Mobile01がフジフイルムのミドルフォーマットカメラ「GFX100」のレビューを掲載しています。
Mobile01:Fujifilm GFX 100 見證一億畫素的威力
- 小型化がムーブメントとなっているこの時代では珍しく、縦位置グリップ内蔵型のミラーレスカメラだ。
- サイズは大きいものの、組み込まれた縦位置グリップにより外付けグリップと比べて小型化されている。
- GFX100でフルサイズ領域のクロップモードを使うとα7R IVのような6000万画素となる。
- 中判カメラを使用している複数の写真家にGFX100を持たせてみたところ、「非常に軽い」というインプレッションを受け取った。
- シャッター音は思っていたよりも小さく、特にレンズを装着すると軽い音となる。
- サブモニタは大きな文字でとても明瞭な表示だ。
- 一日中スタジオで撮影する場合は2個のバッテリーでは間違いなく不十分だ。連続使用する場合はACアダプターの使用をおススメする。
- 縦位置グリップのエルゴノミクスには違和感を覚える。無いよりはマシな程度だ。
- 1億画素は等倍まで拡大してもとてもシャープな画質だ。
- 16bit 非圧縮RAWは200MB以上となり、JPEGでも50MBだ。
- 14bit非圧縮RAW17枚のSDカード書き込み時間は22秒だ。1枚1.3秒ほどである。
- フォーカス性能はとても良好だ。ただし、騒がしい背景の場合に前景にピントを合わせるのが難しい。低照度時のAFは許容範囲内だがフルサイズミラーレスほどでは無い。
- 瞳AFは正確だが、誤検出や位置がズレることがある。横顔の検出は苦手なようだ。
- ISO感度性能は一般的なカメラと変わらない感じだ。しかし、色ノイズはほとんど見られない。
- ダイナミックレンジはNikon D850やZ 6/Z 7のように最高のパフォーマンスを備えている。
- 手ぶれ補正はGF63mm F2.8装着時に1/15秒で成功率46%と予想より遥かに優れている。1/30秒だと成功率は80%だ。
オートフォーカス性能はトップクラスとは言えないが、中判フォーマット市場の中ではトップクラスだ。425点の像面位相差AFシステムに加えて顔・瞳検出にも対応している。
高価なカメラだが、1億画素のミドルフォーマットカメラとしては非常にコストパフォーマンスの高いカメラである。
長所:1億画素のとてもシャープな画質・同クラスを凌駕するAF・顔/瞳検出・チルトモニタ・手ぶれ補正内蔵・縦位置グリップ内蔵・大きく鮮明なサブLCD・素早い起動時間・16bitRAW・同クラスよりはるかに安い
要改善:正確に表示されない瞳AF・横顔への検出精度
GFX100 連写音
連写後のSDカード書き込み時間
AF速度(GF63mm)
瞳AF
瞳AF
とのこと。
中国語ですが、オリジナルデータを公開している静止画作例や参考動画を多数掲載しているので分かりやすいレビューだと思います。像面位相差AFを実装した中判フォーマットカメラなので、AFがキビキビと動いていますね。さすがにフルサイズほど高速ではありませんが、このクラスとしてはかなり快適なのでは無いでしょうか。
ISO感度ノイズは画素ピッチがα7R IVやX-T3並みと言うこともあって特段優れている訳では無さそうです。とは言え、1億画素できめ細かいノイズとなるのであれば耐用ISO感度は大きく向上するのかもしれません。
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