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Mobile01が中一光学の交換レンズ「SPEEDMASTER 50mm F0.95 III」のレビューを掲載しています。
- 本体は総金属製で重量は730g・73.3mm×83.5mm・フィルターサイズは67mmだ。質感はとても良好で、しっかりと組み立てられている。
- 花形レンズフードの内側には反射防止用の起毛が施されている。
- このレンズに関する情報ネット上であまり公開されていない。コーティングの種類も不明だ。
- マニュアルフォーカスリングは抵抗が大きくストロークが長いので正確な操作が可能だ。ただし、素早いフォーカス操作には不向きである。
- 被写界深度とピント位置の表示は刻印・色付けされている。
- 絞りリングはF0.95~F16で動作する。ストロークはおよそ90度ほどだ。無段階絞りとなっているので絞り値を確認しながら操作する必要がある。
- 金属マウントを使用しているが、マウントに電子接点は存在しない。
- α7R IIIとの組み合わせでバランスが取れている。
- F0.95における周辺減光と色収差は非常に目立つ。F1.4まで絞ると周辺減光は改善するが、色収差は依然として非常に目立つ。F0.95を活かしたい場合には後処理が必要な場合もあるだろう。
- F5.6まで絞ると隅から隅までシャープな画質となる。F16まで絞ると回折の影響で低下する。
- 4枚のUDレンズを使っているものの、色収差の問題は非常に深刻だ。F2.8まで絞ると軸上色収差の影響を抑えることができ、F5.6まで絞れば倍率色収差も収まってくる。
- コーティングについて公式は強調していないが、国内外におけるいくつかのソースが「コーティングは強化されている」と述べている。
- 周辺減光はF0.95で目に付くものの、F2まで絞るとほぼ改善する。F2.8まで絞ればさらに抑えることが可能だ。
- 絞り開放の玉ボケには口径食の影響が強く現れるが、F1.4まで絞ると完全に抑えることが出来る。ただし円形絞りでは無いので、絞り羽根の影響により角張やすい。
ニコンやライカのF0.95レンズと比べて遥かに安く競争力がある。色収差や逆光耐性など不確実性が高く、完璧なレンズからは程遠い。それにフォーカスリングは重すぎ、電子接点も無い。それでも、F0.95の被写界深度を活かした表現は可能なレンズだ。
長焦点の大口径レンズほどボケは大きく無いが、屋内で簡単に被写体を浮き立たせることができる。ただし、「F0.95」で目にピントを合わせるのは相当難しい。細かいピント位置にこだわらなければ、このレンズの雰囲気を味わえるはずだ。
Mobile01:中一光學 / Mitakon SpeedMaster 50mm f/0.95 III‧平價領略超大光圈的魅力所在!
とのこと。
CAMERA LABSが一足先にレビューを公開しており、色収差や逆光耐性と言った欠点をやはり指摘しています。特に色収差は状況によって後処理が必要な印象を受けるので、各所のユーザー投稿や作例は十分に確認しておきたいところ。既にFlickrのGroupページにいくつかのユーザー投稿が公開されています。薄暗い環境や屋内でもISO1000以下を維持しているのが凄いですね。
価格は国内で9万円前後。電子接点無しのフルマニュアルレンズにしては高いと感じるか、100万円台が多い「F0.95」レンズとしてはバーゲンプライスと感じるか、人それぞれとなりそう。
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