット
    最高1/8000秒のシャッタースピードを実現し、外付けストロボ使用時は業界最速の1/320秒の同調速度を確保
  • 高速・高精度なAFシステム
    高度な制御技術により、レンズとセンサーは最大480fpsで通信可能。約0.08秒の超高速・超高精度なAFを実現。高感度のセンサーチューニングにより-6EVに対応する低照度AFを発揮する
  • AIテクノロジの被写体認識
    特定の被写体(人体・犬・猫・鳥などの動きが速い動物)を検出する高度なAIテクノロジが組み込まれており、カメラに背を向けた状態でも被写体を追従可能
  • 高速応答性の業界最高水準のEVF
    クラス最高の576万ドット・0.78倍のOLEDファインダーを搭載し、0.005秒と非常に短い遅延時間と最大120fpsのリフレッシュレートを持ち優れた視認性で10,000:1のハイコントラスト。最小限の歪曲で高い光学性能の光学系を備えており、四隅までシャープで明瞭な見え具合
  • 高解像モニター
    210万ドットの高解像モニターは耐久性と操作性の両立する3軸チルト機構を採用。ナイトモードを備えているので長時間の夜間撮影時でも目に優しい。カメラ上部にはクラス最大となるステータス液晶モニタを配置
  • 頑丈な設計と信頼性
    マグネシウム合金ボディで継ぎ目、ダイヤル、ボタンは全てシールで保護した防塵防滴仕様。-10度の低温度でも動作する耐熱凍結仕様。シャッターユニットは約40万回の耐久性を実現
  • 大容量メディアカード
    大容量SD UHS-IIとXQDに対応するデュアルカードスロットは将来的にCFexpressとも互換性を持つ
  • 従来のストロボを利用可能
    従来の外付けストロボ(DMW-FL580L / FL360L / FL200L)を利用可能

LUMIX S1の動画仕様特徴

  • 卓越した放熱性能を持つように設計されており、4K 30p/24pとFHDは無制限録画が可能。ノーカットドキュメンタリーや野生動物の定点撮影に最適
  • ソフトウェアキーを購入することで、4K 24/30p 4:2:2 10bit 内部記録や4K 60p 4:2:2 10bit外部出力、およびV-logを利用可能となる
  • ハイスピード動画はどちらもFHD 180fpsに対応
  • HDMI A端子を持ち、ケーブルロックホルダーが付属する
クロップ 記録形式 解像 フレームレート Bit-深度 ビットレート
APS-C /
Super 35
MP4 3840 x 2160 59.94p / 50p 4:2:0 8-Bit 150Mbps
フルサイズ 29.97p / 25p / 23.98p 100Mbps
1920 x 1080 59.94p / 50p 28Mbps
29.97 / 25p 20Mbps
MP4 HEVC 3840 x 2160 29.97p / 25p / 23.98p 4:2:0 10-bit 72Mbps
ソフトウェアキー(+V-log)
Full width MP4 3840 x 2160 29.97p / 25p / 23.98p 4:2:2 10-Bit 150Mbps
1920 x 1080 59.94p / 50p / 29.97p / 25p 100Mbps

共通のチェックポイント

Points

  • 新フォトスタイル「フラット」
    JPEG写真の後処理作業を短縮するためのプロファイル。コントラストと彩度が低いプレーンで多目的な使用に使える。
  • 幅広いアスペクト比
    「3:2・4:3・16:9・1:1」に加えて「65:24(フィルムパノラマ)・2:1(6 × 12 cm)」を静止画で利用可能
  • ISステータススコープ
    カメラのブレを示すポイントを確認してブレの原因を意図的に取り除くことが可能。長時間露光でライブビューが真っ暗な場合に利用可能
  • フリッカー低減
    蛍光灯のちらつきを検出すると、カメラが自動検知し最も効果が小さい時にシャッターが動作する(6K/4K PHOTOでは利用不可)
  • ハイライト重点測光
    ハイライト強調で表示される部分を優先測光し、白飛びしないように設定する
  • AWBwモード
    従来のAWB・AWBcに加えて赤みのある色合いを保持する新しいAWBwを利用可能。蛍光灯下でも健康的な肌色やバラ色を再現する
  • Bluetooth 4.2/WiFi 5GHz・2.4GHz
    Bluetoothによる低消費電力による常時接続が可能。カメラの設定をコピーして別のS1/S1Rに移すことができる(S1はS1、S1RはS1Rにコピー可能)
  • Lumix Tether
    このソフトウェアによりUSB経由でのテザー撮影が可能。
  • Lumix Sync
    iOS/Android用の新しいアプリケーション。写真を送信したり、遠隔操作が可能。

海外の評価

Kolarivision

分解レビュー

  • S1Rにおける全てのアクセサリーポート、ドア、およびカバーは深い溝付きのゴムでしっかりと密閉されている。他社のミラーレスフラッグシップと同様、これはスタンダードな仕様だ。
  • マザーボードはとてもキチンと整理されている。コネクタは上下にきちんと配置され、カードリーダーも右側にぴったり収まっている。
  • マザーボードにヒートシンクは埋め込まれていない。S1Rが優れた発熱対策を備えていることを示唆している。
  • 外装の主要部分にはシーリングが施されており、悪天候でもうまく動作することが分かる。
  • 背面パネルの裏側はとても綺麗だ。EVFユニットは背面パネルに組み込まれており、このタイプの配置はフルサイズミラーレスでは初めてだ。
  • センサー/手ぶれ補正ユニットは「とても大きい」という事実を除くとα7R IIIやZ 7で見てきたものと非常に似ている。このカメラは何もかも大きい。手ぶれ補正効果を6段と主張している訳が分かる。
  • IR/UV遮光ガラスの最上層は自動センサークリーニングメカニズムを兼ねている。
  • センサーカバーガラスの厚みはおよそ1.45mmだ。これはEOS Rよりも薄いが、Z 7の1.1mmよりも厚い。ライカLマウントアライアンスの一員だが、従来のライカレンズとの相性はZ 7ほどでは無い。カバーガラスを交換したい時は当社を尋ねて欲しい。

パナソニック LUMIX S1Rは見事なカメラだ。プロフォトグラファーやハイアマチュアに訴求力のあるポイントを満たしつつ、独自設計でフルサイズを開発したことは明らかである。

DPReview

ベストでは無いが優れたカメラ

Like
  • 良好なRAW・優れたJPEG画質
  • 高解像・低ノイズのハイレゾモード
  • 効果的な5軸手ぶれ補正
  • クラスをリードするビルドクオリティと防塵防滴
  • S-AFが非常に高速で正確
  • 大きく超高解像なEVF
  • 良好な画質の4K動画
  • 良好な顔・瞳・人体・動物認識
  • 動画撮影時のリニアなMF操作
  • 応答性のあるタッチパネル
  • 優れたAFコントロール
  • デュアルカードスロット
  • ステータスLCD
  • ボタンイルミネーション
  • 使いやすいWiFi/Bluetooth
  • USB充電
Dislike
  • AFシステムの信頼性が比較的に劣る
  • C-AF時のウォブリング
  • 複数人の中から顔検出で一人をフォーカスする場合の信頼性が低い
  • 再生時に一発でAFポイントへ拡大する方法が無い
  • 追従連写時のコマ速が見事では無い
  • 他のカメラよりも重い
  • 他のカメラよりも高い
  • XQDとSDの2種類が必要
  • フルサイズミラーレスは急速に混迷する市場となった。過去12か月以内にニコン・キヤノン・パナソニック・シグマが参入した。この中でパナソニックは物理的にコンパクトでは無く、高速連写でも無く、競合他社と同等のオートフォーカスでもない。しかし、S1Rの長所も多い。
  • 第一に4700万画素センサーの画質だ。超高感度ISO性能、ダイナミックレンジ、解像度、クラストップとはいかないものの、魅力的なイメージを生成するCMOSセンサーだ。さらに解像度が必要な場合は1億8700万画素の見事なハイレゾモードがある。
  • カメラの質感はNikon D5やEOS-1D X Mark IIを彷彿とさせるプログレードのものだ。豊富な物理コントロールによりメニュー画面を必要とする機会は少ない。しかし、大きなボディのため長時間の撮影は疲れるだろう。
  • オートフォーカスの操作は右手親指で完結できるようにカスタマイズ可能だ。しかし、コントラスト検出AFのためC-AF中のウォブリングで気が散ってしまう(かなりヒット率は高いが)。また、C-AF中のファインダー解像度低下は不快感や視認性の低下に繋がる。
  • カメラらしいカメラであり、プロ用一眼レフでお馴染みのサイズとビルドクオリティで操作性が詰め込まれている。高解像ミラーレスにおける最善で絶対的な選択肢では無いが、優れたカメラである。撮影するのが楽しく、編集するのが楽しくなるRAW画質だ。

