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ニコン Z5II はエントリーレベルをはるかに超えたカメラ

PetaPixelが「Z5II」のレビューを公開。前モデルで限定的だった部分を克服し、オールラウンドなカメラとして進化。2,000ドル未満のフルサイズカメラの中では最も魅力的な選択肢とのこと。

PetaPixel:Nikon Z5 II Hands-On First Impressions: Way Beyond Entry Level

  • 外観:Z6 III に酷似し、操作性も優秀。
  • 質感:堅牢な作りで、砂漠環境でも耐久性を発揮。どんな撮影状況でも対応できる。
  • バッテリー:普及しているEN-EL15C を採用し、CIPA基準で約380枚の撮影が可能。
  • インターフェース:デュアル UHS-II SD カードスロット搭載。プロ向けのメイン・サブ機としても適する。
  • 携帯性:約700gと Z6 III よりわずかに軽量。
  • グリップ:深いグリップにより、重量級レンズ装着時でも安定。
  • 操作性:Z6III に準じた操作性。カスタマイズ可能なボタンとジョイスティックを備え、タッチパネル操作も快適。上部のピクチャーコントロールボタンでカラープロファイルへ迅速アクセス可能。
  • 手ぶれ補正:最大7.5段分の補正を提供。
  • ファインダー:369万ドットEVFを搭載し、最大60Hzのリフレッシュレート。ピーク輝度は3,000ニット。前モデルと似たスペックだがファインダーがとにかく明るい。
  • モニター:3.2型、210万ドットのバリアングル液晶を採用。角度をつけた撮影や動画撮影に適する。
  • メニュー:赤色表示モード搭載。夜間視力を維持可能。
  • フォーカス:Z6III と同じAFアルゴリズムを採用し、Expeed 7 の処理能力により高速・高精度なフォーカスを実現。遠距離・超広角・高速被写体にも対応可能。
  • 連写性能:電子シャッターで最大30FPS。ただし、ローリングシャッターの影響があり、実用的には機械式シャッターで最大14fps、RAWでは最大11fps。スポーツ・野生動物撮影にも対応。
    訳注:仕様表の数値は「JPEG」出力時のため、RAWだと最大で11fpsなのかもしれません)
  • 解像性能:24MP 裏面照射型センサーを搭載し、十分なディテール再現が可能。
  • 高感度ISO:同じセンサーを搭載した過去モデルと同等の優れた画質。
  • ダイナミックレンジ:Zf と同等で、Z6III より若干優れる。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:記載なし。
  • 動画:4K/30pのオーバーサンプリング撮影が可能。4K/60p時はAPS-Cクロップ必須。10bit H.265 および N-Log 記録対応。露出補助ツールが充実するもデフォルト無効設定が難点。N-RAW ビデオ記録機能を新搭載。ただし SD カードの制約により、全幅では画質劣化が発生。高品質な Pixel by pixel N-RAW 撮影には APS-C クロップモードが必要。
    訳注:全幅HQ N-RAWだと6Kになってしまい、SDカードに記録できないのだと思われます。4Kに抑えることでSDカードに記録できるものの、ラインスキップとなり画質が低下する模様。)
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:初代 Z5 で見られた制約を克服し、万能な高品質カメラへと進化。風景・スポーツ・野生動物撮影に対応し、ウェディング撮影にも適する。Zf が最も近い競合機だが、レトロデザインを除けば Z5II の方が実用的。2,000ドル未満のフルフレーム市場において、最も魅力的な選択肢の一つ。

ニコンが2025年4月に発表した新しいフルサイズミラーレスカメラ。
Z5の使いやすく小型軽量なボディデザインそのままに、センサーとプロセッサが新しくなっています(Z f と同等)。背面モニタがバリアングル式に変更となっている点に注意が必要なものの、AF・連写・動画・撮影機能などなど全体的に強化。販売価格も高くなってしまいましたが、その分の価値は十分にあるのかなと。

この価格帯には他社の競合機種も多いですが、防塵防滴やマグネシウム合金製ボディ、AFジョイスティックやファインダー・モニターの仕様が非常に良好。全体的にバランスの良いカメラに仕上がっています。

PetaPixelのレビューによると、前モデルと比べて全体的に強化されている模様。特にAFや動画撮影が大幅に進化しているようです。ただし、動画撮影の強化に合わせて、モニターの可動方式がチルトからバリアングルに切り替わっている点には注意が必要。しかし、それ以外の点ではZ5からの正常進化モデルとなっています。

最大のライバルは Zf ですが、PetaPixelが言及しているように Z5II のほうが実用的。どうしても見た目が気になる場合は Zf と言ったところでしょうか。

SDカードスロットのみのZ5IIでN-RAW対応には驚きましたが、SDカード記録のために制限のあるN-RAWとなるようです。RAW動画に固執しない限り、N-Logなどのほうが使いやすいかもしれませんね。

ニコン Z5II 最新情報まとめ

  • 発売日:2025年4月25日
  • 予約開始日:4月10日10時
  • 希望小売価格:オープンプライス
  • ニコンダイレクト:
    ・ボディ:258,500円
    ・24-50レンズキット:299,200円
    ・24-200レンズキット:358,600円

主な仕様

イメージセンサー タイプ:裏面照射型CMOS
有効画素:2450万画素
センサー除塵 イメージセンサークリーニング
イメージダストオフデータ取得
手振れ補正 センサーシフト方式5軸補正
プロセッサ EXPEED 7
ISO 100~64000
拡張 50/204800
RAW 14bit ロスレス/高効率/高効率★
HEIF 対応
ストレージ SD UHS-II ×2
AF 検出方式:ハイブリッド
測距点:273点
測距輝度範囲:-10~19EV F1.2
被写体検出 人物(顔、瞳、頭部、胴体)
犬、猫

飛行機
車、バイク、自転車
列車
シャッター 1/8000~30秒
フラッシュ同調速度 1/200秒以下
連続撮影速度 メカ:約14コマ/秒
電子:約15コマ/秒
C1/C2:約15・30コマ/秒
プリキャプチャー
連続撮影枚数 200コマ
ファインダー サイズ:0.5型 Quad-VGA OLED
解像度:369万ドット
倍率:約0.8倍
モニター サイズ:3.2型
解像度:約210万ドット
可動方式:バリアングル
動画フレームレート 4K 60p
FHD 120p
動画出力 NEV、MOV、MP4
動画圧縮 N-RAW(12bit)
H.265/HEVC(8bit/10bit)
H.264/AVC(8bit)
USB SuperSpeed USB
マイク/ヘッドホン マイク:φ3.5mm
ヘッドホン:φ3.5mm
HDMI Type D
Wi-Fi IEEE802.11b/g/n/a/ac
Bluetooth Ver.5.0
その他ポート類 -
バッテリー タイプ:EN-EL15c
撮影可能枚数:約330コマ EVF
サイズ 約134×100.5×72mm
重量 本体のみ:約620g
バッテリー含:約700g
防塵防滴 対応

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