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FUJIFILM カメラ デジタルカメラ総合 海外の評価

FUJIFILM X-E5 写真撮影用途において非常に魅力的な選択肢

PetaPixelが富士フイルム「FUJIFILM X-E5」のファーストインプレッションを公開。動画撮影ではAFや色々な制限があるものの、静止画用としては非常に魅力的なカメラと評価。

PetaPixel:Fujifilm X-E5 Review: No Longer a Beginner’s Basic Camera

  • 外観:X-Eシリーズは、EVF配置と箱型デザインによって、レンジファインダー風の美しさを追求してきた。X-E5もこのスタイルを継承、シリーズ中で最も高度なカスタマイズ性を有している。
  • 構造:X100VIと異なり防塵防滴仕様ではない。防塵防滴処理があれば安心感は増すが、現状では他機種に比べてやや耐久性に劣る。多少の雨や埃への耐性があれば良かったと感じる。
  • バッテリー:薄型ボディに適したW-126Sバッテリーを採用しており、定評がある。
  • インターフェース:マイクジャックとUSB-C経由のヘッドホン出力が利用可能。UHS-II対応のSDカードスロットを1つ搭載。
  • 携帯性:重量は445gで軽量。実寸はX100とほぼ同じで、非常に携帯性に優れる。
  • グリップ:グリップは大型化されている。
  • 操作性:グリップ上部にはGFX100RFと同等の操作性を持つレバーがあり、4種のカスタム操作が可能。ツインコマンドダイヤルは押し込み対応で、自由にカスタマイズできる。操作性において非常に優れている。
  • FSダイヤル:上面にクラシックカメラ風のデザインで、拡大ウィンドウ内にフィルムシミュレーションの設定が表示される。見た目も美しく、使用する楽しさもある。
  • 手ぶれ補正:ボディ内手ぶれ補正が復活し、安定性は非常に高い。特に望遠ズームとの組み合わせでも安定して撮影でき、メカシャッターの振動も最小限である。
  • ファインダー:EVFは236万ドットとやや解像度が低く、X100VIの369万ドットに劣る。ただし、クラシックビューモードや赤いLCD表示、針型露出補正表示など、レトロな雰囲気を楽しめる要素がある。OVFは非搭載だが、電子ビューファインダーで問題なく撮影できる。アスペクト比選択時の表示方法も選択可能。
  • モニター:タッチ操作対応の背面モニターは縦方向にチルト可能。約100万ドットの解像度で、セルフィーモードにも対応。
  • メニュー:FSモードには、カスタムフィルムレシピを追加できる3つのモードがあり、ホワイトバランスや色、コントラスト、粒状感など細かく調整可能。GFX100RFよりも優れたコントロール性を持つと感じられる。
  • フォーカス:最新のAF機能を搭載し、優れた被写体認識と瞳・顔検出性能を持つ。トラッキングAFも良好で、ゾーンAFも試用に耐える。ただし、動画撮影時の連続AFはやや不安定である。
  • 連写性能:メカシャッター使用時は最大8コマ/秒の連写が可能で、多くの状況に対応。電子シャッター使用時は最大13コマ/秒(クロップなし)、または最大30コマ/秒(解像度低下あり)の連写が可能。ローリングシャッターの影響は受けやすい。
  • 解像性能:X-T50と同じ40MPの高性能APS-Cセンサーを搭載。プリントやクロップにも耐える画質で、小型ながら高解像度を実現している。
  • 高感度ISO:記載なし。
  • ダイナミックレンジ:記載なし。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:記載なし。
  • 動画:40MPセンサーは従来の4K動画にはやや高解像度すぎる。全幅4Kではサブサンプリングによりディテールが損なわれる。4K HQや6.2Kでの撮影も可能だが、ローリングシャッターや大きなクロップが発生。動画撮影は「時々撮る」用途には問題ないが、動画を重視する場合は他機種を選ぶべき。
  • キットレンズ:カメラ全体のサイズとプロファイルを極めてコンパクトに抑えている。これはX100シリーズの明確な代替となり得る構成。X100の23mm F2レンズと比べて1段分暗いが、非常にシャープで、フレア耐性にも優れる。交換レンズ式であるという大きな利点を持ちながらも、ポケットに収まるサイズ感を維持。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:X-E5はクラシックデザインと最新機能を融合した優れたAPS-Cカメラである。高いカスタマイズ性、強力な手ぶれ補正、小型軽量ながら40MPの高解像度センサーを搭載しており、写真撮影用途において非常に魅力的な選択肢。ただし、動画撮影に重きを置くユーザーには制約が多いため注意が必要である。

