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フジフイルム X-T3は競争力のある画質だが超高感度域のノイズが多い【海外の評価】

DPREVIEWFUJIFILM X-T3の画質レビューを公開しています。

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”スピード”の代償

  • 低感度における画質は素晴らしい。ISO感度域の拡張は僅かだがX-T2と比べて判別可能な改善が見られる。
  • RAWのディテールはここ最近の同等製品と見比べて良好な上にモアレの傾向が無い。
  • 低周波の赤と青の組み合わせでは時折グリッチが発生する可能性がある。
  • 超高感度ISO域まで(?ISO 12800)はとても競争力のある画質だ。
  • JPEGはフジフイルムらしい高水準なものだ。キヤノンにとても良く似た結果となるが、少し緑のパンチが強い。
  • 初期設定のシャープニング処理はやり過ぎずバランス良好だ。
  • ノイズリダクションはノイズ低減とディテールの保持のバランスが取れているように見えるが、顔では目立つ彩度低下の兆候が見られる(ISO 12800)。
  • 超高感度ISOにおけるX-T3とX-T2の顕著な違いには驚いた。リードノイズ測定では僅か1/3段の違いだったが、Adobe Camera RAWにおける視覚的な違いは1段分のように見える。Adobeと話をしたところ、画像の暗部でより黒のコントラストを高め、より暗く見せることが出来る「RAWファイルのシャドー値(ゼロに近い)の高精度化」という処理が加えられていると明らかになった。しかし、X-T2のデータをこの処理で再現したとしても超高感度域の差を十分に説明できるものでは無かった。
  • ノイズリダクションが抑えられたキャプチャーワンを使用しても違いは大きい。ISOパフォーマンスの低下はカメラの高速化とトレードオフだ。このトレードオフが理に適っているかどうかはISO25600とISO51200を使う頻度によるだろう。

とのこと。

極端に暗い環境で超高感度ISOを多用する場合はノイズ量が多くなったと感じるかもしれませんが、それ以外の場合ではカメラの”スピード向上”による恩恵が大きくなるようですね。

個人的には電子シャッターの有効性が飛躍的に向上しているので超高感度域を多少犠牲にしてでも恩恵のほうが大きいように感じられます。

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