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DPReviewが発表されたばかりのマイクロフォーサーズ「OM-D E-M5 Mark III」に関するハンズオンを公開しています。
- E-M5 Mark IIIには121点位相差AFシステムに対応する2000万画素イメージセンサーを搭載している。これらはE-M1 IIから実装した「TruePic VIII」プロセッサーで処理している。
- E-M5 IIの1600万画素から2000万画素への高解像化は歓迎され、それ以上にコントラストAFから像面位相差AFへ切り替わったポイントが魅力的に写るはずだ。
- 手ぶれ補正は5.5段の手ぶれ補正効果を発揮し、シンクロ手ぶれ補正を利用できる場合は6.5段まで向上する。場合によって三脚は家に置いて出かけることが出来る。
- 新型センサーと新型プロセッサーの組み合わせにより、AF/AE追従で10コマ秒の連写撮影に対応した。シャッターボタン全押し前の14コマを保存できるプロキャプチャーモードにも対応している。
- トッププレートのデザインは再設計され、レイアウトはE-M1 IIと似ている。電源スイッチは従来通り左肩だが、モードダイヤルは右肩へ移動した。
- 前モデルと同様、フラッシュは内蔵してない。しかし、バウンスに対応するFL-LM3クリップオンフラッシュを同梱している。コンパクトなフラッシュでは無いが、回転やバウンスに対応しているので内蔵フラッシュよりも汎用性が高い。
- 背面レイアウトは前モデルと似ているが、悪いことでは無い。Fnスイッチはより操作しやすくなり、サムレストにはISOボタンを配置している。
- ターゲットパッドAFでファインダーを覗きながらAFポイントを移動できる。この状態でモニタをダブルタップすることで素早くターゲットパッドAFのオンオフを切り替えることが可能だ。
- アイポイントが長くなっている。これにより眼鏡着用者でも完全に電子ビューファインダーを利用できる。パネルは液晶からOLEDへと変わり、コントラストが高まっている。残念ながら、ファインダー倍率は前モデルの0.74倍から0.68倍まで低下している。
- アクセサリーポートにはマイク端子が備わっているものの、ヘッドホン端子は無い。USBは独自の端子から一般的なMicro USBへと切り替えられた。USB充電に対応しているが、専用の外部充電器も同梱している。
- 他のモデルと同様、クロップ無しで4K 30pを利用可能だ。クオリティのテストはまだだが、見た目はかなり良いと期待している。
- バッテリーはE-M5 IIのBLN-1からPEN-Fなどで使用しているBLS-50に変更した。(訳注:PEN-FはBLN-1です。E-PL9やE-M10 IIIがBLS-50です)
- バッテリー容量の低下はそれほどなく、CIPA規格のバッテリーライフも310コマと変わらない。
- SD UHS-IIに対応しているのは素晴らしい。特に30コマ秒のプロキャプチャーを利用する際に便利だ。
- 防塵防滴はE-M1Xと同じIPX1の評価を得ている。
- 長らく我々はE-M5シリーズのファンだが、オリンパスが多くのアップデートと改良をMark IIIに詰め込んで嬉しく思う。
とのこと。
2016年や2019年に登場した「E-M1 Mark II」や「E-M1X」を考えると目新しい機能が無い「E-M5 Mark III」ですが、小型軽量を維持しつつ堅実なアップグレードを遂げたカメラと言えそうです。DPReviewスタッフも肯定的な第一印象となっている模様。
既存のOM-Dユーザーには訴求力が弱い最新モデルかもしれません。しかし、PENからのステップアップやこれからマイクロフォーサーズを始める人にとって面白い1台となりそう。
「E-M1 IIに近いスペックで、E-M1 IIより安く、E-M5 IIより遥かにスペックアップしたカメラ」と考えるとこのカメラの価格設定はバランスの取れた落としどころのように感じます。さらに今ならキャッシュバックキャンペーンとバッテリーパック1個が貰えるとのこと。
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