Mobile01がニコンの交換レンズ「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」のレビューを掲載しています。
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小型軽量で高速AFの広角ズーム
- 本体は金属パーツで部分的にプラスチックが使用されている。
- ズームリングとフォーカスリングは寄せて配置されており操作性が良好だ。
- 付属の花形レンズフード「HB-86」はプラスチック製である。
- 前玉はフッ素コーティングが施され、驚くほどフラットな形状のレンズを使用している、14mmでは世界初となる円形フィルターに対応したモデルだ。
- 83.85mmの全長に485gの重量はまるでDXフォーマット用の広角ズームレンズだ。
- ズームリングは沈胴機構を備えている。僅かな力で簡単に操作できる上、携帯性はとても優れている。
- 撮影倍率はわずか0.16倍だが、実際に撮影してみるとそれ以上と感じる場合がある。
- オートフォーカスは広角端でも望遠端でも良好だ。レスポンスは悪く無い。
- 歪曲収差は非球面レンズ4枚とデジタル補正によって問題はほとんど感じない。
- 周辺減光は14mmで明らかな減光が発生しているが、F8まで絞ると解消する。
- 14mmのシャープネスは開放から実用的だが、周辺減光の影響を考慮すると絞ったほうが良いだろう。画質はF11から徐々に回折の影響で低下する。
- 30mmのシャープネスは14mmとそれほど変わらない。F11における画質低下は14mmほどでは無いが、F16では明らかに低下する。
- 7枚絞り羽根で14本の光条となる。F16より小さなF値では扇状となってしまう。F22では綺麗な光条となるが解像度は低下してしまうので取捨選択が必須となってくる。
- 色収差の影響は僅かだ。
- 逆光耐性はF8までフレアとゴーストが良く抑えられ、F22まで絞るにつれゴーストが目に付くようになる。
絞り過ぎると回折の影響が目立つものの、14mmなら大きく絞らなくとも十分な被写界深度を得ることが出来るだろう。風景用レンズだがオートフォーカスは本当に高速で滑らかな動作だ。値付けは適切で小型軽量なこのレンズが売れないはずはない。
とのこと。
私も発売日にゲットしましたが、確かにオートフォーカスがとても安定した小型軽量な広角ズームレンズだと感じました。ニコンの宣言通り、ブリージング(ピント移動に伴う画角の変化)が皆無でズーミング時のピント変化も少ない点には好感が持てます。
小絞りで回折の影響が強かったり光条が綺麗で出ない点も同意見だったりします。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビュー・作例を集めているページはコチラ
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