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Nikon Z6はバランスの良い魅力的なフルサイズミラーレス【海外の評価】

IMAGING RESOURCEがNikon Z 6のレビューを掲載しています。

  • ビルドクオリティは素晴らしい。深く快適なグリップを備えつつ驚くほどコンパクトだ。本体はとても頑丈で雨など悪天候にも耐える。
  • 全く新しいカメラだが、一眼レフと似たデザインで馴染みのある外観だ。ボタンやダイヤルの形状や配置、さらにメニューのデザインやグリップの赤ラインまで。
  • アダプター経由で一眼レフのレンズを使用しても良好に動作し、数れた操作性とAFは低下が見られない。
  • 背面モニターはバリアングルとチルトで好みが分れると思うが、チルトは素早くローアングルやハイアングルへ移行できる。
  • Z 6の外観で唯一非難すべき点があるとしたら、それはシングルXQDカードスロットだろう。XQD(CFexpress)は堅牢で高速書き込みが可能なメディアだが、まだまだ一般的では無く、依然として高価だ。そしてシングルスロットである。
  • 画質について不満はない。2400万画素の解像度で非常に優れた柔軟性を持つRAW出力が可能だ。高感度ISOノイズ耐性も優れている。
  • Z 7と同様、白熱電球下で不安定なホワイトバランスだったり、赤色が飽和しやすい弱点がある。(調整やRAW現像で回避可能)
  • 像面位相差AFセンサーが組み込まれており、シャドウを持ち上げすぎるとバンディングノイズが見えてしまう。
  • 静止画メインのカメラだが、とても良好な動画機能を備えている。フル画角でオーバーサンプリングされた4K 30pやFHD 120p、ログ機能、ボディ内手ぶれ補正などなど。しかし、ログ出力がHDMI出力限定だったり、30分の連続録画制限、パッとしないビットレートなどはGH5やS1と言ったカメラに劣っている。
  • 12コマ秒の最速連写速度はハイエンドスポーツカメラに匹敵し、XQDカードのおかげでバッファクリアは高速だ。
  • FTZアダプター経由でFマウントレンズを装着しても、AF性能は非常に優れている。
  • 瞳検出機能はソニーほど正確性・応答性は良く無いが、特に被写界深度の浅いレンズでは便利な機能だ。
  • バッテリーライフはこのカメラにおける懸念事項の一つだ。一眼レフより遥かに短い。

Nikon Z 6はバランスの取れた素晴らしいカメラだ。コンパクトながら頑丈なボディにお馴染みのレイアウトで物理操作が数多く配置されている。画質はとても良好で、AF性能は素晴らしい。

全体的に優れた機能・画質・ビルドクオリティながら、1999ドルと非常に競争力のある価格設定だ。これからフルサイズミラーレスを初めてみたい人にとって魅力的なカメラである。

長所

全体的に優れた画質・超高感度性能(特にRAW)・とても良好なダイナミックレンジ(ただしバンディングがある)・良好なAF-S・AF対応瞳検出・極めて低照度でもAF可能・最大12コマ秒の追従AF/AE連写・良好なバッファ深度・軽快なバッファクリア・ボディ内手ぶれ補正・頑丈なビルドクオリティ・快適な操作性・優れた防塵防滴・ニコンでお馴染みのレイアウト・良く整えられたメニュー画面・優れた動画画質・4:2:2 10bitのHDMI出力・N-log対応・4K ピーキング・静止画と動画で分離したメニュー・大型の高解像EVFは滑らかで見やすい・サブLCDモニタ・チルトモニタ・USB-C 3.1・WiFi/Bluetooth内蔵・HDMI C端子・ネイティブZレンズがとてもシャープ・24-70mm F4 Sが驚くほどコンパクト・Fマウントレンズも良好に動作

短所

シングルカードスロット・タッチパネルのレスポンス・バリアングルほど機能的ではない・バッテリーライフが並・白熱電球下で良好な結果を得にくいWB・発色が少し赤味がかっている・初期設定のノイズリダクションが少し強い・レンズラインアップが僅か・14bit RAWの場合は9コマ秒連写に低下・RAWからシャドウを持ち上げるとバンディングノイズがある・同調限界が1/200秒・まだバッテリーグリップが出ない・動画の追加仕様はまだ開発中

とのこと。

完璧とはいかなものの、高評価となったようですね。初めこそ同クラスとしてはやや高価でしたが、価格も落ち着きコストパフォーマンスの高い一台となったように見えます。

私は発売日からNikon Z7を愛用中ですが、センサー以外はZ 7と同等で、さらに動画仕様に優れたZ 6のほうがコストパフォーマンが優れているのは明らか。何より、シングルXQDスロットでZ 7の4600万画素はかなり重い。まだまだ高価で入手ルートが限られているXQDを考えるとZ6のほうが扱いやすいと思います。

全体的な評価はほぼ同意で、欠点のバッテリーライフが短く、バッテリー交換・充電以外に選択肢が無いのは確かに辛い。バッテリーグリップを用意しているキヤノンEOS Rよりも不自由で、バッテリー容量が大きい上にUSB給電にも対応しているソニーα7と比べると雲泥の差。この辺りは後継機種でしっかりと改善して欲しいところ。

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