ePHOTOzineがソニーの交換レンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」のレビューを掲載しています。
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- レンズは大部分がプラスチック製で軽量だがマウントは金属でビルドクオリティは良好だ。
- 汎用性の高いトラベルズームと考えると防塵防滴仕様では無いのが残念だ。
- α6500と組み合わせた時のAFは高速だ。
- シャープネス:
18mm:中央はF3.5-F11まで優れている(excellent)。F16でもまだ非常に良好(very good)だが、F22でかなりソフトになる。隅はF3.5?F8まで非常に良好(very good)でF11で良好(good)、F16でソフトとなり、F22で非常にソフトだ。
35mm:F4.5-F11まで優れた(excellent)中央シャープネスを発揮し、F16で依然として良好(good)だが、F22以降はソフトとなる。隅はF4.5でとてもソフト(very soft)でF5.6で良好(good)、F8-F16で非常に良好(very good)となる。
70mm:F5.6-F11まで中央シャープネスは優れ(excellent)ている。F16でなお非常に良好(very good)だがF22-F36でとてもソフトになる。隅はF5.6-F16まで非常に良好(very good)でF22でソフト、F32-F36でとてもソフトになる。
135mm:中央はF5.6-F11まで優れている(excellent)。F16でも非常に良好(very good)でF22で良好、F32-F36でとてもソフトとなる。隅はズームレンジ全域で最も弱い部分だ。F8で良好だが他の絞り値はとてもソフトである。- 18mmの色収差は中央でとても良好に補正されているが、隅で大きな色ずれが見られる。35mmでやや改善し70mmで同様のパフォーマンスを発揮するが、135mmではとても悪化する。中央はまだマシだが隅はとても目立つ。
- 18mmで-0.44%の樽型歪曲、35mmで0.47%の糸巻き歪曲、70mmで0.19%の糸巻き歪曲、135mmで-0.11%の樽型だ。これが実写で問題となることはないだろう。
- フレアの兆候は見られない。レンズ構成を考慮すると立派な結果だ。
- ボケは7枚絞り羽根であるにも関わらずとても滑らかだ。
- 価格は富士フイルムやキヤノンの同クラスと似ているが、ペンタックスの18-135mmが簡易防滴を備えつつ安価であることから割高に感じるかもしれない。
多目的なレンズである18-135mmで抜群の性能を発揮するのは難しい。中央はシャープで接写性能は便利だが、F16以降の絞り値で解像性能が急激に落ち込んだり長焦点における周辺解像はとても甘い。完璧なレンズとは言えないが、それでもなお一般的な撮影においてはとても良い選択肢となるだろう。
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの長所
- 絞り開放で優れた中央シャープネス
- 中央で低色収差
- 素敵なボケ
- 低歪曲
- 華やかでカラフルな描写
- 小型軽量
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの短所
- 端の色収差が大きい
- 防塵防滴仕様ではない
- 小絞りの描写が甘い
- 135mm時の周辺が甘い
機能性…4・操作性…4.5・性能…3.5・価格…4・総評…4
とのこと。
18-135mmはフルサイズでいうところの28-200mm相当となる高倍率ズームレンズですので解像性能は部分的に妥協が必要なようですね。
とは言え、広角側の性能は良好なので絞り開放から安定した撮影が出来そうです。望遠側もポートレートやクローズアップ用途で使えば特に周辺解像の甘さは気になるないかもしれません。
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