PhotographyBlogがシグマの交換レンズ「14-24mm F2.8 DG HSM Art」のレビューを掲載しています。
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- 重量1150g・全長13.5cmはキヤノン「EF11-24mm F4L USM」やシグマ「12-24mm F4 DG HSM」に匹敵する非常に大きなレンズである。
- EOS 5Ds Rとの組み合わせは良好だがバッテリーグリップを装着したいと思うかもしれない。APS-Cにも装着可能だがバランスは全く取れない。
- オートフォーカスは5Ds Rとの組み合わせで0.15秒ほどで被写体にロックする。良い条件・悪い条件のどちらでもAFに迷いは無かった。
- 色収差は条件によっていくつかのショットで確認した。全体的に見ると良好に補正されている。
- 周辺減光は絞り開放で目立つものの、F5.6まで絞ると解消する。
- 歪曲は14mmで見事に補正されている。
- フレア耐性は見事に補正されている。
- ボケは広角レンズとして驚くほど素晴らしい。
- シャープネス:
・14mm:中央はF4-F11まで高く、F16-F22は回折によって低下する。四隅は中央ほどでは無く、F5.6-F11が最もシャープだ。
・18mm:中央はF4-F11まで高く、F16-F22は回折によって低下する。四隅は中央ほどでは無く、F5.6-F11が最もシャープだ。
・24mm:中央はF4-F11まで高く、F16-F22は回折によって低下する。四隅は中央ほどでは無く、F5.6-F11が最もシャープだ。このレンズは「12-24mm F4 DG HSM」よりも画角は狭いが、明るく改良された耐候性を持つレンズである。歪曲は極めて良好に補正され、コントラストの低下は防がれている。光学的欠点は絞り開放時の目立つ周辺減光と周辺のシャープネスだ。
我々がテストした中で最も重い広角レンズの一つだが、優れたビルドクオリティは安心できるものだ。
全体的に高性能な上に低価格であることから「満点」と評価するに相応しいレンズだ。
デザイン:4.5・機能性:5・操作性:5・画質:4.5:VFM:5・総合:5
とのこと。
PhotographyBlogでは久しぶりに「essential」と評価されたレンズになりましたね。他のレビューサイトでも言われているように歪曲収差の補正はとても高水準となっているようです。
「隅のシャープネスは中央ほどでは無い」とのことですが、作例を見る限り5000万画素のEOS 5Ds Rでも十分に解像しているように見えます。
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