The Photoblographerが「GF63mmF2.8 R WR」についてレビュー記事を発信しています。
The Photoblographer
- このレンズは他の中判用標準単焦点と同じく大き過ぎず嵩張らないレンズだ。中判用75mmや80mmの単焦点レンズを使うと、私が何を言っているのか分かるだろう。
- このレンズには絞りリングとフォーカスリングは金属製のような良い感触を持っている。
- 絞りリングにはFUJIFILMの新機能があり、「C」ポジションにするとカメラ側の絞り制御を受け付ける。私はこの追加機能を評価せず、富士フィルム自身が魅力を削いだと感じている。(X-Pro2のISOダイヤルやシャッタースピードダイヤルのように)
- フィルター径は62mmだ。焦点距離が63mmなので覚えやすいフィルター径だ!
- ニューヨークシティでテスト中に小雨と遭遇したが、故障することはなかった。X-Pro2とXF23mm F2 WRの組み合わせで激しい嵐を乗り切った過去があるので、この点については驚かない。これは期待していたことだ。
- このレンズにはフォーカスリングの距離・被写界深度指標が欠けている。ストリート写真を撮影する私にはこの点が気になる。
- オートフォーカスは驚くほど高速だ。良い光環境ならば手持ちのソニーカメラとG Masterに遜色ないものだ。低照度の環境では少し時間はかかる。
- このレンズはあまりにもシャープだ。ポートレートにはシャープすぎることがある。
- このレンズでボケを演出するには接近して絞りを開ける必要がある。
- 色収差はこのレンズが最も輝くポイントだ。BronicaやMamiya、Pentax、さらにはフェースワンのレンズ比較して色収差はゼロだ。さらに素晴らしい歪曲補正もかかっている。
好き:全体的にしっかりとしたレンズ、防塵防滴、風景に最適、高速AF
嫌い:ボケ量(より大口径だと良かった)
富士フィルムは長年素晴らしいレンズを作っており、このレンズにおいても例外ではない。しかし、これはポートレートにはあまりにもシャープすぎる。私はこのレンズを風景撮影にお勧めしたい。レンズは素晴らしいボケ味があり、しっかりとした製造品質で、高速AF、素晴らしい発色を持っている。デジタル写真家にとって夢のようなレンズだ。
私の偏った意見を述べると、Gフォーマットレンズにはより大口径のレンズが必要だ。富士フィルムが中判フォーマットでF1.4のレンズを登場させたら私は口を紡ぐことだろう。
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