The Photoblographerが富士フイルム Gマウント用レンズ「GF120mmF4 R LM OIS WR Macro」についてレビューを掲載しています。
ストリートスナップやポートレートを主に撮影している方ですので、この中判マクロレンズをポートレートレンズとして使った場合のレビューを掲載しています。ポートレートには適さないかもしれない、かなりシャープなレンズであるようですね。
The Photoblographer
- このレンズはカメラと比較して少し長く細身のレンズだ。
- 金属製の鏡筒には大きくマッシブなフォーカスリングと絞りリングが搭載され、レンズと同じような大きさのフードを装着する。このフードにはフィルター操作用の窓がついている。
- レンズ前玉は大きな72mmのフィルターを使用する。フードを装着しないと全体的に小さくなるのでフィルターワークをするのであればフードを装着せずに使うことになるだろう。
- 他のGマウントレンズと同じように絞りリングには「C」ポジションが存在する。絞りリングの使い方はわかるかと思うが、必要なければCポジションでカメラ側での制御も可能だ。
- 63mm F2.8の耐候性は雨天時に確認したが、このレンズは未確認だ。しかし、富士フィルムのカメラを暴風雨の中で使用した経験があるので、このレンズがいかなる自然をも相手に出来ると確信している。
- AF…GFX 50Sとの組み合わせでAFは完璧に機能している。暗所ではシャッタースピードを稼ぎ辛いが、マクロ撮影でもしない限りミスショットは一度も無かった。
- 画質…このレンズは全体的に本当に良いレンズでしっかりとした画質を持っている。「Gシステムのレンズは暗い(訳注:63mm F2.8でそう述べています)」と非難したが、このレンズはマクロレンズでありボケは好みなので例外だ。だがそれでも私はより明るいマクロレンズの方が良い。
- ボケ…このレンズのボケはとてもワンダフルだ。マクロレンズらしくしっかり近づいて撮影しよう。
- 色収差…他のGレンズと同じように主な色収差の問題は無い。あなたはこの素晴らしいレンズに安心できるだろう。
- 色…私は本当に63mmの発色が好みだったが、このレンズは本当に特別なものであり購入して満足するものだろう。
- 解像力…マクロレンズは得てして解像力が高く、このレンズにしても例外ではない。63mm F2.8と同じようにポートレートにはあまりにもシャープすぎると感じる。しかしながら、他の多くのマクロレンズでは見られないような性質を持っている。
好き:シャープ、手ぶれ補正、接写、素晴らしいボケ
嫌い:大きい(しかし私は何故これが大きいのか理解している)
このレンズはGマウントシステムに加える非常に素晴らしいものだ。個人的には63mm F2.8の方が少し好きだが、このレンズにはなんの問題もない。良いポートレートレンズにもなるが、自然光を使う場合には明るい場所で、スタジオならフラッシュを使用することをお勧めしたい。しかし、シャープすぎるレンズなので素直にマクロ撮影で使いたいと思うかもしれない。
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