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ソニーα7R IVは優れた操作性で感心するエルゴノミクスを備えたカメラ【海外の評価】

Mobile01がソニー製フルサイズミラーレス「α7R IV」のファーストインプレッションを掲載しています。

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Mobile01:捨我其誰!Sony A7R IV 全幅高畫素王者動手玩!

  • 太く高くなったカメラグリップは片手持ちの安定感が150%ほど増したようだ。
  • フロントダイヤルがシャッターボタンはよりエルゴノミクスを考慮した設計となっており、直感的で優れた操作性である。主観的な見解だが、シャッター操作の遅延が短くなっているように感じる。
  • シャッターユニットが再設計され、メカニカルシャッターによる振動が低減している。シャッター寿命は50万回だ。
  • リアダイヤルは従来のボディ埋没式からトッププレートへ移動。露出補正ダイヤルにはロック機構が備わり誤操作を防止出来るようになった。
  • ボタンサイズは明らかに大きくなり押しやすい。
  • メディアスロットは一般的な「上がスロット1・下がスロット2」となっている。本機種ではどちらもUHS-IIに対応している。
  • ボディサイズに変化があるため、従来の縦位置グリップやエクステンダーは利用できない。
  • 6100万画素センサーを搭載した初のフルサイズミラーレスである。APS-Cクロップでも2620万画素の解像度を引き出すことが可能だ。
  • 144万ドットのタッチパネルモニタはスマートフォンほどレスポンスは良く無い。フォーカスポイントの指定と再生時の写真スライドのみ対応している。残念ながらメニュー画面の操作は出来ない。
  • 電子ファインダーは576万ドットのOLEDパネルを使用している。α7R IIIと比べて1.6倍の解像度だが、見比べても違いが分からない。Leica SLやLUMIX S1Rのファインダーを覗いた時のような感動は無かった。
  • リニューアルされたAFジョイスティックは幅広く使いやすく正確な操作が可能だ。
  • R IVと同時に投入されたECM-B1M指向性マイクは軽量ながら豊富な機能を備えている。カメラ側から電源を供給でき、ホットシューからデジタル信号の記録やノイズキャンセリング機能を備えている。
  • 連写撮影で31枚のRAW+JPEGを撮ることが出来、ファイルサイズは4.28GBとなった。撮影から書き込み終了まで1分38秒かかる。(Sony Tough SF-G)
  • 16枚のピクセルシフトマルチショットで2億4080万画素のイメージを得ることが出来る。
  • ISO感度別の作例ではISO50から3200までとてもシャープで鮮明な画質だ。ISO6400でディテールが低下し始めるが、ISO12800でも許容範囲内である。
  • ファームウェアアップデートでα7R IIIに実装したリアルタイム瞳AFは初めから利用可能だ。
  • 追従連写撮影では10コマ秒から速度が低下することなく連写可能だ。60kmで移動するバイクに少なくとも80%の成功率で追従連写が可能だ。

4日間と限られた試用期間だったが、新設計の大型グリップやその他コントロールレイアウトは優れた操作性で感心した。さらに再設計されたシャッタユニットは反動や音が小さい。6100万画素を記録する点でUHS-IIのデュアルスロットは有利に働くだろう。ファーストインプレッションではあるが、α7R IVにはかなり満足している。

シャッター音の比較

連写とバッファクリア

リアルタイム瞳AF

AF-C連写

α7R IIからR IIIへの変化を考えると地味に見えるかもしれませんが、ダイヤルやボタン類はかなり使いやすくなっているようですね。第3世代のグリップやAFレバーはまだまだ使い辛かったのでこれは期待大。

30コマの連写でファイルサイズは4GB超、さすが6100万画素の超高解像イメージセンサーですね。個人的にはオーバースペックな解像性能なのでエルゴノミクスを踏襲したα7 IV待ち。ちなみに16枚合成のピクセルシフトマルチショットの作例も公開しており、JPEGにも関わらずファイルサイズは200MBを超えています。スマートフォンで閲覧する際はモバイルデータ通信に注意。

作例を多数公開しており、ファイルサイズは大きいものの6100万画素センサーによる圧巻の解像性能を感じることが出来ます。超望遠やマクロ撮影でクロップ耐性が大きく向上するので便利そうですね。

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