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ソニーα6400は画期的なAFシステムを搭載したがレスポンスは相変わらず【海外の評価】

DPReviewがソニーAPS-C Eマウントのミラーレス「α6400」のレビューを掲載しています。

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”ゲームチェンジャー”のAF

Like
  • 最先端のAF
  • 良好な画質のJPEG/RAW
  • ディテールのある4KとFHDスロー動画
  • 連続撮影時間の制限なし+過熱耐性
  • 小型軽量
  • 防塵防滴に配慮した設計
  • セルフィー対応のチルトモニタ
  • ハイクオリティなファインダー
  • 良好なバッテリーライフ
  • Bluetooth/WiFi/NFC
  • バウンス対応の内蔵フラッシュ
  • カスタマイズ可能なマイメニュー
  • USB充電
Dislike
  • 良くも悪くもあるエルゴノミクス
  • 初期のJPEGカラーは好みではない
  • AFシステムは不要な設定で混乱する可能性あり
  • ボディ内手ぶれ補正非搭載
  • SDカードスロットがUHS-Iまで
  • ロスレスRAWや圧縮RAWのオプションが無い
  • ボディ内RAW現像非対応
  • 動画のタップ追従はメニューからオン・オフする必要あり
  • 4K 30pはクロップされる
  • ローリングシャッターの影響がある
  • 静止画・動画の露出設定が記憶されない

オートフォーカスはこの価格帯のみならず、市場で最も優れたシステムの一つと言っても過言ではない。人物・風景・スポーツなどほとんどすべてのジャンルの写真に対応できるだろう。

さらにメニューシステムやセルフィータッチパネル液晶、4K動画時の過熱など改善点が多い。

α6×00シリーズのエルゴノミクスはお気に入りとはならず、この新しいモデルも根本的な改善には至っていない。4K動画はとてもディテールがあるものの、ローリングシャッターはX-T30のほうが遥かに影響が少なくヘッドホンにも対応している。最も重要なレスポンスもX-T30やLUMIX GX9(GX7 Mark III)と比較して伸び悩んでいる。

ゲームチェンジャーのAF性能を備えた最も高性能なAPS-Cカメラとなる1台だ。この価格帯でカメラに求めているのは「写真を撮る」だけの可能性が最も高い。α6400はそのニーズを満たしてくれる魅力的で使い勝手の良いカメラとなってくれるだろう。

  • X-T30:同程度のスペックに同程度の価格設定のカメラだ。X-T30はより高速連写と良好な動画は遥かに魅力的でレスポンスも良好だ。ただし、クラス最高のAFを持つソニーも魅力的な存在だ。RAW現像を好む場合はどちらか迷うかもしれないが、JPEGユーザーはフジフイルムを検討するべきだろう。
  • GX7 Mark III:より安価で似たようなレンジファインダーライクなデザインとサイズである。センサーサイズこそ小さいものの、カメラ出力のJPEGは素晴らしく、ボディ内手ぶれ補正を活用することでセンサーサイズの差を埋めることも可能だ。ただし、4K時にはクロップが発生してしまうため動画機としてはそれほど見事なカメラでは無い。一方でボディ内手ぶれ補正により滑らかな動画を撮影することが出来る。エルゴノミクスも優れている。
  • AF:不規則に動く被写体追従連写の成功率はほぼ100%だ。これはこの価格帯のテスト結果としては見事なパフォーマンスだ。リアルタイムトラッキングAFは今まで見た中で最高のAFの一つとなり、本当に素晴らしい結果をもたらしてくれる。
  • 応答性:ソニー製カメラは最高のAFシステムにも関わらず全体的なレスポンスは競合他社に後れをとっている。起動、露出設定、メニューナビなどで遅延が発生する。α6400はプロセッサーの換装で起動時間がα6500よりも早くなっているが、露出設定の変更は遅い。
  • 電子シャッター:α6300と同じセンサーと言うこともあり読み出し速度が遅い。オリンパスのE-M1Xが16ms(1/62秒)であるのに対し、α6400は46ms(1/22秒)だ。カメラをパンすると歪みが発生する場合もあるが、多くの場合はそれでもうまくいくはずだ。電子シャッターによる高速シャッターを利用できない点も競合他社と比べて遅れているポイントだ。このため高速シャッターは1/4000秒までである。
  • 画質:一言で言えばα6300と同じである。ただし、JPEGは発色が少し改善している。

とのこと。

総評では「85%」の金賞と高く評価されています。AFシステムはケチのつけようがない立派な性能となっているようです。リアルタイムトラッキングは家族用としてかなり使いやすそうなので注目していたり。

欠点は相変わらずのエルゴノミクスや応答性など。高速電子シャッターは他機種でも導入の気配が無いのでどうなっているのでしょうね。

夏に実装予定の動物瞳も含めて個人的に気になっているモデル。出来ればエルゴノミクスやレスポンスを改善した上位機種に突撃したいところですが、年内に登場する気配が無ければX-T30とα6400の使い勝手を比べてみたいと思います。

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