DPReviewがソニーのミラーレスカメラ「α6400」について情報を発信しています。
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一見すると地味だがAFは特筆すべき価値がある
- α6xxxシリーズらしいボタン配置のため、α6xxxシリーズを使ったことがあれば手に馴染むはずだ。ボディは同じ高さ・幅だが、180度チルトモニタのためα6300よりも少し奥行きがある。
- 本格的なVloggerにとってチルトモニタと外付けマイクやレコーダーが干渉してしまうのは好きではないかもしれない。そうでなくとも、わずかにファインダーのアイカップによりモニタがケラレる。
- ボディはマグネシウム合金ボディで防塵防滴だ。ソニーは「アップグレード」と述べているが具体的な詳細は分からない。
- カメラにはカスタマイズ可能な8つのボタンとダイヤルがある。マイメニューには最大で30項目を登録可能だ。
- 背面モニタは92万ドットで16:9のアスペクト比だ。これは動画に最適だが、静止画を撮影するとアスペクト比が合わないため画像が少し小さく見えてしまう。
- α6300と異なりタッチパネルを採用している。タッチパッドAFとして利用可能だ。
- ファインダーはα6300やα6500と同じ236万ドットの0.7倍OLED電子ファインダーだ。
- microHDMI・USB2.0・マイク端子がある。ホットシューにはマイク・フラッシュ・XLRアダプターを装着可能だがヘッドホン端子は無い。
- 新しいスマートフォン用アプリ「IMAGING EAGE」は「PlayMemories Mobile」に替わる新しいソフトウェアだ。新規UI・4K動画の転送・遠隔操作が可能である。200万画素の自動転送にも対応するはずだが、ソニーは今のところα9のみ対応していると述べている。
- 従来通り、SDカードスロットはバッテリー室にあり、未だmemorystick Duoに対応している。
- α6400のバッテリーはアップグレードされず、古いNP-FW50だったのが残念だ。しかし、CIPA準拠で410コマ(モニター)・360コマ(EVF)は立派な数値だ。充電はUSBもしくは別売り充電器に対応している。
- イメージセンサーはα6300と同じものと確認した。画質はクラス最高水準なので悪いことではない。最新版のBIONZ Xを組み込んでおり、ISO感度は広がっている。そして、肌色と植物の色が以前よりも改善したとソニーは言っている。
- サイレント撮影に対応しており、静かな撮影が可能だ。利用時は連写が8fpsまで低下するが、それでも十分なパフォーマンスだ。シャッター耐久回数は20万回らしく、これはα6300の2倍である。
- 我々が期待していたα6500のボディ内手振れ補正は導入されなかった。この機能が必要であればより高価なα6500を買うほかない。
- オートフォーカスは84%の領域をカバーする425点の位相差検出と165点のコントラスト検出を組み合わせたお馴染みのハイブリッド式だ。(訳注:海外公式の仕様表を見る限りコントラストAFは425点となっています)
- α9をベースとしたリアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキング機能を利用可能だ。夏のアップデートで動物瞳AFにも対応する。デモンストレーションでは素晴らしい動作だ。
- α6300にも通じる動画機能は900ドルのカメラとしてはとても良好だ。XAVCSコーデックを使い最大100Mbpsのビットレートでオーバーサンプリング4K UHDを撮影できる。スローモーションの場合はFHD 120pまで利用可能だ。従来通り、4K 30p時はクロップされる。
- 残念なのはローリングシャッターだ。α6300では特に24pで発生した。そして同じセンサーを使うα6400は楽観視できない。
- 動画撮影でも新しいAF機能の恩恵を享受できる。ピーキング・ゼブラ・タイムコード・クローンHDMI・プロキシ・S-log2/3・8bit HLG・PPなどを利用可能だ。
- インターバル撮影機能を内蔵しており、Imaging Eageを使うことで動画として編集できる。
表面的にはα6300空の変更点は180度チルトモニタやHLG動画の追加などだ。しかし、静止画と動画のオートフォーカスは一新されたと言っても過言では無い。リアルタイム瞳AFやトラッキング機能のファーストインプレッションはとても肯定的なものだった。
とのこと。
一見するとα6300からそこまで変化の無いカメラのように感じますが、画像処理エンジンが新しくなりAFや動画機能、そしてカラーサイエンスなどには変化があるようです。特にオートフォーカスについて熱く語っていますね。
海外の仕様表を見る限り、従来の「30分連続撮影制限」の記述が見当たりませんが、DPReviewでは特にそのあたりには言及していません。長回しする人ならば特にココが気になる人は多いはず。今のところ、そういう用途ならばパナソニックのLUMIX G8ですが、α6400が本当に撮影制限がないとすると新しい選択肢となりそうですね。
個人的には特に猫や海辺の鳥などは良く撮るので、夏に実装予定の動物瞳AFはとても気になるポイント。夏が待ち遠しいぜ!
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