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LUMIX G MACRO 30mm/F2.8は安価だが四隅まで解像性能の高いマクロレンズ【海外の評価】

Lenstipがパナソニックの交換レンズ「LUMIX G MACRO 30mm/F2.8」のレビューを掲載しています。

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安価で高性能なマクロレンズ

  • LUMIX G 30mm マクロは疑う余地なくとても小さく軽いレンズだ。このように短い焦点距離ならば驚くべきことではない。
  • レンズ鏡筒は安っぽさを感じない造りだ。
  • マウントは金属製だ。
  • 製造国は日本である。
  • 21mm幅のフォーカスリングはプラスチック製だ。ピント距離や被写界深度の指標は無い。ピント距離全域を移動するための回転角は約360度だが、フォーカスリングの回転速度を遅くすることで回転角は顕著に増加する。
  • インナーフォーカス駆動だ。
  • 手振れ補正の効き目はバラつきがあり、最大でも2.5段程度だ。効果の高いレンズが4.5段程度と考えると本レンズの効き目は素晴らしいものでは無い。
  • 中央の解像性能は素晴らしい。絞り開放で既に72lpmmと高いレベルに達している。F4まで絞ると76lpmmと賞賛に値するレベルに達する。これはLEICA 45mm F2.8やM.ZUIKO 60mmと比べて少し低い数値だ。
  • フレーム隅の解像性能についても批判すべき点は無い。F2.8で既に56lpmmであり、良像の基準値を明らかに超えている。さらに絞ると60lpmmまで向上する。この結果はより高価なパナソニック 45mmよりとても良好で、オリンパスの60mmと比べても少し良好だ。安価なマクロレンズがベストの結果を発揮している結果には拍手喝采だ。
  • 軸上色収差は何の問題もない。よく見ると僅かに色づきを確認できる。
  • 倍率色収差は最も高い数値で0.08%を僅かに超え、絞ることで0.05%まで低下する。この値は特に厄介となるものでは無く、とても肯定的な結果だ。
  • 球面収差による問題はない。
  • 歪曲収差は補正されたJPEGで見つけることは本当に難しい。RAW出力は1.09%の糸巻き型だ。
  • コマ収差に関する問題は少しも抱えていない。絞り開放でさえほとんど点を維持している。
  • 非点収差は我々の測定で6.3%と厄介ではない数値だ。
  • ボケはまずまず良好だがそれ以上ではない。
  • 周辺減光は絞り開放で-1.37EVだ。自慢できる数値では無いが、恥ずべき結果でもない。
  • 逆光耐性は多くの場合で問題無いが、太陽を四隅に配置するとフレアが発生する。
  • オートフォーカスは静かでピント距離全域を0.8-0.9秒で移動する。目覚ましい速度では無いが、マクロレンズであること考慮する必要がある。オートフォーカスリミッターが無いのは残念だ。

長所:しっかりとした鏡筒、素晴らしい中央画質、良好な四隅の画質、軸上色収差に問題が無い、倍率色収差が少ない、僅かな歪曲、とても少ないコマ収差、中程度の非点収差、静かで正確なAF、良好な価格と品質

短所:周辺減光がやや多い、手ぶれ補正の効き目がおかしい

このレンズはマイクロフォーサーズで最も安価なマクロレンズの一つだが、安っぽさを感じないのは重要なポイントだ。

金属素材が多く使われ、日本製であり、テストで重大な欠点が無い良好な画質だ。

唯一の懸念は奇妙な性能の手ぶれ補正だが、我々のテストでは全てのコンディションでチェックする機会が無かったので、ひょっとしたらただの個体問題かもしれない。

このレンズに1200PLN(日本円にして3万3千円程度)を支払う事に対して疑う余地は無い。良い機材投資であり、使って楽しいレンズとなるだろう。

とのこと。

手振れ補正の効き目が少し弱いことと、周辺減光が少し大きいと言うだけで大きな欠点の無いマクロレンズのようですね。さらに価格は3万円台と手ごろな価格設定となっています。コスパに煩いLenstipも性能/価格のバランスは高く評価しています。

実はGM1S用に手振れ補正搭載のマクロレンズが欲しかったりして検討中のレンズ。

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