DPReviewがライカのコンパクトデジタルカメラ「LEICA Q2」の知っておくべきポイントを紹介しています。
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全体的にリニューアルされた第2世代
- LEICA Qの登場からほぼ4年後にQ2が発表された。高解像センサー・改良されたユーザーインターフェース・改良された動画機能を備えているが、旧モデル4250ドルと比較して4995ドルとさらに高価格商品となっている。
- LEICA QはSLやM Typ 240に使われた2400万画素センサーと同等のモデルを使用している。しかし、今回使われたセンサーはパナソニックLUMIX S1Rと同じものと推測している。(おそらくSLシリーズの後継モデルにも採用される)このため、ニコンやソニーの高解像センサーとは関係が無いはずだ。
- ISO感度のテストはまだだが、ISO 50は拡張感度では無い印象を受ける。すなわち、ISO100と比べてダイナミックレンジが広くなっているはずだ。
- クロップモードは3つに増え、35mmでは3000万画素、50mmでは1500万画素、75mmでは660万画素まで低下する。
- LEICA Qを「部分的にCLっぽいM10」と組み合わせたようなデザインだ。
- RECボタンは完全に無くなり、背面ボタンは3つまで省略された。
- Q2はSLと同じIP52の評価を受けている防塵防滴仕様だ。防塵防滴仕様だが、内部パーツの再設計によりボディはQと同じ形状を維持している。
- Q2はQと同じ解像度のファインダーだが、Qはフィールドシーケンシャルタイプなので実質104万ドットだ。Q2はOLEDとなり、シャープネス・コントラストの点で大幅な向上が見られる。黒色は黒く写り、フィールドシーケンシャルのようなレインボー効果は見られない。ファインダーの光学系も変化しており0.76倍と改良されている。ライカによるとアイセンサーも改良され、遅延なく動作するそうだ。
- Qと同じように光学式手ぶれ補正を搭載している。従来と異なり、オンオフのみならず、1/60秒以上の長いシャッタースピードでのみ動作するように設定できる。これがバッテリーに対してどのように作用するのかは不明だ。
- バッテリーはSLと同じ強力なモデルを使用している。
- Qと同じように1/2000秒までのメカシャッターだが、フラッシュ同調速度は1/2段向上している。さらに電子シャッター速度は最速で1/40000秒まで向上している。
- SDカードはUHS-IIまで対応するようになった。これは高速連写や4K動画で特に便利な変更点だ。本格的な動画撮影には向いていないが、このような小型軽量カメラで高品質な動画を撮影できるのは魅力的だ。拡張感度ではないISO50のおかげで減光フィルターの必要性も減っている。
LEICA Qからの改善点は適切だと考えられる。最も感心したのは旧モデルと同サイズであることだ。基本的にQと同じ操作性のため、Qユーザーのための新しいカメラとなってくれるはずだ。
とのこと。
スペックシートを見比べてもあまり分かりませんでしたが、ファインダー像は飛躍的に改善しているようですね。センサーはパナソニックの最新フルサイズミラーレスと同等と予想されているので画質はかなり期待できるのでは無いでしょうか?
画像処理エンジンは従来通り「ライカ・マエストロII」ですが、これも改良が施されている模様。オートフォーカスは従来の49点から225点まで拡張されているあたり、パナソニックLUMIXのテクノロジーを少なからず使っているのかもしれませんね。(LUMIXも49点から最新モデルの225点に進化しています)
価格はさらに高くなってしまいましたが、改善点を考えるとそこまで高価格化とは感じないかもしれません。特にファインダー像の改善は見逃せないように感じます。
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