α7R IVと比べて:α7R IVはより高解像で像面位相差AF、良好なバッテリー、そしてコンパクトなカメラだ。防塵防滴仕様は改善しているそうだが、パナソニックS1Rのほうがより頑丈に感じる。さらに操作性やメニュー画面の日常的な操作はパナソニックのほうが良好な応答性とメニュー構成である。レンズラインアップはソニーのほうが遥かに揃っている。

Nikon Z 7と比べて:似たような高解像センサーを搭載しており、最高ISO感度までより良好に機能する。パナソニックと比べてロックオンAFの手順が面倒だ。S1Rより小型軽量ながら頑丈なビルドクオリティである。

LUMIX S1Rは高解像センサーに加えて、熟考した操作体系とエルゴノミクスを備え、競争力のある動画画質を実装した頑丈なフルサイズミラーレスである。残念ながら、高価な価格設定の割に連写速度が遅く、オートフォーカス性能で後塵を拝している。しかし、使い勝手が良好の高解像プロ用カメラとしては一考の価値がある。

ePHOTOzine

サイズは大きいが使いやすいカメラ

  • 手に取った際に最も顕著な点はカメラのサイズと重量だ。フルサイズ一眼カメラD850よりも重く、バッテリーとSDカード込みで1016gとなる。
  • サイズは大きいが、快適なグリップで優れた操作性を実現している。
  • マグネシウム合金ボディでとてもしっかりとした作りのカメラだ。
  • オートフォーカスの顔・瞳検出は良好に動作するが、近接する動体撮影では被写体を見失いやすい。
  • メニューシステムは明瞭で使いやすい。
  • 色再現や肌調はとても良好だ。
  • 露出やダイナミックレンジはとても優れており、露出補正の必要性はほとんど無い。
  • ISO感度ノイズはISO6400から見え始め、ISO12800で細部のディテールが若干損失する。ISO25600でさらに低下するものの、まだ快適に使える画質だ。ISO51200ではディテールの低下に加えて彩度が低下し、ISO102400ではさらにディテールと彩度が低下するのでおススメしない。最高感度の204800は避けるべきだろう。
  • 他社と感度ノイズを比較すると、裏面照射型センサーを使用しているZ6やα7 IIIはISO 25600でより良好なノイズ耐性を示す。EOS RPと比べるとS1のほうが明らかにシャープだがノイズレベルに違いは見られない。
  • 動画の画質は優れており、ディテールは十分だ。手ぶれ補正は初期設定でも良好に動作する。

一眼レフより大きなカメラボディだが、優れたエルゴノミクスに使いやすいコントロールレイアウトや快適なグリップを備えている。ノイズ耐性はZ6やα7 IIIと同等では無いものの、悪い結果では無く、むしろとても良好だ。そして見事な画質と色再現性である。大きなカメラではあるが、このようなカメラを好む人たちもいるはずだ。

長所:2400万画素フルサイズ・96万画素ハイレゾショット・4K 60p/30p・メニューシステム・ボディ内手ぶれ補正・SD+XQDカードスロット・防塵防滴・USB給電/充電・動画無制限録画・Lマウントアライアンス

短所:サイズ・価格・C4K非対応・CDが付属しない・バッテリーライフ

DxOMark S1R

高画素だけど低ノイズ

総合 色深度 DR 低照度ISO
LUMIX S1R 100 26.4 14.1 3525
X1D-50c 102 26.2 14.8 4489
PENTAX 645Z 101 26.0 14.7 4505
Nikon D850 100 26.4 14.8 2660
α7R III 100 26.0 14.7 3523
Nikon Z 7 99 26.3 14.6 2668
  • S1RはDxOMarkスコア100を達成する、我々のデータベース上で最も優れたセンサーの一つだ。主な強みは色深度(26.4bit)でこれはフルサイズで2番目に良好な結果だ。このサブスコアは最高のDxOスコアを叩き出したHasselblad X1D-50cよりも僅かに良好な結果である。14.1EVのダイナミックレンジはとても良好だが、ライバルの14.7~14.8EVには及ばない。
  • 高解像センサーだが、優れた色深度とダイナミックレンジ、そしてISO3525の低照度スコアを併せ持っている。スタジオ、建築物、風景、ポートレートなどでとても魅力的な選択肢だ。
  • パナソニックの4730万画素センサーは既存の4240万画素、4570万画素センサーに匹敵する高解像モデルである。パフォーマンスは同程度だが、ISO感度別では僅かな違いが見られる。
  • 色深度はZ 7やD850と非常に近いスコアとなり、645ZやX1D-50cなど中判センサーよりも良好だ。低照度ISOはニコンよりも優れており、ソニーと同程度となっている。ただし、ダイナミックレンジはソニーやニコンと完全に一致する性能では無い。
  • 色深度はISO100からISO25600までZ 7やα7R IIIを凌駕している。
  • ダイナミックレンジは競合と比べて1段程度差が開いている。
  • 低照度ISO性能は大部分がソニーα7R IIIと同程度だ。

LUMIX S1Rは新型4730万画素高解像センサーを搭載してα7R IIIやZ 7に挑むモデルとなった。そして全体的に同等のパフォーマンスを得られるカメラだ。

高解像で低ノイズ、そして並外れた色深度を兼ね備えたLUMIX S1Rはシビアなスタジオカメラマンにとって魅力的な選択肢となるだろう。また、風景・インテリア・ウェディングなどにも利用できる。競争力のある価格設定は堅実なオールラウンダーなカメラを探してるアマチュアにも訴求力がある。

Mobile01

  • S1とS1Rの主な違いはセンサーで、外観やハードウェアの仕様はほぼ同じだ。
  • マグネシウム合金製のダイキャストフレームはGH5と同様に防塵防滴仕様で-10度までの耐寒に対応している。
  • ボディ+24-105mmの組み合わせは一眼レフのEOS 5D Mark IV+EF24-105mm F4L IS II USMよりも僅かに重い。LUMIX S1Rのコンセプトを考慮すると許容されるだろう。
  • ヨーロッパやアメリカの人々は一般的なミラーレスカメラではグリップが少し小さい。大きなグリップはS1Rのメリットの一つと言えるだろう。それにS1R並の防塵防滴仕様を備えたカメラは少ないはずだ。
  • S1RとG9の類似点は多く、左肩のデュアルダイヤルや右肩のステータスLCD、ファンクションボタンなどが似通っている。
  • シャッターの感触はS1RとS1のどちらも同じだ。ディレイは短くシャッター音はとても小さい。そして1/16000秒の電子シャッターに対応している。
  • Z 7・EOS R・SLなどステータスLCDを搭載するカメラが増えて来ている。個人的にはハイアマチュアには必要なものだと思っている。ファインダーで情報を確認することも出来るが、電子ファインダーをずっと覗いて目の負担を増やすこととなる。
  • ライトボタンを押すと「再生」「Q.menu」「削除」「DISP」ボタンが点灯する。蛍や天体撮影のような環境で便利な機能だ。さらに背面モニターを赤色表示に切り替えて目の負担を少なくし、蛍への刺激を少なくすることが出来る。
  • 576万ドット。0.78倍のOLED電子ファインダーはディテールが豊かで風景撮影では本当に役に立つ。LUMIX S1も同じ仕様のファインダーが搭載されているのは言及すべき価値のあることだ。
  • RECボタンは親指で押しにくい配置となっているため慣れるまで時間がかかるかもしれない。
  • フォーカスモードレバーの配置は従来と同じだが簡単操作となっている。その分誤操作が多いのは欠点だ。モードレバー中央のボタンを連続して押すことによりフォーカスモードを直感的に切り替えることが出来るのはお気に入りの操作性だ。
  • フォーカスレバーは中程度のサイズで8方向の操作に対応している。フレーム移動速度は「標準」「速い」の2種類が用意されている。
  • 製造国は中国だ。
  • ハイレゾモードはボディ内手ぶれ補正を利用して撮影した8枚の画像から最大1億8700万画素(S1R)の静止画を生成する機能だ。S1では9600万画素の静止画となる。
  • 高感度ISO耐性はISO3200まで豊富なディテールが維持され、ISO6400~12800でも保たれている。LUMIX S1と比べて劣っている訳では無いが同程度でもない。
  • 30秒の長秒露光では明部・暗部ともにノイズは見られなかった。
  • 実写で5段アンダーから復元すると色ノイズが目に付き、3段オーバーから復元すると白飛びが発生した。
  • 24-105mmで手ぶれ補正をオンにした24mm 2.5秒の露光で成功率は50%だ。手ぶれ補正をオフにすると成功率は完璧にゼロとなる。
  • 24-105mmで手ぶれ補正をオンにした105mm 1/1.6秒の遠景露光で成功率は100%だ。手ぶれ補正をオフにすると成功率は完璧にゼロとなる。
  • 24-105mmで手ぶれ補正をオンにした105mm 1/1.6秒の接写(1m)露光で成功率は30%だ。手ぶれ補正をオフにすると成功率は完璧にゼロとなる。
  • AFCはまだ理想的では無いものの、AFSは0.08秒と問題ない速度だ。
  • 「f/1.4 1/10秒 ISO25600」となるような低照度の環境でも適切にオートフォーカスが動作する。
  • 自足50kmに固定したバイクにAFCで6コマ秒連写を試したところ、成功率はわずか1~2%だった。光量が足りずシャッタースピードが1/800秒までしか上げることが出来なかったが、被写体ブレでは無くピントが合っていない。
  • 歩行者を人物検出モードでAFC+連写で撮影したところ、バイクより成功率は遥かに高かった。ソニーほどでは無いが十分過ぎる。人物が回転しても問題なく追従しており信頼性のあるパフォーマンスだ。
  • 動物検出機能を使うとフォーカススピードと連写速度が大きく低下する。
  • 4K 60pはEOS-1D X Mark IIが業界初となり、S1・S1Rが次いで対応したモデルとなる。特にLUMIX S1の価格帯では魅力的で価値が高い。

