Dustin Abbottがタムロン[18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD]のレビューを掲載しています。
Dustin Abbott
- SPシリーズと異なり、このレンズはプラスチック鏡筒だ。外観はキヤノンの廉価レンズに似ているが、キヤノンの外観はもう少しマットな仕上げになっている。
- 格納時の鏡筒は5インチ未満だが、完全に伸ばすと3.75インチほど伸びる。この動作は18-400mmの造りにおける批判すべきポイントの一つだ。レンズは3段階で伸び、私が期待していたほど滑らかではない。
- 特に50-200mmの間のズーム操作は他のズームレンズと比べて重い。動画撮影で使うような滑らかさでは無いだろう。重い操作性のおかげで自重落下の心配はない。
- もう一つの批判すべきポイントはマニュアルオーバーライド非対応である点だ。
- 廉価レンズとしては重いものの、400mmをカバーするレンズとしては最も軽い部類だ。シグマ100-400mmよりもはるかに軽く、キヤノン70-300mm IS IIと同程度だ。
- 手ぶれ補正はタムロンらしい効果的なものだが、私が見たタムロンレンズの中で最も滑らかな動作と言う訳ではない。
- 開放絞り値は焦点距離177mmでF6.3まで暗くなる。
- HLD駆動はナノUSMほど高速で静音性がある駆動方式では無いが、このような汎用性の高いレンズには適している。
- 広角端は少し絞れば良好な画質だが、400mmのパフォーマンスはズームレンジの中で最も悪い。しかし、このような高倍率ズームとしては問題無いだろう。
- 人気がある16-300mm PZDと比べて画質が劣っているとは思わない。
- 色収差は400mmで特に発生するが、Lightroomで簡単に処理できる。
- 周辺減光は広角端の絞り開放でのみ軽度の減光が確認できる。
光学22倍という世界最大のズームレンジ、手ぶれ補正、そして400mmをカバーしつつ軽さを維持し、防滴性まで備えている。プログレードのズームレンズほど滑らかな動作では無いが、このレンズはそれ以上の価値を持っている。
長所:一眼レフでは世界初の光学22倍ズーム・防滴性・高速で正確なHLD駆動・多くのズームレンジで良好な画質・400mmで実用的な画質・このようなレンズとしては歪曲、周辺減光、ぎゃこうが悪くない、タップインコンソール対応
短所:マニュアルオーバーライド無・ズームリングが少し硬い・僅かに色収差が発生する・許容できる光学性能だが素晴らしい性能ではない
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