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シグマ 10-18mm F2.8 DC DN RF は全ての要素で高評価

ePHOTOzineがシグマ「10-18mm F2.8 DC DN」キヤノンRFマウント用のレビューを公開。良好なビルドクオリティに高い光学性能、そして手頃な価格を評価。全ての要素がエディターズチョイスに相応しいとしています。

ePHOTOzine:Sigma AF 10-18mm f/2.8 DC DN RF Fit Contemporary Lens Review

  • 外観:他のレンズと同じく、小型軽量ながら良好なビルドクオリティ。特殊な装着方法のレンズフードが同梱。
  • 構造:67mmフィルターに対応。防塵防滴。
  • 携帯性:十分にコンパクトで重量は控えめ。ズーム操作で内筒が10mm伸びる。
  • 操作性:ズームリングは前方に配置。スイッチ類はないが、設定次第でフォーカスリングをコントロールリングとして使用可能。
  • AF:高速かつ正確でほぼ無音。フォーカスブリージングは抑えられている。
  • MF:最大撮影倍率が高いものの、望遠側で利用できないのは残念。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能
    ・10mm:中央はF2.8からExcellent。周辺はF2.8からVery good。
    ・14mm:中央はF2.8からExcellent。周辺はF2.8からVery good。
    ・18mm:中央はF2.8からExcellent。周辺はF2.8でgood、F4でVery good。
    ・ズーム全域で非常にシャープ。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:十分に滑らかで心地よい描写。
  • 軸上色収差:ほとんどない。
  • 倍率色収差:測定可能だが問題無し。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:補正もあって驚くほど直線的。
  • 周辺減光:このような広角レンズとしては明らかに少ない。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:フレアは驚くほどよく抑えられている。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:高解像データあり。
  • 総評:R7との組み合わせで旅行に最適。歪曲が小さいので建築写真にも利用でき、10mmの広大な写真から18mmのストリート・ルポルタージュ撮影まで可能。汎用性が高く、優れた性能と手頃な価格兼ね備えたレンズ。全ての要素がエディターズチョイスに相応しい。
  • 競合について:RF-S10-18mmはより安価だが、F2.8ズームとしては妥当。
  • 備考

とのこと。
APS-C用のF2.8 広角ズームとしては驚くほどコンパクトなレンズ。レンズ構成には3枚のFLDと1枚のSLDガラスを使用した贅沢な設計で、シグマ内部でブレイクスルーのあった非球面レンズの加工技術もあって小型軽量化を実現している模様。Contemporaryラインとしてはかなり気合の入ったレンズと言えそうです。

ePHOTOzineのレビューでは、小型軽量ながら良好な光学性能を備えている模様。キヤノンの10-18mmも良好な性能だったと記憶していますが、シグマの広角ズームは焦点距離全域・フレーム全域で良好な結果が得られるようです。歪曲収差はプロファイルによる補正だと思いますが、補正込みで考えると大きな問題では無さそうですね。

おそらく年内に登場すると思われる、タムロン「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」も含めて悩ましい3択となりそうですね。

シグマ 10-18mm F2.8 DC DN|Contemporary 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2024年9月26日 RF 初値 97,020円 RF
マウント E / L / RF 最短撮影距離 11.6-19.1cm
フォーマット APS-C 最大撮影倍率 1:4-1:6.9
焦点距離 10-18mm フィルター径 φ67mm
レンズ構成 10群13枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F2.8 テレコン -
最小絞り F22 コーティング SMC
絞り羽根 7枚
サイズ・重量など
サイズ φ72.2×62.0mm 防塵防滴 簡易
重量 260g AF STM
その他
付属品
レンズフード・キャップ

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