Sony Alpha Blogがトキナー「FíRIN 20mm F2 FE AF」のレビューを掲載しています。
Sony Alpha Blog
- オートフォーカスモーターは古典的で超音波ドライブではない。高速AFや静音駆動は期待しないほうが良いだろう。風景撮影やポートレートならば問題無いがBMXのような高速アクションには向いていない。
- オートフォーカスは正確だが、AF-Cモードで時々AFが迷う。
- シャープネス:
・中央:F2-F11までexcellent。F16で回折の影響を受けている。
・四隅:F2でgood。F2.8でvery good、F4-F11でexcellent。F16で回折の影響を受ける。
・遠景ではF2から四隅も非常に良好だ。優れたパフォーマンスのレンズである。F2とF11の四隅の画質はあまり変わらない。- Loxia 2.8/21との比較:明らかにTokinaのほうがフレーム全体で良好だ。Loxiaはビルドクオリティ、発色、滑らかなフォーカスリングの点で優れている。
- 絞り開放で周辺減光は視認できるが、MF版のプロファイルで良好に補正可能だ。
- 色収差を発生させる状況は極僅かである。
- 歪曲はレンズプロファイルを適用することで良好に補正される。
- 逆光耐性は良好だ。
- 玉ボケは心地よく、広角レンズとしては騒がしくない。
- 発色は良好だ。
- 動画撮影での使い心地は良くない。オートフォーカスはノイジーで迷いやすく、マニュアルフォーカスでさえ音が発生する。
Tokina Firin 20mm F2 AFは優れた静止画用の広角レンズだ。とてもおススメ出来る大口径広角単焦点だが、アクションやAFを使う動画撮影には向いていない。
長所:フレーム全体で優れたシャープネス(中央はF2?・四隅はF2.8?)でLoxia 2.8/28よりも良好・F2で接写時の素晴らしい後ボケは広角レンズとしては素晴らしい・良好なビルドクオリティ(Loxiaほどでは無いが)・小型軽量・低歪曲・低色収差・良好な発色
中立:AFは歓迎できるがクラシカルな駆動モーターは騒がしくソニー純正ほど高速では無い・標準的なプラスチック製レンズフード
短所:アクションやAF-Cモードで使うにはAFが遅い・動画撮影で使うにはAF駆動がノイジー
とのこと。
安価なレンズではありませんが、価格に見合う高性能な広角単焦点レンズのようです。
残念なことにオートフォーカスは前時代的な機構のようですが、風景撮影やポートレートなどでは特に気にならないと言えそうです。
FíRIN 20mm F2 FE AFのレビュー作例を集めるページはコチラ
サイト案内情報
トキナーレンズ関連記事
- トキナー atx-m 85mm F1.8 FE 生産完了
- トキナーatx-m 85mm F1.8 FEが一部の販売店で4万円切り
- opera 50mm F1.4 FFが一部小売店で79,200円
- KenkoTokina直販でopera 50mm F1.4 FF EF/Fが79,200円
- トキナー atx-m 23mm・33mm・56mm F1.4 ソニーEマウント用が生産完了
- トキナー atx-m 23mm/33mm/56mm F1.4 Xマウント 生産終了
- トキナー FíRIN 20mm F2 FE AF 生産完了
- トキナー atx-m F1.4シリーズ 富士フイルムXマウント3本が生産完了
- Tokina FíRIN 20mm F2 FE AF/MFが価格急落
- Amazonにてトキナー「opera 50mm F1.4 FF」がタイムセールで107,000円
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。