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Tough TG-7 は貴重な防水カメラの選択肢だが技術的には時代遅れ

PCmagがOMデジタル「Tough TG-7」のレビューを公開。マクロ機能や物理コントロールを備えた防水カメラとして貴重な選択肢と言及しつつ、技術的には時代遅れであると評価。

PCmag:OM System TG-7 Review

  • 外観:外観や一部の変更点を覗いて前モデルとほぼ同じ。TG-6やTG-5とよく似ている。良好な旧モデルのユーザーであれば乗り換える訴求力が弱い。従来のアクセサリーと互換性がある。
  • 質感:IP68の完全防水・耐衝撃でシュノーケリングやロッククライミング、建設作業員などに魅力的なカメラ。金属フレームで頑丈。
  • バッテリー
  • インターフェース:GPS内蔵。USB-Cポートを新たに搭載。Wi-Fi・Bluetoothなどワイヤレス機能が充実。
  • 携帯性:ポケッタブルで軽量。
  • グリップ:記載なし。
  • 操作性:タフカメラとして十分なコントロール。ボタンの感触が良いが、小さいので手袋装着時は苦労する。誤操作などを防ぎたい場合、カスタマイズの自由度は低い。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • ファインダー:記載なし。
  • モニター:104万ドット液晶は鮮明で色鮮やか。視野角が広いがタッチ操作には非対応。アクションカムは濡れた手でも操作できる。
  • メニュー:様々な撮影機能に対応しているが、メニューに潜る必要がある。ライブND機能はない。
  • フォーカス:ベーシックだが十分。追従機能はほとんど役に立たない。
  • 連写性能
  • 解像・ズーム:GoPro Hero12は2700万画素の解像度を備えているが、マクロ・ズーム機能は非搭載。単焦点のスマートフォーンより望遠が得意だが、ペリスコープレンズを搭載するスマーフォンには劣る。
  • 高感度ISO:引き続き 1200万画素 1/2.3型で画質は同じ。ISO 100でシャープかつクリアだが、200~800でディテールが少し低下する。1600~3200でソフトな画質。
  • レンズ:比較的良好な性能。広角側が明るい。フレーム大部分で強いコントラストだが、望遠側で画質が低下。色収差も見られる。
  • ダイナミックレンジ:記載なし。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG
  • 動画:間違いなく古臭い機能。4K 30pで、24pは利用できない。フォーカスのゆれ、手振れなどを考慮するとiPhoneやGoPro、Action4などが遥かに先進的。
  • 作例集
  • 総評:2023年、貴重なタフカメラの選択肢。いくつかの点で歓迎すべき変更点があるものの、価格が高く、テクノロジーが時代遅れ。過酷な環境の冒険家以外にはおススメできない。旅行や職場にはGoProが適しているが、マクロやズーム機能が必要な場合は検討する価値がある。

とのこと。
レンズやセンサーなど、大部分は前モデル(TG-6)を継承していますが、外観や部分的に改良が施されています。主な変更点はUSB-C ポートへの変更と、Bluetooth接続の対応。画質やAF性能、連写、応答性などについて劇的な変化は期待しないほうが良いでしょう。

PCmagによると、ズームレンズを搭載しているのでマクロや望遠域に対応しやすいとしていますが、最新のスマートフォンはより大きなイメージセンサーを搭載して高画質。さらにペリスコープレンズを搭載するモデルも登場しはじめているので、画質面ではおススメできないようです。被写体の認識やAF、動画機能、手振れ補正なども同様。

ライブコンポジットやプリキャプチャーのような独自機能は便利かもしれませんが、ミラーレスのライブNDなど、最新機能にアクセスできないのは残念ですねえ。

OM SYSTEM Tough TG-7 最新情報まとめ

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