2019年12月12日付けでタムロンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-211527(P2019-211527A)
- 【公開日】2019年12月12日
- 【発明の名称】ズームレンズ及び撮像装置
- 【出願日】2018年5月31日
- 【出願人】
【識別番号】000133227
【氏名又は名称】株式会社タムロン- 【課題】本件発明の課題は、高変倍率を実現すると共に、防振群を備えつつ、光学全長方向だけでなく径方向の小型化を図ることが可能なズームレンズ及び撮像装置を提供することにある。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 72.069-290.286 72.113-290.794 72.124-338.813 F値 4.64-6.50 4.64-6.50 4.64-6.50 半画角 10.90-2.75 10.97-2.74 11.07-2.37 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 82.385-310.273 82.439-233.078 F値 4.646-6.58 4.64-6.49 半画角 9.38-2.54 9.66-3.43
画角を考えるとAPS-Cセンサー用でしょうか?確かにこのクラスの望遠ズームレンズは選択肢が少ないので需要がありそうですね。望遠端はF6.5と非常に暗く、廉価ズームと言った立ち位置を想定しているのかもしれません。
一瞬、ソニー「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」がOEMなのかと脳裏をよぎりましたが、今回示されたレンズ構成とE 70-350mmのレンズ構成は似ても似つかないものとなっています。とすると、やはりタムロンがAPS-C向けの望遠ズームレンズを検討しているのでしょうか。バックフォーカスは示されておらず、文献上では「一眼レフ」「ミラーレス」どちらへの対応も匂わせていますね。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- シグマ APS-C用「20mm F1.4」「23mm F1.4」光学系の特許出願
- タムロン「70-100mm F4」「90mm F2.8」「90mm F3.5 ×1.4」マクロレンズの特許出願
- キヤノン「RF24-105mm F2.8 Z」「RF15-60mm F2.8 Z」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン フルサイズミラーレス用「10-20mm F4」「10-20mm F2.8-4」「9-18mm F4」光学系の特許出願
- ソニー「12mm F2.8」「14mm F2」「20mm F1.8」など光学系特許
- シグマ「28mm F1.4」「35mm F1.4」「50mm F1.4」光学系の特許出願
- シグマ「14mm F1.4」「14mm F1.8」「12mm F1.4」「10mm F1.4 APS-C」光学系の特許出願
- シグマ「28-70mm F2」「135mm F1.8」「400mm F2.8」光学系の特許出願
- NIKKOR Z 20-55mm F2・Z 20-55mm F1.4-2.4を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン「50mm F4 IS Macro」「90mm F4 IS Macro」を想定したような光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。