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強く推奨できる小型軽量な望遠ズームレンズ|50-120mm F2.8 DC OS

Dustin Abbottが「50-120mm F2.8 DC OS」のレビューを公開。富士フイルム純正品よりも小型軽量かつ低価格で、光学性能も良好と評価。口径食や近距離での像面湾曲を指摘しつつも、強く推奨できるレンズとのこと。

Dustin Abbott:Sigma 50-120mm F2.8 DC OS Review

  • 外観:シンプルな鏡筒デザインで、絞りリングとフォーカスリングを備える。外部スイッチやボタンは非搭載。
  • 構造:18枚13群の光学系。11枚の円形絞り羽根を採用。鏡筒全体に防塵防滴用のシーリングを施し、少なくとも7か所のシールポイントを備える。
  • フード:コンパクトなレンズフードが付属。バヨネット式で精度よく装着でき、取り外しやすいようにグリップ部分を設けている。ロック機構はない。
  • 携帯性:最大径66.8mm、長さ99.3mm、重量390g。ズーム時に鏡筒が伸びる構造だが、望遠端でも全長は125mm未満に収まる。富士フイルム XF 50-140mm F2.8の995gと比べて大幅に軽量・コンパクト、APS-C用望遠ズームとして携帯性に優れる。
  • 操作性:クリック付きの絞りリングを搭載し、1/3段ごとに操作できる。クリック解除機構や絞りリングのロック機構はない。F22とAの間は抵抗が弱く、意図せず切り替わる可能性がある。絞りリングとMFリングの操作性は良好。
  • AF:AFは滑らかで静か、精度も良好。近距離から遠距離へのフォーカス移動も十分に速く、噴水の水滴や飛翔する鳥にも比較的正確に合焦できた。富士フイルム機では望遠端で一時的に逆方向へ駆動することがあったが、これはカメラ側のAF動作に起因する。
  • MF:MFリングを搭載する。操作性は良好。フォーカスブリージングは目立たない。
  • マクロ:最短撮影距離と最大撮影倍率はズーム位置によって異なる。
    ・50mm:最短撮影距離23.1cm、最大撮影倍率0.33倍。近接撮影性能は高いが、像面湾曲の影響で平面の被写体には適さない場合がある。
    ・120mm:最短撮影距離55cm、最大撮影倍率0.21倍。撮影距離を確保しやすく、ピント面も比較的平坦になるため、広角側より扱いやすい。
  • 手ぶれ補正:光学式手ぶれ補正OSを搭載。暗所での静止画撮影に加え、手持ち動画の安定化にも役立つ
  • 解像性能:
    ・全体的に解像性能とコントラストが高く、ズーム全域で安定した描写を実現する。
    ・50mm F2.8: 中央から中間域は細部とコントラストが良好だが、隅はやや軟調。F8まで絞ると隅の解像が改善するものの、突出した性能ではない。
    (実写での使用感はより良好。)
    ・80mm: F2.8から良好な解像性能を発揮し、絞ると中央部のコントラストが向上する。隅も比較的均一な描写。
    ・100mm: ズーム域のなかで最も均一に優れた解像性能を示し、中央から隅まで良好。
    ・120mm: F2.8ではコントラストがやや低下し、F4で明確に改善する。隅も100mm時より軟調だが、絞ると改善する実写では解像感とコントラストに優れ、40MPの富士フイルムAPS-Cセンサーでも良好な結果を得ている。
  • 像面湾曲:50mmの近接撮影では像面湾曲が見られ、平面の被写体を撮影する際に影響する。一方、120mmではピント面が比較的平坦になり、撮影しやすい。
  • ボケ:F2.8では画面隅の玉ボケが猫の目状になり、背景に渦巻くような描写が生じる。近接撮影では大きくぼかせるが、ボケの輪郭には硬さがあり、とろけるような滑らかさには欠ける。背景との明暗差が大きい状況では、輪郭の硬さが目立ちやすい。絞り羽根は11枚で、絞り込んでも円形を維持しやすいが、画面周辺では玉ボケがレモン形になり、欠けることがある。
  • 軸上色収差:非常に良好に補正されている。ピント面の前後に生じる色付きはほとんど見られず、優れた性能。
  • 倍率色収差:ごくわずかに見られるものの、ほとんど目立たない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:電子補正を無効にすると、糸巻き型の歪曲収差が目立つ。対応する補正プロファイルを適用することで改善できる。
  • 周辺減光:電子補正を無効にすると、周辺減光は強い。50mm側でも顕著で、120mm側では画面中央付近まで影響するほど深刻になる。補正プロファイルで効果的に除去できるが、隅を明るく持ち上げることでノイズが増加し、高ISO感度では影響が強くなる。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:逆光耐性は状況によって異なる。コーティングは概ね良好だが、強い太陽光が画面内に入るとフレアが目立ち、描写に影響する場合がある。
  • 光条:22本の光条が発生する。太陽を建物で部分的に隠すなど構図を工夫すると、光条を効果的に描写できる。
  • 作例集:風景、街並み、花、鳥、森林、近接撮影、逆光など。
  • 総評:小型・軽量・低価格を実現しながら、優れた解像性能とコントラストを備えたAPS-C用望遠ズーム。ポートレートや風景、旅行など幅広い撮影に適している。一方、歪曲収差と周辺減光は強く、電子補正への依存度が高い。ボケには独特の渦巻き感や、輪郭の硬さが気になる場合がある。富士フイルム機ではAF性能に制約が見られるが、レンズ自体のAF動作は静かで正確。携帯性と価格を重視する撮影者に強く推奨。
  • 競合について:主な競合は富士フイルム XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR。シグマは望遠端が20mm短いものの、重量は約605g軽く、価格は半額以下。ソニーEマウントやキヤノンRFマウントでは、フルサイズ用望遠ズームを使用する選択肢もあるが、APS-C専用設計の本レンズは、より小型・軽量で価格も抑えられる点が強み。
  • 備考:

Dustin Abbottのレビューによると、大口径の望遠ズームレンズとしては驚くほど小型軽量ながら、良好なAFや実用的な光学性能を備えている模様。AFに関していくつか指摘するポイントがあるものの、これはレンズというよりも富士フイルム側のAFアルゴリズムが原因になっていると言及。将来的にAFが強化されれば、シグマレンズはより魅力的になると述べています。

同システムでは貴重な選択肢であり、APS-Cの機動性を活かせる大口径ズームレンズになるとのこと。

作例数が不足しているものの、サンプルで逆光やボケを確認することができます。レンズサイズを考慮するときちんとしたボケや口径食に見えます。逆光時は確かにフレアが発生するようですが、このあたりは他のサンプルを併せて確認しておきたいところ。

シグマ 50-120mm F2.8 DC OS|Contemporary 最新情報まとめ

  • 発売日:2026年10月22日
  • シグマオンラインショップ:126,500円
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レンズの仕様

レンズマウント RF / X / E
対応センサー APS-C
焦点距離 50-120mm
レンズ構成 13群18枚
開放絞り F2.8
最小絞り F22
絞り羽根 11枚
最短撮影距離 0.23-0.55m
最大撮影倍率 1:3~1:4.7
フィルター径 55mm
手振れ補正 搭載
テレコン -
コーティング 撥水防汚
サイズ φ66.8×99.0mm Sony E
重量 390-410g
防塵防滴 対応
AF HLA
絞りリング 搭載
その他のコントロール -
付属品 ポーチ
レンズフード
前後キャップ

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