S1Rの頑丈でプロフェッショナルなボディ、豊かなボタン配置、ダイヤル、レバー、優れたグリップは競合モデルを圧倒している。低照度でのAFSはS1Rの強みとなるだろう。

AFC性能は高速移動する被写体を追いかけなければ一般的な記録用途では十分だと思われる。連写速度は6コマ秒と遅いが、6Kフォトモードを利用すれば秒間30コマの1800万画素で補うことが可能だ。

最大の強みはローパスフィルターレス4730万画素の高解像センサーを搭載していることだ。ハイレゾモードで187MPのRAWファイルも生成でき、スタジオ・建築物・風景などに適している。高感度のノイズ耐性も優れており、ISO3200でも実用的な画質を維持しているのには驚いた。

そして、Dual I.S 2が適用された手ぶれ補正はソニーやニコンと比べて明らかに効き目が良い。

長所:マグネシウム合金・防塵防滴・豊富な操作部材・プロ向け操作・ステータスLCDやイルミネーションボタン・3Wayチルトモニタ・トップクラスのOLEDファインダー・4730万画素ローパスフィルタレス・ISO6400~12800でも依然として使える画質のノイズ耐性・ハイレゾモード・AFSスピードと低照度AF性能・人体検出・動物検出・SD/XQDのデュアルスロット・4K 60pとFHD 180fpsを兼ね備えた唯一のフルサイズカメラ・USB-C端子による充電対応

短所:バッテリーライフ・AFC性能・AFC時の連写性能・価格

Lesnumerique S1 vs α7 III

  • LUMIX S1は1000gと大台に乗る重量である一方、α7 IIIは650gと軽量かつ比較的コンパクトだ。しかし、エルゴノミクスはLUMIX S1のほうが優れている。α7 IIIは小型化の割を食ってエルゴノミクスが犠牲となっている。
  • ファインダーはLUMIX S1の高解像で像倍率の高いOLEDファインダーがα7 IIIを圧倒している。
  • α7 IIIのエルゴノミクスは間違いなくハイアマチュアも納得できるようになっている。チルトモニタにジョイスティック、デュアルカードスロット、USB-C、カスタマイズなど。
  • LUMIX S1はα7 IIIのエルゴノミクスに加えて、XQDスロットや上部ステータスLCD、3Wayチルト、バックライト付きボタン、そして豊富なカスタマイズボタンを備えている。
  • グリップに関してLUMIX S1は批判すべき点が何もない。
  • 起動時間はLUMIX S1のほうが優れているが、低照度におけるAF性能はα7 IIIが有利だ。
  • 連写速度は特に追従時にα7 IIIが10fps、S1が6fpsと差が大きい。
  • 高感度ISOはα7 IIIよりS1のほうがディテールが豊富で滑らかだ。明らかに優れている。描写の違いはISO1600から顕著となる。
  • LUMIX S1はフルサイズミラーレスで4K 60pの境地を切り開いた。さらにFHD 180fpsのスローモーション動画にも対応している。
  • α7 IIIにはS-logガンマやプロキシ動画の利点が存在するものの、パナソニックはS1にV-logを追加し、4:2:2 10bitの内部記録を可能とする予定になっている(有償)。

全てのカメラと模範となるようなカメラグリップに豊富なカスタマイズボタンはそれだけでα7 IIIを圧倒するだけの価値を持っている。加えて、多くの比較ポイントでLUMIX S1はより優れたパフォーマンスを発揮している。

ePHOTOzine S1R

  • Nikon D850のような一眼レフよりも重い1016gのカメラボディである。しかし、このボディサイズのおかげで快適なグリップを備えている。
  • ビルドクオリティはとても良好だ。マグネシウム合金製のカメラボディは手に取るとしっかりとした感触が伝わってくる。
  • レリーズボタンはとても軽い力で操作することができる。一方で誤ってレリーズしてしまうのも簡単だ。
  • 人体認識や顔・瞳検出は良好に動作している。ポートレートで高い成功率に加えて色再現、肌の色合いはこれまでになく良好に見える。
  • メニューシステムは明瞭で使いやすいデザインだ。従来からさらに改善されており、より素早く設定項目にアクセスできる。
  • 露出やダイナミックレンジはとても優れている。
  • キットレンズの24-105mmは望遠側で少しソフトになるが、とてもシャープなレンズなので解像性能が少し高すぎると感じる人もいるはずだ。
  • ISO1600でノイズが混じりはじめ、ISO3200でディテールに若干の低下が見られる。ISO6400でも画質は維持されているが、ISO12800でワンランクのディテール低下が見られる。しかし、依然として彩度は良好だ。ISO25600で彩度が低下するためあまりおススメしない。ISO51200はノイズレベルが高く、低彩度、低解像となるので避けるべきだろう。
  • 裏面照射型のα7R IIIやZ 7はISO 25600で遥かに優れた彩度を保持してより低ノイズだ。
  • ハイレゾモードは8枚合成でファイルサイズは330MBにもなる。JPEGに変換するためにはパソコンで処理する必要がある。結果はとても良好でこれ以上の画質となるとハッセルブラッドのH6D-400cの4億画素マルチショットくらいではないだろうか。多くの人にとって必要以上の画質ではあるが、必要な人にとって1億画素の中判センサーカメラを買う必要があった画質である。
  • 4K UHDは1.09倍のわずかなクロップが発生する。画質は優れておりディテールは十分良好だ。

最大の欠点はボディサイズと重量だが、人によっては長所と感じる場合もあるだろう。LUMIX S1Rは優れた画質と動画、操作性、防塵防滴、スピード性を兼ね備えたフルサイズミラーレスである。

長所:4700万画素・1億8700万画素ハイレゾモード・高画質な4K 60p・更新され使いやすいメニューシステム・ボディ内手ぶれ補正・SD/XQDスロット・防塵防滴・USB充電と給電・無制限録画・Lマウントアライアンス

