DPREVIEWがFUJIFILM X-H1のファーストインプレッションとサンプルギャラリーを掲載しています。
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- X-T2も非常に信頼できる動画仕様だが、X-H1はさらにこれを進化させている。UHD 4K 30pで撮影できるほか、23.98pと24pでより広いアスペクト比のDCI 4Kで撮影可能だ。さらに最大で200MbpsでF-logの内部記録が可能となっている。
- X-T2と同様にH1の4K動画は1.17倍のクロップファクターである。
- H1の連続撮影時間は15分と制限されている。ボディサイズの大型化は放熱処理と言うよりは手振れ補正機構を搭載したためのようだ。X-T2と同様に追加グリップを装着することで3つのバッテリーを使用でき、さらに4K連続撮影時間を29分59秒まで延長させることが出来る。
- 新機能「ムービーサイレントコントロール」は絞りリング・シャッタースピードダイヤル・ISOダイヤルを無効にしタッチパネルとジョイスティック、そして十字ボタンでカメラを操作できるようになる。
- さらにDRモードを初めて動画撮影で使えるようになっている。
- H1は新しい静かなシャッター機構を導入した。静かであることに加えて電子先幕シャッターに対応している。
- X-H1とT2の最も大きな違いはグリップの大きさだ。ダイヤルの剛性は高まっている。
- エルゴノミクスは良好で一眼レフユーザーにとって使い慣れたデザインだ。
- 露出調整ダイヤルを失ったため、専用ボタンを押し続けながらコマンドダイヤルを操作する必要がある。ただし、絞りリング「A」やシャッタースピードダイヤル「T」に設定されている場合はコマンドダイヤルで直接制御できるようになる設定がある。
- トッププレートのLCDパネルはたとえカメラの電源がオフとなっていても表示され続ける。デフォルトでは黒背景の白文字だが、設定でこれを反転させることが可能だ。
- ファインダーは369万ドットでGH5と同様のものを使用している可能性がある。これは我々が本当に感心しているポイントだ。ファインダー倍率はX-T2よりもやや小さい。
- タッチパネルは大きなアイカップにより鼻が接触し辛くなっている。Qメニューでもタッチパネルを使用可能だ。
- H1に追加された「ナチュラルライブビュー」モードは一眼レフのような見え味のライブビュー画像を提供するが、露出を変更すると明るさが調整される。
- バッテリーは従来のNP-W126Sを使用する。撮影枚数はT2よりも少ない僅か310枚だ。幸いにもUSB充電に対応している。
- 追加グリップはX-T2と同一ではなく新規グリップが提供される。機能的にはX-T2のグリップと同様だ。
X-H1 First impression
- 私がこれまでテストした中で最高の動画仕様を誇るGH5Sのレビュー後にX-H1のレビューを書かなければならないのは不運だった。結果的に言うと8bitの動画撮影に限界を感じてしまう。GH5Sのように波形モニタもなければ、もっと平凡なゼブラ表示もない。
- ムービーサイレントコントロールにより各種ダイヤルを操作せずに露出設定が可能だが、動作が遅い。全ての設定は長いリストとして並べられており、使わない設定を削除する選択肢存在しない。このため、全ての設定をスクロールしてクリックする必要がある。
- レリーズボタンはとても繊細でフォーカスするはずが、録画開始してしまうことがあった。
- トッププレートのLCDパネルは静止画と動画で別の表示となる。動画撮影中のLCDパネルではUHDなのかDCIなのか設定を確認することが出来ないため、メニュー画面を掘り下げる必要がある。
- X-H1にはフォーカスリングのレスポンスを加速度的に動作するか定量的に動作するかの選択肢がある。
- 手振れ補正の効果は疑う余地がないものだ。動画撮影のみならず、静止画ユーザーでも価値を見いだせるものだろう。
とのこと。
動画撮影に特化したGH5Sと比べてしまうと見劣りするかもしれませんが、ハイブリッドカメラとしてみると中々良さそうなカメラに仕上がっているようです。
細かい操作・機能面でも様々な改善点があるみたいですね。静止画で気になるフリッカー低減機能やF11オートフォーカスには触れていませんが、今後のがっつりレビューで公開されるかもしれません。
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