2025年7月に発表されたFUJIFILM X-Eシリーズの最新モデル。
X-T50と同じイメージセンサーとプロセッサを搭載し、X-Eシリーズでは初となるボディ内手振れ補正にも対応。さらに前モデルには無かった「フィルムシミュレーションダイヤル」「コントロールレバー」「MCSスイッチ」などが追加されています。

また、「フィルムシミュレーションレシピ」「クラシックビューファインダーモード」「サラウンドビュー」など、第五世代のカメラとしても目新しい機能を実装。X-E4より販売価格が大幅に高くなってしまったものの、それ相応のカメラ。(ただし、ファインダーやモニターのスペックは従来通り)

PetaPixelのレビューは、従来のX-Eシリーズよりも付加価値が高く、X100に近いカメラとなった模様。ただし、ファインダーの仕様や防塵防滴非対応について指摘。ローリングシャッターの影響が強いため、動画撮影や高速連写などの用途では他の選択肢も検討したほうが良いとのこと。静止画用としては魅力的で、富士フイルムのカメラでは最も洗練されたコントロールと評価。

DPReviewが指摘していた価格に関する言及はなし。X-E4の2倍近い価格、X-T50やX-T5に近い価格帯であることを考慮すると、防塵防滴やファインダーの仕様は少し気になるかもしれませんね。

富士フイルム FUJIFILM X-E5 最新情報まとめ

FUJIFILM X-E5
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主な仕様

イメージセンサー タイプ:X-Trans CMOS 5 HR
有効画素:4020万画素
処理エンジン X-Processor 5
センサー除塵 超音波振動
手振れ補正 イメージセンサーシフト機構
中央7.0段、周辺6.0段
ISO ISO125~12800
拡張 64-51200
ストレージ SD UHS-II
AF 検出方式:インテリジェントハイブリッドAF
測距点:13×9/ 25×17
測距輝度範囲: -7.0EV
フィルムシミュレーション 20モード
被写体検出 動物/鳥/クルマ/バイク&自転車/飛行機/電車
シャッター メカニカル:15分〜1/4000秒
電子先幕:15分〜1/4000秒
電子:15分〜1/180000秒
フラッシュ同調速度 1/180秒以下
連続撮影速度 電子シャッター 約20fps(1.29xクロップ)
電子シャッター約13fps
メカニカルシャッター 約 8fps
連続撮影枚数 約20fps
非圧縮RAW:17
ロスレス圧縮RAW 32
圧縮RAW:66
ファインダー サイズ:0.39型
解像度:約236万ドット
倍率:0.62倍
モニター サイズ:3.0インチ
解像度:約104万ドット
可動方式:チルト式
動画フレームレート 6.2K 30p
4K 60p
ALL-Intra/Long-GOP
動画出力 MOV: HEVC/ H.265、MPEG-4、AVC/ H.264
MP4: MPEG-4、AVC/ H.264
USB USB3.2 Gen2x
マイク/ヘッドホン マイク:ø3.5mm
ヘッドホン:
HDMI タイプD
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Ver. 4.2
その他ポート類 ホットシュー
バッテリー タイプ:NP-126S
撮影可能枚数:約310枚
サイズ 124.9×72.9×39.1mm
重量 本体のみ:396g
バッテリー含:445g

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