短所:サイズ・価格・Cine4K無し・バッテリーライフが短い

Phototrend S1

  • ミラーレスのはずだが、重く塊感のあるカメラだ。手に取っただけでLUMIX Sシリーズだと分るだろう。
  • 重量はオリンパスのOM-D E-M1Xよりも重い1020gだ。24-105mm F4と組み合わせると1.7Kgとなる。
  • ソニーから始まったフルサイズミラーレスは、後続のキヤノン・ニコンが良好なエルゴノミクスのためにボディサイズを大きくし、最後発となるパナソニックはさらに並外れたエルゴノミクスを携えて大きなボディサイズで登場した。確かに妥協なきフルサイズだ。
  • 576万ドットのOLEDファインダーは最大で120fpsのリフレッシュレートを備え、0.005秒の遅延で表示される。加えて21mmのアイポイントと0.78倍の像倍率を持つファインダー像は本当に快適で楽しめるものだ。両側にはモニターとの切替ボタンと倍率変更ボタンが配置されている。
  • 電源スイッチは奇妙な配置となっているが、誤操作することはまずなかった。
  • XQDスロットは当然ながらCFexpressに対応している。
  • パナソニックはバリアングルモニタでは無く、最も堅牢な3Wayチルト式を選択したようだ。
  • マイクロフォーサーズと同じくDFD技術を用いたコントラスト検出方式のAFシステムだ。しかし、全体的に応答性は良く遅延は感じられない。70-200mmと組み合わせるとAFの応答性が若干遅くなったが、パナソニックによるとファームウェアの問題であるため発売までに改善すると述べている。
  • AI技術を用いた人体認識AFはとても良好だ。

パーフェクトなカメラボディだが唯一の問題はカメラとレンズが重いことだ。一眼レフの堅牢性を踏襲しているが、α7・APS-Cミラーレスやマイクロフォーサーズユーザーが乗り換える際はしっかり手に取って確認するべきポイントである。

Lesnumerique S1R

  • 一眼レフのクイックリターンミラーを搭載していないにも関わらず、S1Rはとても大きく重いボディだ。しかし、とても大きく良好なカメラグリップを備えている。
  • S PRO 50mm F/1.4を装着すると約2Kgとなる。
  • 他のLUMIXと同様にカスタマイズが豊富で設定は簡単だ。最初にカスタマイズで時間をかけることによって理想的な操作性を手に入れることが出来るだろう。
  • ファインダーは高解像で120fpsの滑らかなリフレッシュレートを備えている。しかし、非常に暗い環境では速度が低下して不快な像となる。
  • 背面モニタは従来のバリアングルモニタでは無く3軸チルト機構を備えており、とても頑丈に見える。
  • タッチ操作はとても直感的で滑らかだ。
  • バッテリー容量は3050mAhと見事だが、撮影枚数は少ない。撮影枚数を伸ばす場合は省電力モードが効果的だ。スリープからの復帰が速いのでおススメである。
  • メディアはXQDとSD UHS-IIのデュアルスロットだ。書き込み中にアクセサリドアを開くと警告音が発生する。
  • Dual.I.Sの手ぶれ補正はとても効果的だ。4700万画素は手ぶれ補正の要求水準が高いにも関わらず、3段分の補正効果は100%の成功率だ。4段でも60%と4700万画素としてはみごとな結果である。それ以上では安定しないが、1秒でも実用的なカットを撮影することが可能だった。
  • レスポンス
    ・起動時間:1.05秒
    ・広角フォーカス速度:0.13秒
    ・遠景フォーカス速度:0.20秒
    ・低照度フォーカス速度:0.62秒
    ・書き込み時間 JPEG:0.19秒
    ・書き込み時間 RAW:0.16秒
  • DFD技術のコントラストAFはとても良好だ。特に人体・顔・動物の検出はとても高速で、追従性能は見事なものだ。
  • AF-Cでは僅かなちらつき(ピントが小刻みに前後する動作)が発生し、低照度ではその傾向が強まる。この状況ではα7R IIIよりもレスポンスが低く、EOS RPと同程度だ。
  • AF-Sの連写速度はRAWでもJPEGでも8.89fps、AF-Cでは6fpsまで低下する。
  • 明るい環境での人体認識を使った追従連写は良好だ。約70%の成功率が得られた。
  • 高感度画質は未処理のISO6400でもそれほど問題は無く、ISO12800でも(後処理せずに)実用的な画質だ。α7R IIIと同じくらい良好で、Z 7よりも優れている。
  • 残念なことに我々がダイナミックレンジ判定用に使っているソフトウェアとRAWの互換性が無い。そこでSilkypixを使ってハイライトとシャドーの復元力を確認してみた。Silkypixの効率が悪いのか、1.3EVオーバーのエリアを復元することが出来なかった。Adobe LightroomやRawTherapeeが対応し次第この項目を再確認したい。
  • 動画の画質はドットバイドットよりAPS-Cモードが良好だ。α7R IIIやZ 7との違いは僅かだが、Z 7がよりシャープだ。しかし、Z 7はモアレが目立っている。S1Rは少しソフトでシャープさが劣っているものの、バランスが取れている。
  • 動画撮影におけるオートフォーカスのレスポンスは良好だ。滑らかさを維持しつつ良好に動作する。
  • ローリングシャッターの影響は限られており、上手く抑えられている。

長所:良好なグリップ・防塵防滴・高度なカスタマイズ・ISO12800までの優れたノイズ耐性・手ぶれ補正・1億8700万画素ハイレゾモード・人体認識・明かるい環境でのAF・最高の電子ファインダー・遠隔操作性・タッチ式チルトモニタ・4K UHD 60/50p・1/16000秒電子シャッター

短所:サイズ・重量・4K編集に向いたコーデックが無い・Log機能が無い・HLG機能が無い・C-AFで6fps・低照度で低下するAF・低照度におけるファインダー像・今のところレンズが高価

大きく重いカメラだが、フルサイズ一眼レフのフォトグラファーが乗り換える理由は数多くある。

Richard Wong

  • マグネシウム合金のボディはとても頑丈でしっかりとしている。遠くから見るとG9と見間違えるが、プロフェッショナル向けのカメラボディはフルサイズミラーレスの中で最も大きい。
  • ボタンやダイヤルは密集しておらず、ほとんどがカスタマイズ可能である。
  • 幾つかのボタンはバックライト付きのため暗闇でもボタンを素早く識別可能だ。便利な機能にも関わらず、多くのカメラはこの機能を実装していない。ただし、全てのボタンがバックライトに対応している訳では無い。
  • AFジョイスティックは8方向に対応している。
  • ISO/WB/露出補正ボタンは「押している間」「押してからmode1/2」に対応している。
  • 手振れ補正はシャッターボタンを半押しした段階で動作する方式か、常に有効にするかの2択だ。前者はバッテリーの損耗を抑えてくれるだろう。
  • バッテリーはパーセンテージで表示できる。
  • 以上のカスタマイズは他のカメラブランドから乗り換える際に素晴らしいものとなる。パナソニックの操作方式を強制するのではなく、カスタマイズで好みの操作性とワークフローを実現可能だ。
  • 他のカメラもそうだが、露出補正ボタンが右端にあると押し辛い。多くの人はホワイトバランスボタンより露出補正ボタンを多用するはずであり、機能を入れ替えるべきだと感じる。
  • メニューシステムはハイエンドマイクロフォーサーズに基づいたデザインだがリニューアルされている。全体的に良好で、以前よりも早く設定項目を見つけることができる。しかし、いくつかの設定項目は少し時間がかかる。
  • ファインダーの解像度は約600万ドットで遅延はわずか5ミリ秒だ。このカメラを使う前はニコンZ 6・Z 7が最高だと思っていたが、全体的により優れている。とてもシャープで120fpsのリフレッシュレートも可能だ。ファインダー倍率を落とすことで眼鏡を装着したままでも見やすい。このクオリティに慣れてしまうと、他のファインダーを使うのが苦痛となってくる(α7 IIIのEVFを覗くと恐ろしい程に低解像に見える)。
  • 背面モニタは3軸チルト式だ。ネット上で動画撮影にバリアングルが適していると議論されているのは知っているが、S1R・S1は動画撮影用にはデザインされていない。もし動画指向のカメラが登場するとしたらS1VかS1Hとなるのではないだろうか。
  • 他のLUMIXと同様にタッチパッドAFに対応している。タッチパッドの誤操作を防ぎたい場合にロックスイッチを利用すると良いだろう。
  • オートフォーカスは従来通り、DFDコントラストAFシステムだ。ディープラーニングを活用した被写体認識機能は人体のみならず、動物も検出するようになった。結果はかなり良好だ。
  • AFSのパフォーマンスはG9とよく似ている。G9は静物を撮影する時のパフォーマンスは私が今まで使った中で最も速いシステムだったのでこれは間違いなく悪い話ではない。
  • -6EVの低照度AFはとても暗い状況でもピントを合わせる事が可能だ。ただし、競合他社と比べて優れているかと言うと疑問が残る。
  • AFCは成功率100%の時もあれば50%近くまで低下することもある。全体的にとても使いやすいとは思うが、信頼できるものではない。
  • 動画撮影におけるAFCは許容範囲内だが、市場で最高のカメラほど高速には動作しない。プリプロダクションモデルのファームウェアでは被写体をとても正確に信頼できる追従性能を発揮するが、フォーカス速度自体は少し遅いので素早い動きには対応しきれない。ただし、動作はとても滑らかだ。フルサイズセンサーは被写界深度が浅く、オートフォーカスの精度と速度は改善が必要だ。この点は最終的にファームウェアで改善することを期待したい。
  • 手振れ補正を実際にテストしたところ、24-105mmの50mmで4~5段だ。50mm F1.4(ボディのみ)と比べると半段良好である。動画撮影時は特に良好で、Nikon Z 6と比べると遥かに滑らかで効果的だ。ただし、GH5のシステムと比べるとはるかに重く、たった1~2分で手が震え始める。
  • キヤノンやニコンと違いデュアルカードスロットだ。個人的にはどちらも同じ種類のメディアスロットを用意して欲しかった。
  • バッファは4700万画素のS1Rでも9fps連写でRAW40+コマ、S1は90+コマと素晴らしい。バッファが詰まったとしてもXQDで高速クリアが可能だ。
  • 新型バッテリー「DMW-BLJ31」は7.2V 3100mAhの容量を持ち、通常400コマ、低消費電力で1100コマの撮影が可能だ。これまでのところ、1つのバッテリーで半日以上のヘビーな撮影に簡単に耐えることが判明している。2個バッテリーを用意すれば1日の撮影に十分耐えうるはずだ。これは結婚式やいくつかのイベントで実際に使ってみてレビューを更新予定である。
  • USB給電と充電に対応しており、バッテリーグリップにバッテリーをさらに一つ入れておけば両方とも充電が可能だ。

