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PhotographyBlogがソニー製フルサイズミラーレス「α9 II ILCE-9M2」のレビューを掲載しています。
- α9 IIは前モデルから43の改良点を加えている。それら改良点の大部分はプロスポーツフォトグラファーやフォトジャーナリスト向けのマイナーチェンジである。
- 一見すると外観のコントロールレイアウトは以前とほとんど同じだ。しかしよく見ると微妙な違いに気が付くはずだ。
- より大きくなったハンドグリップ、顕著なサイズアップを施されたAF-ONボタン、より洗練したマルチセレクタージョイスティック、露出補正ロックボタンの追加、リアコマンドダイヤルの配置などが外見上の主な変更点だ。小さな変更に聞こえるかもしれないが、全体的に洗練され、使いやすいカメラとなってる。
- さらにプロフォトグラファーの意見をくみ取り、防塵防滴仕様を強化。バッテリーやメモリーカードスロットは二重シールのスライドメカニズムを使用している。
- メモリーカードスロットは向きが反転し、両方ともUHS-IIに対応した。そしてスロット2が下部へ移動する理にかなった仕様となっている。
- 最も大きな変更点はメカニカルシャッターが最大10コマ秒まで向上していることだ。α9の2倍となる連写速度でアンチフリッカーに対応可能だ。
- さらに通信接続性が強化され、1000BASE-Tに対応するイーサネット端子を組み込んでいる。これはα9の100MB/sより10倍高速な転送速度だ。さらにUSB C端子は最新の3.2 Gen1にアップグレード、WiFiは5GHzを対応するようになっている。
- 最大10セットのカメラ設定をメモリーカードに保存できる。保存した設定は他のカメラでも読み取り可能だ。
- プロフォトグラファーを喜ばせる他の新機能として、最大60秒の音声メモに対応している。
- 動画撮影でも人間・動物のリアルタイム瞳AFに対応している。
- ニーズに合わせてフォーカスフレームの色を変更可能だ。
- 新開発の低振動シャッターとなり、手ぶれ補正は5.0段から5.5段へ向上している。さらにシャッター耐久は50万回と見事な性能だ。
- マルチインターフェースシューはデジタルオーディオに対応している。
- ISO感度ノイズはISO50?6400で事実上ノイズフリーだ。ISO12800やISO25600でも許容以上の画質となり、ISO51200やISO102400でも緊急時の使用に問題無い。
2年前のα9より高速で、洗練され、耐久性があり、汎用性の高いカメラに仕上がっている。プロユーザーに狙いを定めた優れた道具である。
来年のオリンピックに向けてキヤノンとニコンはフラッグシップ「一眼レフ」を発表した。現状でソニーα9 IIはプロユーザーにとって魅力的な唯一のミラーレスカメラだ。従来からスピードモンスターだったカメラは、比較的マイナーだが全体的に見ると重要で幅広い改良が施されている。
プロユーザーとアンバサダーの意見に耳を傾け、来年のオリンピックで使用するのに相応しいカメラとなっている。
PhotographyBlog:https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a9_ii_review
とのこと。
キヤノンやニコンの一眼レフと比べるとプロユーザーの「信頼」や「習熟」をどこまで得ているのか分かりませんが、着実にプロユーザーへ訴求できるカメラに近づいているみたいですね。
α9からの改善点はコンシューマー向けとは言えませんが、それでも防塵防滴やハンドグリップの強化は歓迎できるポイントだと感じます。個人的にはジョイスティックの形状変化が大きいと感じます。(第3世代の形状は使い辛かったので…)
新発売と言うこともあり、値下がりしたα9の存在は悩ましいところですねえ。コストパフォーマンスを考えるとα9も良い選択肢だと思いますが、やはりグリップや防塵防滴の強化は捨てきれないところ…。
α9 II ILCE-9M2 | |||
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