FUJIFILM 海外の評価

富士フイルム X-H2は高解像ながら優れたダイナミックレンジやノイズ耐性

Digital Camera Worldが富士フイルム「X-H2」のレビューを公開。外観や操作性のレビューはざっくりとしていますが、チャートを使ったISO感度やダイナミックレンジのテスト結果を公開しています。

Digital Camera World:Fujifilm X-H2 review

ビルド・外観

  • 記載なし。

バッテリー

  • 記載なし。

インターフェース

  • 記載なし。

携帯性

  • 18-80mm F4と組み合わせでバランスが良好だが、、16-55mm F2.8と組み合わせても悪くない。

グリップ

  • しっかりと保持できる深いグリップだ。
  • コントロールポイント周辺には十分なスペースがある。

操作性

  • X-T4など従来機とはことなるデザインの操作方法だ。

手ぶれ補正

  • 記載なし。

ファインダー

  • 576万ドットのファインダーは鮮明でとても良好だ。

モニター

  • チルト式ではなくバリアングル式の回転方向が素晴らしい。
  • 使用しているパネルはとても良好だ。
  • 右肩のサブパネルも見やすい。

メニューシステム

  • 記載なし。

フォーカスシステム

  • 応答性はX-H2Sほどではないと思うが、高速かつ正確なAFだ。
  • 実写でX-H2Sとの違いは感じなかった。

連写性能

  • X-H2Sのセンサースキャンレートは1/180秒だが、X-H2は1/88秒だ。

解像性能:

  • APS-Cセンサーとしてはトップクラスだ。

高感度ISOノイズ

  • キヤノンEOS R7やソニー α6600とほぼ同じだが僅かに良好だ。
  • X-H2Sには太刀打ちできない。

ダイナミックレンジ

  • 良好だがX-H2Sほどではない。

画質・仕上がり機能

  • 記載なし。

動画

  • X-H2Sの4K 120pは利用できないが、4K 60pを利用でき、8K 30pでの撮影も可能だ。
  • 8K撮影時の発熱はボディ背面に空冷アクセサリを装着することで放熱性が改善する。
  • ファンなしで160分、ファンありで240分まで延長する。

総評

4000万画素の解像度と8K動画を利用でき、プロフェッショナル向けのビルドクオリティを備えつつ魅力的な価格のカメラである。

確かにセンサーは小さいが、2?3倍の価格のフルサイズカメラに匹敵するスペックを備えている。画質は期待通りで、解像度は期待を裏切らない。純粋にAPS-Cカメラの新しい基準を打ち立てたカメラだ。

  • 長所
    ・4000万画素の静止画
    ・8Kでの長時間収録に対応
    ・15/20fpsの連続撮影速度
    ・1.6億画素マルチショット
  • 短所
    ・冷却用ファンは別売り
    ・X-H2Sほどのスピードは無い

とのこと。
APS-Cとしては非常に高解像な4000万画素センサーを搭載している富士フイルムの新型カメラですね。高解像らしく画素ピッチは狭めですが、それでも最新センサーらしく低解像の競合機種を上回るノイズ耐性とダイナミックレンジを発揮する模様。新しい積層型CMOSセンサーを搭載するX-H2Sほどでは無いものの、解像性能を重視するのであれば面白い選択肢となりそうですね。

将来的に下位機種にも4000万画素のX-Trans CMOS 5 HRの搭載を期待したいところ。とは言え、ファイルサイズが大きくなるので、高速書き込みが可能なCFexpress Type Bに対応しないモデルはバッファクリアが遅くなりそう。第五世代は最低でもSD UHS-IIが標準装備になると良いですねえ(X-E4やX-S10などはSD UHS-Iのみ)。

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