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500mm F5.6 DG DN OSは最高水準の超望遠に十分匹敵する結果

Xitekが「500mm F5.6 DG DN OS」のレビューを公開。小型軽量ながら解像性能、色収差、AFなどの観点からとても良好な結果が得られているようです。

Xitek:微单用户的高性价比手持“大炮“——适马500mm F5.6 DG DN OS | Sports评测

  • 外観:Sportsラインらしいデザイン。三脚リングは取り外し不可。95mmフィルターに対応。円筒形レンズフード付属。
  • 構造:TSCとマグネシウム合金製の鏡筒。防塵防滴・フッ素コーティング。
  • 携帯性:500mmの望遠レンズとしては小型軽量。F4と比べて大幅に小型化。
  • 操作性:3か所のAFLボタン。フォーカスリミッターやカスタムモード、手振れ補正スイッチを搭載。独立した絞りリングを備えている(クリック解除・Aロック対応)。
  • AF:ソニーボディとの組み合わせで非常に良好。
  • MF:幅広いフォーカスリングは適度な抵抗で良好な操作性。
  • 手ぶれ補正:作例のみ。
  • 解像性能:MTF通り、十分に満足のいく結果。F8まで絞るとさらに改善する。F8-16では性能に変化がない。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:とても良好。
  • 色収差:強い逆光時でも色づきがなく、優れた補正能力。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:良好。
  • 周辺減光:非常に良好。F8でほぼ解消。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:光源をフレームに入れるとフレアがある程度発生する。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:とても良好な性能。最高水準の超望遠に十分匹敵する結果をえることができる、手持ち撮影も可能な小型レンズ。価格も考慮するとコストパフォーマンスが高い選択し。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
500mm単焦点としては驚くほど小型軽量なレンズに仕上がっていますね。過去にニコンが回折光学系を用いた500mm F5.6を発売していますが、今回は回折光学系を使わずに実現している模様。このため、逆光時のフレアや玉ボケに発生する不自然なムラが発生しないようです。販売価格は高めですが、ソニーEマウントやライカLマウントで携帯性の高い500mmを利用したい場合は唯一無二の選択肢。ただし、「FE 300mm F2.8 GM OSS」に×1.4テレコンは代替手段となるかもしれませんが、販売価格が倍近い。

Xitekのテストによると、小型軽量で優れた光学性能を備えているとのこと。600mmズームレンズと被っているものの、携帯性や周辺・隅の解像性能を考慮すると面白い選択肢となりそう。

積層型CMOSセンサーの15fpsよりも高速連射には対応していないものの(ソニーボディ側の制限)、10fpsまでのメカニカルシャッターを使用する機種では大きな問題とは感じないことでしょう。Xitekのサンプル動画を見る限りでは、AF-CのAF速度はとても良好に見えます。

シグマ 500mm F5.6 DG DN OS|Sports 最新情報まとめ

  • 発売日:2024年3月14日
  • 予約開始日:2024年2月22日 10時
  • 希望小売価格:オープン
  • シグマオンラインショップ:¥495,000
  • B&H:2999.00ドル

レンズの仕様

  • 発売日:2024年3月14日
  • フォーマット:フルサイズ
  • 焦点距離:500mm
  • レンズ構成:14群20枚(FLD3枚、SLD2枚)
  • 開放絞り:F5.6
  • 最小絞り:F32
  • 絞り羽根:11枚(円形絞り)
  • 最短撮影距離:320cm 最大
  • 最大撮影倍率:1:6
  • フィルター径:95mm
  • 手ぶれ補正:OS2 5EV
  • テレコン:Lマウントのみ対応
  • コーティング:SMC・撥水防汚
  • サイズ:107.6mm×234.6mm
  • 重量:1370g
  • 防塵防滴:対応
  • AF:HLA
  • その他:
    ・絞りリング(クリック切替対応)
    ・USB Dock L-mountのみ
    ・フッ素コーティング
  • 付属品:ケース、レンズフード LH1034-02、三脚ソケット TS-151、フロントキャップ LCF-95mm III、リアキャップ LCR II

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