キヤノンEOS 6D Mark IIは快適な一眼カメラだがRAW現像は柔軟性に欠ける【海外の評価】

2017年8月15日

IMAGING RESOURCEがキヤノンEOS 6D Mark IIのレビューを掲載してます。

IMAGING RESOURCEのフィールドテストIの結論をざっくりピックアップしました。

結論を見ると他のレビューサイトと同様と言った感じですね。最大のメリットはバリアングルとタッチパネルを搭載するフルサイズEOSである点であり、最大のデメリットはダイナミックレンジの狭さからくるRAW現像の柔軟性。

このサイトでも数回にわたって6D Mark IIを実写レビューしてきましたが、全体的に似たような印象です。

IMAGING RESOURCE

好きなところ：心地よい一眼レフカメラボディである・素晴らしいバリアングルモニタ・高速で正確なAF・デュアルピクセル CMOS AFが良好に動作する・良好な連写速度・タイムラプス機能

嫌いなところ：100％の視野率では無い・ダイナミックレンジが狭い・ISO不変ではなく、RAW現像の柔軟性に欠ける・AFエリアの広さ・連写時のバッファが少ない・AWBが青色に転ぶ

今のところ、実写でEOS 6D Mark IIを使用していると好きになるところが多い。ボディは快適で、バリアングルのタッチパネルは素晴らしいものだ。さらにファインダーでもライブビューでもオートフォーカス性能は高速で正確だ。

いくつか懸念している部分がある。センサーは従来機よりもダイナミックレンジが劣り、競合機の後塵を拝している。露出を上げたりシャドーを持ち上げると苦労するはずだ。6D Mark IIは素晴らしい画像を撮影できるカメラに違いは無いが、2000ドルのフルサイズ一眼レフとしては柔軟性に欠けている。

最終的な評決を公開するには時期尚早だ。次回は動画機能と性能、通信機能について見ていこう。

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