ePHOTOzineがSuper Takumar 55mm F2をPENTAX K-1と組み合わせてレビューしています。
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- フォーカスリングは絹のように滑らかで操作するのが楽しくなるものだ。
- 絞りリングはF2~F16で動作する。背後には開閉の自動/マニュアルを選択するスイッチが存在する。Autoに設定すると絞り開放となり、一眼レフの測光でとても便利である。撮影する準備が出来たらレバーをマニュアルに戻すと設定した絞り値まで羽根が動作する。
- マウントに電子接点は存在しない。さらに、PENTAX K-1に装着するためにはアダプターが必要だ。純正が理想的である。
- 解像性能:テレセントリックではない古い設計のレンズはデジタルカメラで使用すると性能が変化する可能性がある。しかし、このレンズはそうならなかった。中央や隅のシャープネスはとても高く、全ての絞り値でフレーム全域がシャープである。隅まで中央とほぼ同一の解像性能であることも重要だ。
- 色収差は古いレンズのネックなるところだが、中央は絞り値全域でとても低く、F4以降は隅も同等だ。これは素晴らしい結果である。
- 歪曲は-1.07%だ。大部分の被写体でこれ以上の補正は必要無いだろう。
- ボケはとても滑らかで本当に良好だ。
- フレアは問題とはならない。
このようなレンズの相場は10ユーロから高くても25ユーロだ。写真撮影で完全に使用することができ、パフォーマンスは多くの標準ズームより遥かに優れている。
アダプターに追加投資する必要があるものの、それでも価値がある買い物で間違いない。
Asahi Super Takumar 55mm F2の長所
- 安価
- 見事なシャープネス
- 色収差がとても少ない
- まずまずの歪曲
- 超滑らかな操作性
- 軽量・コンパクト
Asahi Super Takumar 55mm F2の短所
- マニュアルフォーカス
ePHOTzineは比較的ペンタックス推しのレビューサイトですが、なんとタクマーのレビューまで始めたようです。
3600万画素のPENTAX K-1に装着した非常に良好なパフォーマンスを発揮するようですね。コンパクトなレンズでここまで周辺解像が良好なレンズは現代では珍しいかもしれません。
国内ではオークションで5,000円以下で取引されることが多いので試しに買ってみるのも面白そうですね。ただし、ジャンクやカビ玉も多い。
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