DPReviewがハッセルブラッド「X2D 100C」のサンプルギャラリーを公開。新レンズとの組み合わせで適度な光学性能とシャープネスが得られているように見えます。RAWのファイルサイズは200MB前後。
DPReview:Hasselblad X2D 100C sample gallery
富士フイルムが1億画素 中判センサーカメラ唯一のプレーヤーでは無かった。スウェーデンのHasselblad X2D 100Cは独自の超高解像度カメラだ。これらのサンプル写真はプリプロダクションのファームウェアで撮影され、いくつかの画像はRAWも利用可能だ。最新のXCD V 38mmと55mm F2.5レンズで撮影している。
とのこと。
X2Dと最新の38mm・55mmで撮影した写真36枚を掲載しています。いくつかの写真はRAWデータも公開しており、ハッセルブラッドの仕様表通り、ファイルサイズは1枚200MB程度となっています。重めのファイルサイズですが、1TBの内蔵SSDストレージを搭載し、さらにCFexpress Type Bにも対応しているので撮影時やアウトプットに困ることは無さそうですね。(現像処理は非常に重そうですが…)
実際にサンプルを確認してみると、過不足のない光学性能のレンズとシャープネスの結果が得られているように見えます。日頃から「カリカリ」の写真を見慣れていると少し物足りないかもしれませんが、個人的には程よい匙加減の1億画素JPEGですねえ。全体的にはコントラストが少し強めで、シャドウをすとんと落とすあたりは富士フイルムっぽさもあるような?状況によって少し黄味が強い気もしますが、これはヨーロッパ圏との感覚の違いでしょうか。
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