Sony Alpha Blogが「TTArtisan AF 23mm F1.8」のレビューを公開。抜群の性能とは言えないものの、低予算でレンズを検討している人にとっては魅力的な選択肢と評価。
Sony Alpha Blog:TTArtisan 23mm F1.8
- 外観:作りは良好で全体的な品質も高い。見た目もシンプルで完成度が高い仕上がり。
- 構造:ファームウェアはドックに備わるUSB-Cポートを介してアップグレード可能、メンテナンス性が考慮されている。
- 携帯性:軽量で適度なサイズ感を持ち、携帯性は良好。
- 操作性:最小限で、ボタン類は一切搭載されていない。操作性はシンプル。
- AF:オートフォーカスは適度な速さで、約90%のケースで精度に問題はない。ただし、時折フォーカスエラーが発生するため、ファームウェア更新による改善が期待される。
- MF:フォーカスブリージングは中程度で、動画撮影では多少の変動が見られる。
- 手ぶれ補正:記載なし。
- 解像性能:中央は良好で、F5.6から優れた結果を示す。開放付近では画質が落ちるが、F4以上で非常に良好となる。四隅の画質は開放では平均的で、良好にするにはF5.6まで絞る必要がある。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:開放時の玉ボケは良好であるが、F2.8では9枚羽根が見え始める。背景ボケは開放では柔らかいが、F2.8ではやや騒がしく複雑になる傾向がある。
- 軸上色収差:低く、補正状態は良好。
- 倍率色収差:低く、実用上問題のない水準。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:中程度の樽型歪曲が見られるが、実用上は許容範囲。
- 周辺減光:開放では非常に顕著だが、F5.6まで絞るとほぼ無視できる程度まで改善。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:フレア耐性は平均的。良好ではあるが、特筆するほど優れてはいない。
- 光条:F16で絞ると、美しい光条が得られる。
- 作例集:
- 総評:全体的に優れた性能を持つレンズ。競合製品より性能面で劣る部分もあるが、価格を考慮すれば非常に高いコストパフォーマンスを持つ。
- 競合について:価格に対して価値が高い。シグマ製レンズは約1.5倍高価だが、ほとんどの点で優れている。ただし、動画撮影時に絞りリングがないのが欠点。TTArtisanは絶対的な性能では劣るものの、低予算のユーザーにとって魅力的な選択肢であり、価格を考えれば世界的に優れた結果を出す。
- 備考:
銘匠光学7本目になるAFレンズで、35mm判換算で約35mmに相当する単焦点レンズ。これまでで最も画角が広いAFレンズ(現在はさらに広角の「AF 14mm F3.5」が存在します)。
国内でも焦点工房やPERGEARが23,400円で販売を開始しており、AF 23mmレンズとしては非常に手頃な価格を実現しています。
光学性能が気になるところですが、Sony Alpha Blogのレビューでは低価格ながら良好な性能で、予算が限られたユーザーには魅力的な選択肢と評価。周辺減光などが欠点と指摘しつつも、コストパフォーマンスの高いレンズと言うことが出来そうです。
TTArtisan AF 23mm F1.8 最新情報まとめ
TTArtisan AF 23mm F1.8(ワード検索) | |||
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|
PERGEAR |
レンズの仕様
発売日 | 2025.1.13 |
初値 | 127.00ドル |
レンズマウント | X / E / Z |
対応センサー | APS-C |
焦点距離 | 23mm |
レンズ構成 | 9群11枚 |
開放絞り | F1.8 |
最小絞り | F16 |
絞り羽根 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 不明 |
フィルター径 | 52mm |
手振れ補正 | - |
テレコン | - |
コーティング | 不明 |
サイズ | |
重量 | 210g |
防塵防滴 | - |
AF | STM |
絞りリング | - |
その他のコントロール | - |
付属品 | レンズフード |
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