海外の解説・インタビュー

DPReview LUMIX Sについて知っておくべきこと

  • ライカSLマウントにおける2機種目、3機種目となるフルサイズミラーレスである。強力なオールラウンダーとなるLUMIX S1と、高解像フラッグシップとなるLUMIX S1Rだ。
  • エルゴノミクス・外観は全く同じ。プロフェッショナルとハイアマチュアの用途を考慮して一眼レフのようなデザインだ。とても大きく分厚いボディにボタン・スイッチ・ダイヤルが散りばめられている。
  • どちらもマグネシウム合金製で防塵防滴に加え-10度までの動作温度を保証している。我々はGH5と同程度の厳しい耐候性能が確保されていると考えている。
  • 縦位置グリップはS1と同じくらいの耐候性を持ち、ハイクオリティな作りだ。
  • プロフェッショナルフォトグラファーからのフィードバックがカメラ設計における重要な要素と強調している。
  • なんとデュアルスロットだ!UHS-II/V90対応のSDカードと将来的にCFexpressと互換性のあるXQDカードスロットを備えている。カード書き込み中にアクセサリードアを開くと、カードロック機能により警告音が発生する。
  • 大きなカメラグリップには適度な大きさのバッテリーが格納されている。S1/S1Rとで撮影枚数が異なり、さらにEVF/LCDのどちらを使うかでまた違いが発生する。「省電力」モードでは最大1100コマまで増加。一般的な撮影ではバッテリー容量を考慮するとより多くの撮影枚数に対応していると予想される。
  • S1/S1Rの大きな違いはイメージセンサーだ。S1は2400万画素で最大ISO感度204,800の高感度性能を持ち、S1Rは4700万画素と高解像だが、最大ISO感度は51,200だ。
  • どちらもローパスフィルターレス仕様で優れたシャープネスが保証されている。
  • どちらもボディ内手振れ補正を実装している。
  • どちらのセンサーも裏面照射型CMOSセンサーではない点は特筆すべき項目だ。つまりソニー・ニコンのデジタル一眼レフカメラやミラーレスで見られるイメージセンサーの変種では無いと言うことだ。(訳注:例えばD850、α7R III・α7R II、Nikon Z 7やα7 III、Nikon Z 6と言った組み合わせ)
  • 他社とは異なるセンサーが像面位相差AF非搭載のメリット(ストライピングやバンディングが発生しない)こと以外で何を意味するのかはまだ正確には不明だ。
  • 競合他社が採用している像面位相差AFシステムでは無く、独自に確立したDFDコントラストAFシステムを採用している。どちらも同じ225点オートフォーカスで、プロセッサーの処理が重要となってくるためAFパフォーマンスに違いは無い。ただし、高解像なS1Rはミスショットが目立ちやすい可能性がある。
  • 電源スイッチはG9やGH5のようなシャッターボタン同軸では無くなり、ステータスLCの横に移動した。誤操作は少なくなるが、素早く入り切りは出来なくなった。
  • 世界最高の解像度と述べられた576万ドットOLEDファインダーを備えている。使ってみると確かに見事なファインダーだ。解像度だけでは無く、最大0.78倍のファインダー倍率を持ち、3群5枚と複雑な光学系だ。
  • 8方向AFジョイスティックはとても心地よい操作性だが、中央の4方向ボタンはグローブを装着したまま使うには小さく浅すぎる。
  • 背面モニターは3軸チルト機構だ。この設計は厳しい撮影条件に耐えられるものとなっている。さらに「ナイトモード」の実装で暗い環境において目の疲れや眩しさを低減させることが可能だ。モニターはRGBに加えて白画素が入っており、明るい場所での視認性を向上させ、バッテリーの損耗を抑えることが可能だ。
  • イメージセンサー以外で両機の大きな違いは動画仕様だ。特にS1は本格的な動画仕様となっている。
  • S1はUHD/30pをフルサイズ画角で撮影することができ、さらに録画制限はない。UHD/60pもAPS-Cクロップ領域で30分の撮影が可能だ。全て4:2:0 8bitの内部記録、4:2:2 8bitとして外部出力できる。30pはHLGモードで4:2:0 10bitのハイダイナミックレンジ映像として内部記録が可能だ。
  • S1は有料アップグレードで30/25/24pの4:2:2 10bit内部記録と外部出力、そしてV-logガンマ機能(GHシリーズのV-log Lではない)を利用できるようになる。
  • S1Rは1.09倍クロップでUHD/60p・30pを撮影可能だ。しかし、これはディテールが低下する可能性が高いピクセルビニングである。また、S1RにはHLGやアップグレードキーが用意されておらず、UHD/30pは30分の録画制限、UHD/60pは10分の録画制限だ。
  • どちらもUSB経由での給電・充電に対応している。
  • LUMIX DC-S1とS1Rはどちらも4月にそれぞれ2499ドル・3699ドルで発売される。S1用アップグレードキーはその後に発売されるが、価格はまだ未定だ。

DPReview ポイント解説

ポイント

  • パナソニックは新設計のフルサイズセンサーを使用していると述べている。特にS1Rは非球面マイクロレンズで効果的に光を取り込み、深いフォトダイオードでSN比を最大化するように設計している。これはソニーやニコンの裏面照射型センサーとは一線を画す設計だ。
  • 解像度を優先してどちらもローパスフィルターレス仕様である。ゴーストやフレアを低減する反射防止コーティングを持たず、撮像データは全て最新のヴィーナスエンジンによって処理される。
  • S1の常用感度はISO100-51200で、ISO50-204800まで拡張可能だ。S1Rの常用感度は100-25600で拡張感度は50-51200だ。どちらも14bitRAw出力に対応している。
  • オートフォーカスは従来通りDFDテクノロジーを使ったコントラストAFだが、より高度な処理能力は毎秒480秒と倍増している。
  • 被写体認識のAFアルゴリズムは人体のみならず、新たに猫、犬、鳥に対応した。
  • AF追従モードが追加されている。(ニコン一眼レフの3DトラッキングやオリンパスのC-AF+TRのようなモード)
  • HSPファイル形式のHLG写真を撮影可能。現時点でHSPファイルを編集できるソフト環は存在しないが、8.5EVのダイナミックレンジであるJPEGの限界を超えることが可能だ。
  • どちらもハイレゾモードに対応しており、S1は96MP、S1Rは187MP出力に対応している。RAW出力で直接のJPEG出力には対応していない。
  • Nikon Z 6が対応予定の動画RAW出力には対応していないが、4K 60pを可能とする唯一のシリーズだ。ただし、S1はV-logを使用するには追加料金が必要である。
  • S1RはLogに対応していないため動画仕様はやや弱い。

