HasselBlad カメラ レンズ 海外の評価

XCD 25mm f/2.5 V はXシステムで利用可能な最高の広角レンズ

Digital Camera WorldがHasselblad「XCD 25mm f/2.5 V」のレビューを公開。ボケが少し騒がしいものの、X2D 100Cとの組み合わせで隅まで十分良好な結果が得られると評価。Xシステムで利用可能な最高の広角レンズとのこと。

Digital Camera World:Hasselblad XCD 25V review: swift, sharp and sexy

  • 外観:以前は個性的なデザインが多かったが、Vシリーズは統一された実用的なデザイン。一貫した美しさ。一体感のあるレンズフードが付属。
  • 構造:統一された72mmフィルター。新設計のリーフシャッターは1/4000秒に対応している。
  • 携帯性:記載なし。
  • 操作性:コントロールリングとマニュアルフォーカスクラッチを搭載。
  • AF:記載なし。
  • MF:クラッチ制御で素早くMFを利用可能。
  • 手ぶれ補正:F2.5とボディ側の補正を活かして低照度の撮影も容易。
  • 解像性能:中央はF2.5から素晴らしい性能。チャートテストでは隅が平凡だが、実写では隅の性能が十分良好。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:少し騒がしくなる可能性あり。
  • 軸上色収差:記載なし。
  • 倍率色収差:全体的によく抑えられている。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:若干の樽型だが気にならないレベル。
  • 周辺減光:記載なし。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:記載なし。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:待ち望んでいたレンズ。優れた中央解像と歪曲収差の補正に加え、美しい操作性を備えている。隅はもう少しシャープだとよかったが、実写では全体的に素晴らしい性能。何の不満もない。Xシステムで利用可能な最高の広角レンズ。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
2018年発売の「XCD f4/21mm」がディスコンとなり、Xシステムの広角レンズとして世代交代するように2024年5月に登場。X2Dなど像面位相差AFを活かす高速AFに対応した広角レンズですね。Vシリーズらしい統一感のあるデザイン・コントロールとなっており、フィルターサイズも72mmに統一されています。販売価格は50万円近いものの、F2.5の明るい広角レンズとして面白い選択肢となりそうです。

Digital Camera Worldのレビューでは実写で良好な解像性能を発揮しているようです。1億画素のX2D 100Cと組み合わせても、実写で隅まで十分良好な結果が得られるとのこと。接写時は周辺部に低下がみられるものの、中央は良好な結果となっています。

ボケが少し騒がしいと言及していますが、実写サンプルでは大きな問題はないように見えます。このあたりは他のレビューも確認しておいたほうが良いかもしれません。

Hasselblad XCD 25mm f/2.5 V 最新情報まとめ

レンズの仕様

  • 発売日:2024年5月8日
  • 初値:¥524,700
  • マウント:HasselBlad X
  • フォーマット:44×33mm
  • 焦点距離:25mm
  • レンズ構成:10群13枚
  • 開放絞り:F2.5
  • 最小絞り:F32
  • 最短撮影距離:0.25m
  • 最大撮影倍率:1:5.8
  • フィルター径:72mm
  • サイズ:75×105mm
  • 重量:592g
  • 防塵防滴:
  • AF:リニアステッピングモーター
  • リーフシャッター:最速1/4000秒

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