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RICOH GR IIIは欠点を許容できるほど素晴らしい長所を備えたカメラ【海外の評価】

DPReviewがリコーイメージングのコンパクトデジタルカメラ「GR III」のレビューを掲載しています。

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優れたレンズとイメージセンサー

  • オートフォーカスは低照度で明らかに、まったく役に立たない。暗い場所や屋内ではフォーカスロックするまでに数秒かかることもある。しかし、良光では従来モデルより明らかに改善しており、FUJIFILM X100Fと同程度まで高速となる。ファームウェアアップデート「1.10」により問題は僅かに改善されるが、一般的な低照度AFはまだ遅い。(しかし、他のメリットにより私は多くの欠点を許容することが出来る)
  • 他のAPS-Cセンサーカメラと違い、フレーム全体で優れたディテールを保持している。このため、モアレが多く発生している。28mm相当の広角レンズで、スタジオシーンテストは大きな「ストレステスト」となるはずだが、それにも関わらずGR IIIのレンズは素晴らしく見える。
  • センサーのISOノイズ耐性は他の2400万画素センサーと同等だ。しかし、ISO感度が上がるにつれ、独自のノイズリダクションが適用されていることがハッキリと分る。
  • JPEGはフジフイルムよりも少しソフトに見える。また、「スタンダード」プロファイルでは赤色が歪み、黄色が少し緑がかっている。やや不快な色相シフトだ。
  • ダイナミックレンジは他の最新2400万画素センサーと同様にとても良好だ。ISO不変性は良好でISO100から5段階増感したイメージとISO3200のイメージに違いは無い。このためハイライト重視の露出設定もできる。
  • ハイブリッドAFシステムを導入したことで良い環境におけるAF速度は遥かに速くなった。しかし、低照度や低コントラストな被写体ではあまり見事な結果では無かった。
  • AF-Cは旧モデルより使いやすくなったものの、明らかに低水準だ。動いている被写体に適したカメラではない。トラッキングモードでは被写体を粘り強く認識して追従する。
  • ファームウェアアップデート「1.10」によりAF性能は確かに少し向上したが、アップデート後も低照度でのAFは以前としてGR IIIの弱点だ。
  • 顔検出は可能だがAF-Cと組み合わせて使用することは出来ないが素早く検出されうまく動作する。
  • GR IIIの動画機能から分かるように、本格的な動画撮影を想定していないのは明らかだ。1080/60pは役に立つかもしれないが、重要が動画機能が無い上に「P」モード固定されるという事実だけでカジュアルユースなのが分かる。
Like
  • ポケッタブルなサイズ
  • 優れた28mm F2.8
  • 良好なRAWとDR性能
  • 優れた接写性能
  • 応答性の良いタッチパネル
  • 論理的なレイアウト
  • 良好な条件で高速AF
  • 様々なピクチャースタイル
Dislike
  • STDの見栄えが良く無い
  • 低照度におけるAF性能
  • 限られたバッテリーライフ
  • モニタが見づらい場合もある
  • 電子ファインダー非搭載
  • 通信機能が未完成
  • 不格好なレンズフード
  • 動画品質が悪い
  • GR IIIを生み出すのは難しかったことだろう。ファンを失望させないように作りこまれた後継モデルを開発したい反面、古く時代遅れな1600万画素センサーの更新は急務だったはずだ。リコーのファン層は禅のような忍耐力を発揮していたが、その忍耐力も無限ではない。
  • そのような中でリコーはGR IIIの開発で素晴らしい仕事をしてくれた。いくつか重要な点でより良好となり、競争力のあるカメラとして素早く登場した。
  • 「高すぎる」という声もあるだろうが、賞賛に値するセンサーとレンズ、そしてボディ内手ぶれ補正を搭載してもなおポケッタブルなサイズを維持したカメラが安くなることは決してない。GR IIのファンとしてはGR IIIの登場に感謝したいくらいだ。
  • あなたが動画ユーザーなら他のカメラを検討すべきなのは明らかだ。あなたがフラッシュを多用するのであれば外付けフラッシュが必要であることを念頭に入れておくべきだ。
  • GR III以外にもFUJIFILM X10のような選択肢もある。多くの状況でイライラするレスポンスだが、ストリートでのスナップ撮影なら大丈夫だ。
  • GR/GR IIユーザーで現代的なセンサーと良好なAF、そしてより簡単な操作性の対価を支払えるのであればGR IIIへ乗り換えるべきだろう。ただし、予備バッテリーを1~2個追加する場合には予算をもう少し確保しておいたほうが良い。

RICOH GR IIIはとても重要な要素を更新し、高解像センサーとハイブリッドAFシステムを初めて導入した。簡略化された操作性とタッチパネルによりAFポイントの操作や画像確認ははるかに高速となった。フラッシュ非搭載と驚くほど短いバッテリーライフがこのポケットカメラにおける唯一の弱点だ。

DPReview:Ricoh GR III review

総合評価で81%の銀賞となったようです。足を引っ張ったのは低照度AFと動画機能ですが、レビュワーは長所を考えると欠点は許容範囲となる模様。低照度AFが今後もファームウェアアップデートで改善されるとさらに評価が高くなるかもしれませんね。継続的な開発を期待したいところです。

やはり一新したレンズとイメージセンサーが大きいようですね。手持ちのGR IIIでも感じましたが、非常に高性能な18.3mm F2.8だと思います。あのシンプルなレンズ構成でよくぞここまでシャープな絞り開放が得られるものだと感動しました。

ISO感度耐性は良好のようですが、JPEGのノイズリダクションが少し甘めのようですね。私もそう感じるので、ノイズリダクションはOFFか弱設定で使用しています。

タッチパネルのレスポンスは確かに高速で、これはクラスをリードするキヤノンやパナソニックと使い比べても遜色ないレベル。リコーイメージングとしては初のタッチパネル搭載カメラだと思うのですが、よくぞここまで機能的なタッチパネルを導入できたものだと驚きました。その反面、通信機能はスマホ側のアプリ含めて未完成のままリリースしたのが痛い。未だにBluetoothによる常時接続の恩恵は受けることが出来ないのでなんとかして欲しいところ。

バッテリーは確かに減りが早い。手前のレビューでも述べましたが、まさに大動脈から出血しているかのようにライフが減ってゆきます。GR IIIをメインとして長時間の撮影に臨むのであれば予備は必須でしょうねえ…。

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