ボディ

  • 1Kg以上と他のフルサイズミラーレスよりもかなり重い。嵩張るがとても良くできたカメラだ。
  • ファインダーは業界最高の576万ドットOLEDを使用している。競合他社より25%高解像なものだ。リフレッシュレートは60/120fpsに対応しており、最も現実的な電子ファインダーとなるはずだ。
  • ファインダーから目を離すと数秒でスリープモードに入るように設定することが出来る。パナソニックによると電池寿命は3倍以上となる。
  • 大型アイカップは取り外すために回転させる必要があるため紛失のリスクが無くなっている。
  • ジョイスティックは従来の4方向から8方向となっている。
  • メディアスロットはXQDとSD UHS-II対応の2スロットだ。書き込み中にドアを開けると警告音がなるようになっている。
  • どちらもDMW-BLJ31バッテリーを使用する。ソニーZタイプより40%多い容量にも関わらず、撮影枚数は400枚だ。USB充電や給電に対応している。

操作性

  • メニューはQ.menuを含めて改良されている。タブ表示が分かりやすいアイコン化した。
  • 手振れ補正の効果を視覚的に確認できるインジケーターが追加された。
  • カスタマイズは全ての機能リストから選ぶ必要がなくなり簡単となった。

動画

  • S1はS1Rより安価だが、より優れた動画仕様だ。さらに強力とする有料アップグレードもある。
  • 4K 30pでカードいっぱいまで撮影可能だが、50pと60pでは30分の制限が発生する。
  • 4K 30pは全画素読み出しのため画角はクロップされない。
  • 購入してすぐLogを使うことは出来ないが、ハイブリッドログガンマモードは利用することが可能だ。
  • S1はAPS-C領域で最大180fpsの1080動画を撮影可能だ。30pフッテージとして1/6倍で出力できる。GHのような可変フレームレートではない。
  • フォーカスバイワイヤ式のフォーカスリングだが、リニアな操作感に設定可能だ。90度から360度まで変更できる。
  • アップグレードキーを購入することで、V-logと4K・FHDにおける4:2:2 10bit撮影が解除される。

DPREVIEW Lマウントアライアンス インタビュー

  • Lマウントアライアンス発表してからLマウントについて他企業からのアプローチはあったか?
    ・Leica:発表からまだ時間が経っておらず、今のところは無い。パナソニックとは2001年から、シグマとは3年前からパートナーシップを発展させてきた。
  • 異なる3つの会社と3つの背景を持ってどのようにLマウントアライアンスを織りなすのか?
    ・Leica:全ての製品がスムーズかつシームレスに動作するように定期的に会議を実施しスタンダードを最新に保つ。パナソニックとは長年に渡り開発レベルでとても密接な関係を築いてきた。何もこれはLマウントアライアンスに始まったことでは無い。
    ・Sigma:フォーサーズ・マイクロフォーサーズシステムの開発でパナソニックとは協力してきた。
  • 新製品はLマウント規格で共有されているのか?
    ・Sigma:同じプラットフォームを使用して製品開発をするが、3社はそれぞれ独立して取り組んでいる。そして我々は新製品に関する情報交換はしていない。各社は独自ロードマップで動いている。我々は独自の戦略と顧客を持つため、高品質な製品を適切な価格で市場に投入するだろう。
    ・Leica:Androidと少し似ている、モバイルスタンダードだ。我々はそれぞれ独自製品を作ってはいるが、同じスタンダードを用いている。コラボレーションのためには3社が同水準の製品を作っていくことが必要だ。そして、それだけである。ライカはLマウントのライセンサーであり、シグマとパナソニックはライセンシーである。
    ・Panasonic:各社はそれぞれ独自の責任と義務を負っている。スタンダードを維持するのは本当に重要だ。
  • シグマとパナソニックはLマウントの何が魅力的だったのか?
    ・Sigma:Lマウントは技術的にとても優れた規格だ。幅広いマウント径と短いフランジバックについて技術的な欠点は何もない。当初はフルサイズミラーレスを独自に開発していたが、顧客にとってパートナーシップに参加するのが有益であると最終的な結論に至った。顧客はより多くのカメラとレンズを使うことができる。
    ・Panasonic:我々のカメラの購買層はおそらくプロフェッショナルでは無く、ハイアマチュアだ。ビデオカメラマンは映像制作のために高く評価してくれているが、まだ到達していない購買層が存在する。このため、Lマウントはトップエンドの購買層に挑戦するチャンスである。
  • 将来的にLマウント規格を成長させるための余地はどれほどか?
    ・Leica:機能性について、現状の規格で予想できる全てをカバーすると考えている。我々はこの規格が(近い将来までは)十分だと考えている。マウントは徹底的に開発され、フルサイズ用の最大かつ最速のレンズを作るのに十分なスペースを確保し、APS-Cカメラを作るためにできるだけコンパクトとなっている。これがLマウントの大きな利点だと思っている。フランジバックが少し長いのはプロ用ビデオカメラを作りたい時のメリットとなると思う(内蔵フィルターを組み込むためのスペースができる)。
  • シグマとパナソニックはLマウントのAPS-Cカメラ・レンズの開発を計画しているのか?
    ・Sigma:Yes。Lマウント用APS-Cレンズを開発する予定だが、主に目指すのはフルサイズだ。
    ・Panasonic:No。フルサイズセンサー用のLマウント製品のみ開発する。
  • 金銭的なやりとり、または合意に至る制約があるのか?
    ・Leica:それについてお話することは出来ないが、これはとても友好的な合意だ。
  • ライセンサとしてライカはシグマやパナソニックのLマウントレンズ設計に対して物言う立場を維持しているのか?
    ・Leica:Lマウント規格に関する全ての情報を提供しているがそれ以上のことは無い。全て、一部の関与は(反トラスト法により)禁止されている。
  • マイクロフォーサーズではパナソニックとオリンパスが時間と共に技術の隔たりがあると判明していった。Lマウントアライアンスではこのような問題を避けることが出来るか?
    ・Leica:我々はそのような状況を避けるために規格を定義し、技術の変更と更新に関する定期的な会議の場を持つ予定だ。
    ・Panasonic:これらの違いはおそらく結構のようなものだ。マイクロフォーサーズでの合意は同棲のようなものだったが、Lマウントアライアンスはもう少し高次元の義務が発生する。
  • Lマウントパートナーは
    ・Panasonic:少なくとも必要な情報はすべて交換する必要がある。顧客が二つのブランドに関するサービスを要求するような状況が発生した場合に対応する手段を見つける必要がある。例えば顧客がライカ製レンズとパナソニック製カメラをサービスセンターに持ち込む場合などだ。
    ・Leica:ライカは独自のビジネスモデルを持っており、経験に基づいて手を加えることは出来るだろう。しかし、それについてまだ議論はされていない。しかし、技術的共有するプラットフォームを作ることはこの業界にとって素晴らしい一歩だ。
    ・Sigma:2020年7月24日に東京オリンピックが始まる。我々はそこで多くのプロとアマチュアがLマウント製品を使っているのを見たいと思っている。そのためには世界中のプロフェッショナルに向けてサービスを提供する必要があり、どのように実施すべきか考え始めている。
  • それぞれ個別にセンサーを開発しているのか?
    ・Leica:アライアンスの立場から言うと、我々は全く別の会社であり、今後も部材の入手経路を明らかにするつもりはない。パナソニックやシグマも明らかにしないと考えている。
    ・Sigma:製品について、3社の間には明確なファイアウォールが存在する。しかし、製品間の互換性を維持するために技術会議に取り組むだろう。
  • シグマをパートナーに選んだ理由
    ・Leica:シグマは素晴らしい会社であり、家族経営だ。それは特定の決定においてとても効果的だ。

