Batis 2/25はツアイスらしい発色と2470GMと同程度のシャープネスを持つレンズ【海外の評価】

Batis 2/25はとても優れた超広角レンズであり、F4まで絞ると完璧なパフォーマンスとなる。

• 光学的な問題は全てLightroomで良好に補正される
• このレンズは軽量で動画撮影に適している
• 発色やコントラストは”これぞツアイス”と感じるとても素晴らしいものだ。

「FE 24-70mm F2.8 GM」程のシャープネスは得られないものの、小型軽量で良好な発色を持っている。

風景写真やストリートフォトのための素晴らしいレンズである。

評価の詳細

• ビルドクオリティは良好だ。レンズフード（プラスチック）から優しい曲線で鏡筒まで繋がっている素晴らしいデザインだ。
• 鏡筒は金属製だが、LoxiaやGMレンズほどの質感ではない。
• フォーカスリングはとても大きく滑らかに動作し、フォーカスピーキングがマニュアルフォーカスを簡単なものとするだろう。ただし、フォーカスリングにゴミがつきやすい。
• オートフォーカスは高速で全体的に静かなため動画に最適だ。
• シャープネス：
  中央：F2から既に良好でF4まで絞ると非常に良好となりF8まで続く。F11からF16にかけて回折の影響でシャープネスが低下する。
  四隅：F2から問題なく使用可能であり、F4-F5.6でとても良好だ。
• FE24-70ｍｍ F2.8 GMと比較して、シャープネスはF2.8とF4でとても似た性能である。
• 周辺減光は目立つもののLightroomで後処理可能だ。
• 色収差はLightroomの補正もあって皆無である。
• ボケは素晴らしいが、ぼかす為には接写する必要がある。
• 暖色傾向でコントラストはとても素晴らしい。ツアイスの典型的な描写だ。

とのこと。

ソニー純正は広角単焦点のラインナップが乏しいのでBatisシリーズの存在は大きいですね。お値段も良心的と言えるでしょう。

解像性能は2400万画素のα7 IIと4200万画素のR IIで評価が2分していますが、SABはα7R IIを使用しつつも絞り解放から許容範囲と述べています。

Batisと言えばタムロン製造という話が巷で話題となっていますが、描写は典型的なツアイスっぽいので問題なさそうですね。防塵防滴仕様ですが、お馴染みのフォーカスリングはやはりゴミが付着しやすい模様。

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