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Nikon Z 7はフルサイズミラーレスの中でもトップクラスの防塵防滴仕様【海外の評価】

IMAGING RESOURCEがニコンのフルサイズミラーレス「Z 7」の耐候性レビューを掲載しています。

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トップクラスの防滴仕様

  • Nikon Z 7にNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを装着してテストを実施した。
  • レンズマウントはレンズ側の硬質なプラスチック製の薄いガスケットにより密閉される。Zシリーズのレンズには全てシールが施されている。
  • バッテリー室はとてもしっかりと密閉されているように見える。柔らかいシリコンのような素材でドアが覆われている。
  • メディアスロットはしっかりとした設計のガスケットで保護されている。
  • アクセサリーポートはそれぞれ周囲が隆起して蓋が密着する。
  • ホットシューカバーに防滴性は無いが、テスト中問題となることは無かった。(フラッシュを装着してテストはしていない)
  • 気象学者の言う「大雨」の数値よりも高い設定値でテストしている。このようなどしゃぶりの中で撮影するアマチュアカメラはまずいないと思われる。耐候性を主張するカメラには良いテストとなるだろう。
  • 35分のテスト実施後に防湿庫にて保管し、翌日さらに70分のテストを実施した。
  • テストはとてもうまくいき、問題はほとんど発生しなかった。以下2点の避けられない現象を除くとカメラは完璧に動作した。
    ・当然ながらタッチパネルは使うことが出来なくなる。(水が指先の静電気を変化させてしまうため)
    ・アイセンサーに水滴が付くと誤作動が発生した。EVF/LCDの切り替えを自動にしていなければ問題は解消する。
  • テスト中カメラは完全に動作し、テスト後に確認しても内部に水滴は見当たらなかった。バッテリードアの裏側に少量の結露が見つかったのみだ。
  • レンズマウントに水の侵入は見られなかったが、ボディとレンズの隙間に溜まっていた水がレンズを外す際に少し中に入ってしまった。
  • メディアスロットは水が浸入した痕跡はない。
  • ポートカバーの周囲には少量の水が含まれていたが、保護された領域の内側には水を確認できなかった。
  • バッテリー室内部への水の混入は無い。競合他社の防塵防滴性が低いカメラでは水の混入が見られる箇所だ。極めて僅かな結露があるものの、テスト中に問題が無かったように心配する必要はないだろう。

全体的にNikon Z 7の耐候性はこれまでテストしたフルサイズミラーレスの中で最も密閉されたカメラである。ほぼ2時間の大雨に耐え、一般的な雨量でより長時間の使用に耐えうるはずだ。

とのこと。さすがのニコンと言ったところでしょうか。

過去に底部に水が混入したα7R IIIと比べるとかなり良好な防塵防滴仕様のカメラとなっているようです。α7 IIIとZ 7を使った身としても、確かにZ 7の防塵防滴仕様はしっかりしているなと感じます。(特にバッテリーやファインダー周辺)

超大口径マウントと言うこともあり、レンズ接合部の防滴性が気になっていましたが問題なさそうです。

個人的に「惜しい」と思ったのはこの防塵防滴性を損ねることなくバッテリーライフの拡張が出来ない事(追加グリップが存在しない)。現地でどうしてもバッテリースロットを展開する必要性が出てきてしまうのはなんとかして欲しかったですねえ…。

Nikon Z7/Z6の情報をまとめるページはコチラ

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