DPREVIEW ハンズオンレビュー

  • このカメラは今年のフォトキナで最も興味深い発表の一つである「Lマウントアライアンス」で先陣を切った製品だ。最初は動作しないモックを見たが、幸いにもVIPエリアでプロトタイプを触ることが出来た。
  • 電源を投入することは出来なかったので一般的な操作性とエルゴノミクスのみだが第一印象は良いカメラだ。
  • ミラーレスとしては特に大型カメラだが重すぎることは無い。24-105mmとのバランスは良好だ。大型で最適なグリップはプロの顧客からのフィードバックに基づいているという。
  • 伝統的な一眼レフのようなデザインだ。
  • 最終的なスペックはまだ確認できていないが、パナソニックS1Rのビューファインダーは「人間の視覚に匹敵する」完璧な光学ファインダーと述べている。
  • グリップの質感は暫定的なものらしい。最終的には偽革仕上がりとなる。
  • メディアカードスロットのドアには防塵防滴用ガスケットが施されている。パナソニック曰く厳し寒さ、暑さ、ウェットコンディションでもGH5SやGH5Sと競合するほどの仕様らしい。
  • バッテリーは入っていなかったが、バッテリーライフは新カメラにとって優先事項であると述べている。このためマイクロフォーサーズより大容量で新しいバッテリーとなる。
  • カメラフロントの2つあるFnボタンは形状が異なり識別が容易となっている。

optyczne フォトキナ2018 ハンズオンレビュー

  • これはプリプロダクションモデルのため仕上がりの質感については言及しない。しかしながら手に取った限りでは完璧なボディだ。とても大きな手の人でも指が余ることなくグリップ出来る。
  • 残念ながらS1Rは間違いなくコンパクトではない。カメラサイズは競合他社と異なり、ソニーα7 III・ニコン Z 6・キヤノンEOS Rよりはるかに大きい。
  • LUMIXの新しいフルサイズカメラはどのミラーレスよりも先進的なフルサイズ一眼レフ(D850や5D Mark IV)に近い。各所に一眼レフからの乗り換えを意識した作りが施されており、利便性を重視しているのは明らかだ。このため新しいボディには数多くの物理操作が存在している。
  • 大型ボディの側面にはフルサイズHDMI端子・USB-C端子・ヘッドホン端子・マイク端子・リモコン端子がそれぞれ存在する。
  • バッテリー室は大きく、大型バッテリーを使うことが可能だ。
  • 多くのユーザーがNikon Z 7やZ 6のシングルXQDカードについて不満を述べ、EOS RはシングルSDカードスロットで批判されている。しかしパナソニックはXQD+SDカードスロットと間違いのない選択肢を採用した。
  • プロデューサーは3軸チルトをカンファレンスで自慢していた。映像制作者にとって評価される構造ではないかもしれないが、上下チルトだけでなく側方へチルト可能だ。万人受けする稼働モニタの機構ではないが面白い提案だ。
  • カメラは起動することが出来ないのでモニタ画面やファインダー、メニュー、動作速度を言及することは出来ない。プロデューサーはすぐに開発を完了し、最終的なプロトタイプを我々に貸与してくれることを期待したい。

RDF ライカ プロダクトマネージャーへのLマウント インタビュー

  • ミラーレスの調査は2010年頃から開始した。
  • Mマウントはマウント径が小さく、電子制御用接点を配置するのが難しい。このためゼロからLマウントを開発した。
  • Lマウントは当初からフルサイズ用のオートフォーカスレンズに対応できるよう開発してきた。その一方でコンパクトなAPS-Cへの対応も考慮している。Lマウント初のカメラはAPS-Cだったが、元はフルサイズを念頭に置いた設計だ。
  • ソニーEマウントとは大きく異なる。彼らはAPS-CのNEXマウントとして開始したが、当初はフルサイズを念頭に置いていなかった。ライカLマウントはより柔軟性を持っている。
  • Sマウント(訳注:ライカのミドルフォーマット用マウント)から学んだ全てをLマウントに注ぎ込んでいる。
  • パナソニックからライカに近づき、ライカがSLシステムのビジネスにどのような影響が出るか議論し、その結果我々は前へ進むことを決定した。
  • ライカとパナソニックは多くのプロジェクトでシグマと関係を築き上げており、アライアンスにいい影響を及ぼすと判断した。
  • Lマウントアライアンス発表後にSLシステムへの関心は急速に増加している。
  • レンズはパナソニックやシグマと共同制作の可能性もある。ライカが光学部品を設計し、レンズはアライアンスの1社によって製造されるだろう。ライカが持ち合わせていない技術を使ったレンズの構築も可能だ。
  • Lマウント製品(公認)はLマウント仕様に準拠している必要がある。このため、ライカ以外のカメラでもライカレンズを快適に使うことができる。
  • LマウントアライアンスはライセンサとしてライカカメラAGと密接な関係となる提携だ。マイクロフォーサーズアライアンスとは異なる。
  • 現行パートナーがより多くのメンバーを追加し恩恵を受けることに同意するならば、将来的に追加パートナーが誕生するかもしれない。
  • Lマウントアライアンスではアダプターの互換性確保は必須事項ではない。しかし、LUMIX S1とライカM-Lアダプターの互換性は確保されていると期待している。ただし、レンズデータがカメラに認識されない可能性がある。
  • パナソニック用レンズには絞りリングやスイッチが備わっている。これに対応するためのライカSL用のファームウェアアップデートを公開するだろう。これは定期的に開催される規制委員会(3社の代表者で構成される)の結果となる。
  • 委員会ではパナソニックのプロ用動画機材の専門知識により、動画モードにおけるLマウントレンズのフォーカス動作を改善する方法について議論したりする。

DPREVIEW シグマインタビュー

  • Lマウントアライアンスについて
    ・正確な日付まで覚えていないが2、3年前にはFoveonテクノロジーを使用したフルサイズミラーレスカメラ製造を決めていた。独自ショートフランジバックのミラーレスシステムを開発し、実際のところ既に設計済みだった。正確なスペックは覚えていないが、フランジバックとマウント径はLマウントと同様だったと思う。
    ・その頃、パナソニックからアプローチがあり同時にライカにも声をかけ3社が集まった。これが2年前だったと思う。我々はLマウントシステム参加に同意し独自マウントの開発を中止した。
  • Lマウントの魅力
    ・バランスの良いマウントだ。フランジバックは短すぎず、直径はそれほど大きくない。直径が大きすぎるとカメラボディをコンパクトにするのが難しくなる。F2.8やF3.5-5.6ズームレンズのような暗いレンズを作る場合にもマウント径が邪魔をするだろう。
  • シグマのLマウントレンズについて
    ・エンジニアに確認する必要があるものの、おそらく来年の中頃に初めのLマウントレンズを発売する予定だ。
    ・ローンチ予定は既存設計のレンズと新規設計のレンズどちらもだ。我々は既に14本のソニーEマウント用レンズがあるため、Lマウント版を作成し来年に発売開始する。また、新しいLマウントレンズの発売も予定している。
  • キヤノンとニコンの新マウントについて
    ・新しい2つのマウントシステムについて大きな関心を寄せているが、今のところ計画はない。
  • キヤノンやニコンとのシグマレンズ互換性について
    ・将来的に新しいカメラとの互換性が無くなるリスクは否定できない。しかし、以前と異なりファームウェアを継続的に強化しており、軽微な問題でもUSB Dockからアップグレード可能である。
  • LUMIX S1Rについて
    ・フォトキナにおけるプレスカンファレンスで初めてカメラを確認した。新しいシステムの製品ロードマップについては情報を共有していない。これはコンプライアンスの問題だ。
  • SAマウントについて
    ・SAマウントカメラの製造と販売は継続するが、将来的にSAマウントカメラの開発はしていない。
    ・一眼レフ用レンズを製造している限り、SAマウントレンズは作り続ける。世界にはまだSAマウントカメラのユーザーがいるからだ。
  • マイクロフォーサーズについて
    ・マイクロフォーサーズの市場が縮小するかどうかは分からない。フォトキナではマイクロフォーサーズシステムを使っているジャーナリストが多くいた。個人的な意見としてはコンパクトさが必要な場合は素晴らしいシステムだ。
  • 今後シグマと他社の差別化について
    ・技術と向上に投資し、顧客とのコミュニケーションを向上させて他社と違ったものにしようとしている。他社と差別化できることは全てやるつもりだ。
    ・シグマには第2世代、第3世代の従業員もいる。彼らのノウハウや経験が大きな違いとなってくるだろう。レンズ製造は経験豊富な作業員がカギとなるアナログな技術だ。これが向上を移転したくなり理由である。工場を移転すると彼らを失うこととなる。
  • 40mm F1.4 Artについて
    ・40mmは動画撮影者に人気のある焦点距離だ。シネ市場に需要がある。そしてシグマユーザーからのリクエストもあった(DP2が40mm相当の画角)。
  • ミラーレスのシェアについて
    ・3~4年以内にミラーレスが一眼レフよりも遥かに大きな割合を占めると思っている。おそらく70%~30%
  • RFレンズとZレンズについて
    ・キヤノンのRFレンズについてとても感動した。50mm F1.2と28-70mm F2はとても感銘を受け、そして少し妬ましい。これはマウント径が大きく、ショートフランジバックだからこそ可能なものだ。さもなければこのようなレンズはとても困難か不可能だっただろう。レンズ構成の後部に大きなレンズを導入することで、大口径でも良好なパフォーマンスを実現しやすくなる。
  • ミラーレス用レンズのデジタル補正について
    ・数年前まで、我々はデジタル補正についてかなり否定的だった。しかし、最近はセンサーの解像性能が向上し、補正アルゴリズムは遥かに優れている。デジタル補正は良好な画質を実現するための良いツールだと思っている。だから我々はキヤノンEOS一眼レフのレンズ補正に対応し始めたのだ。しかし、頼り過ぎるのは得策とは思えない。
  • 開発の優先順序について
    ・需要に基づいている。しかし、SAマウントの需要がとても少なかったとしても自身のシステムについては優先する。今後はLマウントを優先することとなるだろう。
  • マウントの多様化について
    ・これは難しい課題だ。市場が過去と同じように成長するとは考えていないため、1マウントあたりのレンズ生産量は減少する。より多くの製品を生産する必要があるため、効率が低下し、最終的に生産コストが上がる可能性がある。多くの製品を効率よく製造するためのシステム構築が必要だ。
    ・工場の規模を継続的に拡大していく。現在は会津工場に別施設を計画中だが、問題は敷地を使い果たしそうなことだ。

