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CAMERA LABSがオリンパス「OM-D E-M5 Mark III」のレビューを公開しています。
- E-M5 IIと同じように、小型ながら効果的なグリップと、目立つサムレストを備えており、驚くほど快適だ。
- ボディはポリカーボネート素材に切り替わり、小型バッテリーにより重量は469gから414gへと軽量化している。E-M10 IIIのようだが、防塵防滴仕様であるうえ、従来通り頑丈なカメラだ。
- グリップが物足りない場合は追加グリップを装着可能だ。ただし、従来のようにヘッドホン端子は存在しない。
- カメラ上部はE-M1 IIと似たレイアウトに変更している。
- 親指と人差し指で操作するコントロールダイヤルの質感や形状は素晴らしい。コンパクトで快適なボディながら妥協していない。ソニーや富士フイルムはこれを真似するべきだ。
- メカニカルシャッターは1/8000秒まで対応している。ソニーαや富士フイルムX-T30などと比べて優れているいるポイントだ。
- フォーカスブラケットや深度合成、そしてハイレゾショットを引き続き搭載しているのは嬉しい。
- バリアングルモニタを搭載している数少ないミラーレスカメラだ。ブロガーとしては嬉しい仕様である。
- OLEDファインダーはこの価格帯では一般的だが、アイポイントは眼鏡着用でも見やすい27mmとなっている。
- メモリーカードスロットは他社のようにバッテリーコンパートメントの横では無く、カメラ側面に配置している。アクセスしやすく他社と比べて強みとなるポイントだ。
- 手ぶれ補正はE-M1 IIと同等の補正効果となっている。12-100mm F4 IS PROと組み合わせて12mm 2~6秒でのシャッタースピードを利用できた。
- フォーサーズセンサーは比較的小さなフォーマットのイメージセンサーだが、私のテストでは優れたパフォーマンスを発揮している。
- 4K UHDに対応していtるが、マニュアル露出モードにオートISOは無い。
- 画質は大型センサーに敵わないが、ISO1600以下ならば大きな違いは無い。低照度で高速シャッタースピードを使いたいのであれば大型センサーのカメラを検討するべきだ。
- オートフォーカスは立派な性能だが、α6400やα6600には敵わない。
- 効果的な4K動画、手ぶれ補正が必要無ければEOS Kiss Mという手もある。
- 位相差AFやAPS-Cセンサーが必要無ければLUMIX G9の価値が非常に高い。
センサーサイズは小さく低解像だが、小型軽量で最高の防塵防滴仕様と手ぶれ補正だ。加えてバリアングルモニタにクロップ無しの4K動画、ハイレゾショット、マイク端子、数多くの画期的な長秒露光モードを搭載している。他社には存在しない組み合わせのカメラだ。
部分的な要素では、より低価格でAPS-Cセンサーを搭載した「X-T30」「Z 50」が存在(ただしし手ぶれ補正を搭載していない)、バリアングルモニタを搭載した「EOS Kiss M」が存在(クロップ4K・非防塵防滴・手ぶれ補正なし)する。
値下がり傾向にあるLUMIX G9はバリアングル・手ぶれ補正・大型ファインダー・デュアルSDスロット・防塵防滴・4K 60p&10bitなど充実しているが、オートフォーカスは見劣りする。
α6600はAPS-C・最高のAF・4K動画・大型バッテリー・ボディ内手ぶれ補正の全てが収まってるカメラだ。しかし、セルフィーモニタとホットシューアクセサリーが干渉してしまう点が残念である。そして上記カメラ群の中では最も高価である。
実際のところ、主な競合相手はOM-D E-M1 Mark IIであることは明らかだ。値下がりやキャッシュバックでE-M5 IIIとの価格差は僅かである。E-M5 IIIは小型軽量だが、圧倒的にE-M1 IIが大きいわけでもない。より大きなファインダーやヘッドホン端子、デュアルカードスロットなどを考慮するとE-M1 IIのほうが価値が高い。
OM-D E-M5 Mark IIIはこの価格帯では最も魅力的なカメラの一つだ。上位機種と比べて一部機能に制限があり、従来モデルからの変更点(プラボディなど)があるものの、操作性や耐候性は同業他社と比べて間違いなく最高のものだ。手ぶれ補正の効果は追随を許さない性能である。
ISO1600以上の高感度画質や最上級の動画AFが必要無ければ、全体的なパッケージとしてE-M5 III以上のカメラを見つけるのは難しい。
とのこと。
OM-D E-M5 Mark IIIの現役ユーザー(そしてKiss MやX-T30元ユーザーでもある)としては概ね同意できる内容。コンパクトながら使い勝手が良く、レスポンスも良好なカメラです。
指摘している通り、オートフォーカスはソニーと比べてやや見劣りし(瞳検出や追従性など)、高感度画質は最新世代のAPS-Cセンサーと比べると敵いません。とは言え、非常に効き目の高い手ぶれ補正や使い勝手の良いボタン・ダイヤル配置は大変よろしい。
やはりライバルはE-M1 Mark IIですねえ。私は現E-M1X・元E-M1 Mark IIユーザーですが、確かにサイズ感が気にならなければE-M1 IIがおススメ。E-M5 IIIで目新しい機能が存在しないので地味なのですよね…。
しかし、E-M5 IIIの小型軽量で軽快な操作性・機能性は実際に使ってみると強みと感じるはず。小さなカメラバッグに小さなズームレンズと単焦点レンズを突っ込み、上位機種と遜色無い画質・AFを利用できるのは素晴らしいと思うのです。
もう少し値下がりすると評価が一気に変わりそうなカメラ。
OM-D E-M5 Mark III 最新情報・噂 まとめページはコチラ
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