過去速報履歴

  • 2019-04-02:デジカメwatchが外観レビューを掲載しています。
  • 2019-3-28:SIGMA マウントアダプターMC-21が4月19日に販売開始されるとのこと。(更新:予約販売が開始されました。)
  • 2019-03-24:KASYAPAが実写レビューを掲載、Flickr Groupに専用ページが作成されています。。
  • 2019-03-23:いよいよ発売日ですね。フォトヨドバシがさっそく実写レビューを掲載しています。
  • 2019-03-19:DPReviewが製品版ファームウェア版S1Rのサンプルギャラリーを公開しています。追記:LUMIX S1のサンプルギャラリーも更新されました。
  • 2019-03-15:LesnumeriqueがS1のレビューを掲載しています。
  • 2019-03-12:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
  • 2019-03-01:Lesnumeriqueがレビューを掲載しています。
  • 2019-02-21:IMAGING RESOURCEがcompetitorにS1RとS1のプリプロダクションモデルを登録しました。
  • 2019-02-18:Cinema 5DがS1の動画機能に関するレビューを掲載しています。
  • 2019-02-14:国内で正式発表されました。
  • 2019-02-13:14日より国内で予約販売が開始されると噂されています。
  • 2019-02-11:どうやらシグマもレンズをリリースしそうな気配がしてきました。
  • 2019-02-04:DPReviewがLUMIX S1のポイントを解説しています。
  • 2019-02-03:購入早見表にアイカップやバッテリーを追加しました。
  • 2019-02-02:ハイエンドミラーレス比較スタンダードミラーレス比較表をそれぞれ更新しました
  • 2019-02-01:パナソニックが海外でLUMIX Sシリーズを正式発表しました。現在情報収集中。
  • 2019-02-01:PDF形式のスペックシートがネット上に出回っていたのでスペック比較表を更新中です
  • 2019-01-31:仕様やレンズの情報が出始めたので下記「ブログ」に参照リンクを追加しました。
  • 2019-01-30:S1Rのハイレゾは187MP、70-200mmはF4ズームであると噂が飛び交っています。
  • 2019-01-29:1月31日にプレスイベント、2月1日にフルスペックの発表と予約販売開始が濃厚とのこと。いよいよですねえ
  • 2019-01-25:今月31日にフルスペックが発表されるかもしれないと噂情報が出回り始めています。
  • 2019-01-15:L-rumorsが「1月30日付近で大きな発表がある」と99%の確信を持って情報を発信しています。
  • 2019-01-08:DPReviewがパナソニックから配布されたと思われるサンプルイメージを幾つか掲載しています。
  • 2019-01-08:2019CESのプレスカンファレンスにて「3月末発売・ハイレゾモード対応・HLG写真対応」という3点が告知されました。フルスペックや価格は今のところ不明です。
  • 2019-01-04:L-rumorsによると1月下旬にパナソニックが大規模な発表会を予定しているとのこと。
  • 2018-12-20:海外で独自に予約受付していた店舗が出荷開始時期を2019年中ごろに変更した模様。
  • 2018-11-27:DPREVIEWがLマウントアライアンス各社にインタビューした内容を発信しています。パナソニックはAPS-Cシステムは今のところ考えていない模様。
  • 2018-11-25:SankeiBIZが「S1 19年春 50万円台?」として記事を発信しています。これがどれほど裏付けを取った情報なのかは不明ですが気になる価格設定ですね。海外では「4,000ドルに近い」という情報もありましたが、50万円台となるとこれを大きく上回る価格となりそうです。
  • 2018-11-22:L-rumorsが「1月予約開始・3月発売」と発信しています。L3なのでまだ正確な情報とは言えない模様。
  • 2018-11-19:Lマウントシネマカメラの噂がネット上に出回っていますが、L-Rumorsは「L2」と低い格付けの噂情報と判断しているようです。
  • 2018-11-09:L-rumorsが24-105mmと70-200mmがF4ズームであるという情報を得たようです。
  • 2018-11-06:L-rumorsがL1の格付けでパナソニックLUMIX S1R/S1に関する噂情報を発信しています。
  • 2018-11-02:ITmediaがインタビュー記事を掲載しています。
  • 2018-10-23:L-RumorsがL3の格付けで「RAW動画に対応している」という噂情報を発信しています。
  • 2018-10-21:Lensvidがシグマ社長にインタビューした動画を公開しています。
  • 2018-10-18:ソニーがセンサーのラインアップを更新しています。その中にフルサイズ用裏面照射型センサーIMX410が含まれており、これがLUMIX S1に採用されるのではないかとL Rumrsが述べています。以前にL 5の格付け情報として「自社設計・製造のセンサー」と噂されていましたが…さてはて。
  • 2018-10-15:パナソニックのインタビュー記事が掲載されています。
  • 2018-10-15:DPREVIEWがフォトキナ2018でシグマ社長にインタビューした内容を記事として発信しています。
  • 2018-10-11:RDFがフォトキナ2018でライカのプロダクトマネージャーへインタビューした内容を記事として発信しています。
  • 2018-10-04:シグマは2019年中ごろからLマウントレンズをリリースし始めるようです。Eマウントのラインアップ速度を考えるとかなり早い時期に充実しそうですね。
  • 2018-10-03:デジカメwatchがLマウントアライアンスについて3社にインタビューした記事を公開しています。それによるとレンズメーカーもLマウントアライアンスに参加できるみたいですね。
  • 2018-10-01:マイナビニュースがシグマの山木社長にLマウントシステムについてインタビューした記事を発信しています。
  • 2018-09-30:ASCII.jpが興味深いインタビュー記事を掲載しています。最高の50mm F1.4を目指していたり、フルサイズカメラでコントラストAFの優位性を説いているようです。
  • 2018-09-30:海外で「バリアングルにしてくれ!」と請願書の署名を集めているようです。現在380人ほど集まっているようですね。
  • 2018-09-28:デジカメwatchCinema5Dがフォトキナ2018でS1Rに関してインタビュー記事・動画を公開しています。
  • 2018-09-27:CAMERA LABSの中の人がフォトキナで展示されているLUMIX S1Rについて動画を発信しています。3Wayチルトやアクセサリ端子類の確認もしていますね。optyczneがS1Rのハンズオンを掲載しています。
  • 2018-09-25:optyczneePHOTOzineにLUMIX S1Rの外観を確認できる写真が多数掲載されています。開発中のプロトタイプなので意匠が変更する可能性があります。
  • 2018-09-25:戦略的パートナーシップとなったシグマに「フルサイズFoveonセンサーカメラ」の噂が出始めたので専用ページを作成しました。
  • 2018-09-25:シグマがSAマウントカメラを今後リリースしないと発表したようです。シグマのLマウントアライアンスにもあったようにLマウントカメラの開発に注力するようですね。
  • 2018-09-25:「競合カメラとスペック比較」項を追加しました。
  • 2018-09-25:パナソニックがフォトキナ2018でライカLマウントのフルサイズミラーレス「LUMIX S1R / S1」を発表しました。現在ページを色々と編集中。

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