ePHOTOzineがニコン「Z6III」のレビューを公開。良好なカメラの作りと操作性を評価しつつ、高ISOでも良好な画質と言及。さらにNikon Imaging Cloudにも触れ、可能性を広げることができる新しいサービスとのこと。
ePHOTOzine:Nikon Z6 III Camera Review
- 外観:記載なし。
- 質感:記載なし。
- バッテリー:EN-EL14cバッテリーを使用。
(訳注:EL15cの誤りと思われます。14はAPS-C一眼レフなどに使用)- インターフェース:カードはCFexpress Type BとSD UHS-IIに対応。HDMI A・USB-Cに対応。Nikon Imaging Cloudに対応した初めての機種。
(訳注:参考 Nikon Imaging Cloud)- 携帯性:750g・138.5mm x 101.5mm x 74mmと適度なサイズ。24-70mm F2.8 S装着時にバランス良好。
- グリップ:
- 操作性:過度ではなく適度で十分なコントロールレイアウト。不満点はほとんどない。
- 手ぶれ補正:5軸8段分。
- ファインダー:高解像で明るい。DCI-P3の色域。
- モニター:210万ドットと非常に良好。
- メニュー:少し複雑。
- フォーカス:Z 8と同じ水準。
- 連写性能:記載なし。
- 解像性能:記載なし。
- 高感度ISO:400まで最高。1600までノイズレス。6400まで僅かなノイズ。12800で目立ちはじめ、25600でディテールが崩れ始める。51200/102400は必要な場面では実用的。全体的に見事な性能。
- ダイナミックレンジ:記載なし。
- ホワイトバランス:作例のみ。
- JPEG:作例のみ。
- 動画:作例のみ。
- 作例集:高解像サンプルあり。
- 総評:良好なビルドクオリティと直感的なコントロールを備えた2400万画素 Zシリーズの最上級モデル。あらゆる点で優れた性能を発揮し、高解像が必要なければ当然の選択肢。Nikon Imaging Cloudは可能性を広げるものであり、カメラ充電中にファームウェアを更新できるのが便利。
世界初の部分積層型CMOSセンサーとEXPEED 7を組み合わせた「Z 6」シリーズの最新モデル。外装のデザインやコントロールレイアウトを含めてフルモデルチェンジしており、従来機と比べて大幅な性能向上が期待できるカメラとなっています。
読み出し速度がZ 6IIの約3.5倍となり、ローリングシャッターを抑えた静止画(電子シャッター時)や動画撮影を実現。高速連写は20コマ秒まで対応し、4K 120pや5.4K 60pの動画撮影が可能となっているのも魅力的。CFexpress Type Bに対応しており、20コマ秒の高速連写の無限連写や高ビットレート動画の内部収録は競合製品と比べて抜きんでるポイント。
使用している「部分積層型CMOS」は一般的な「裏面照射型CMOS」よりも高速ですが、「積層型CMOS」ほど高速ではないと言われています。とはいえ、センサーの高速化を実現しつつ、高価格帯へのシフトを抑える妥協点としては良い選択と言えそう。特に北米での価格設定はとても魅力的なようですね。
ePHOTOzineが言及している「Nikon Imaging Cloud」はZ6IIIと共にリリースされた新しいサービス。スマートフォンアプリとの連携で、画像やレシピの転送、ファームウェアの更新などに対応しています。他社では既に導入している機能も多いですが、これらの便利機能がニコンカメラでも利用できるようになるのは良いですね。
- 発売日:2024年7月12日
- 予約開始日:2024年6月19日10時
- 希望小売価格:オープンプライス
- ニコンダイレクト:435,600円(税込)
- 市場推定価格:435,600円(税込)
Z6III | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ビックカメラ | マップカメラ | ECカレント | eBEST |
メルカリ | キタムラで中古在庫を探す | ||
Z6III 24-120 レンズキット | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ビックカメラ | マップカメラ | ECカレント | eBEST |
メルカリ | キタムラで中古在庫を探す |
広告
*手動広告を試験的に導入しています。
期間限定セール
アウトレットなど
キャッシュバック
- キヤノンEOS R カメラ・レンズ 最大4万円キャッシュバックキャンペーン【2024秋】
- ニコン ミラーレス・一眼レフ 最大7万円キャッシュバックキャンペーン対象製品早見表【2024夏秋】
- LUMIX 年末・年始キャッシュバックキャンペーン対象製品早見表【2024】
- ソニーα キャッシュバックキャンペーン対象製品早見表【2024冬】
- OM SYSTEM 最大4万円キャッシュバック【2024冬】
- 富士フイルムGFレンズ 5万円キャッシュバック対象製品早見表【2024冬】
- 富士フイルムXシリーズボディ・レンズ 最大4万円キャッシュバック【2024冬】
新製品
主な仕様
- イメージセンサー
・タイプ:部分積層型CMOSセンサー
・有効画素数:2450万画素
・読み出し速度がZ6IIの約3.5倍
・すべての撮影モードでローリングシャッター歪みを抑えた撮影が可能
・Z6IIより約10倍の高速データ処理が可能
・除塵ユニット:8.0段(フォーカスポイントVR)
・手振れ補正:8.0段(フォーカスポイントVR・ピクセルシフト撮影) - ISO 100~64000
- HEIF
- 高効率RAW・高効率★RAW・ロスレス圧縮RAW
- CFexpressカード Type B・SD UHS-II
- プロセッサ:EXPEED 7
- AFシステム:ハイブリッドAF
・測距点:299点
・測距輝度範囲:-10~19EV f/1.2レンズ使用時
・被写体認識:人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車
・その他: - ドライブ性能:
・メカニカルシャッター:1/8000~30秒
・電子シャッター:~1/16000秒
・フラッシュ同調速度:1/200秒以下
・フラッシュ同調速度(電子):1/60秒以下
・撮影速度:約14コマ/秒 メカ・約20コマ/秒 電子
・撮影枚数:1000コマ以上 - ファインダー:約576万ドット 0.5型UXGA OLE 約0.8倍 120 fps
Real-Live Viewfinderに近い見えが得られるように設計
DCI-P3相当の広い色域
4000cd/m2対応 - モニター:バリアングル式 3.2型 約210万ドット
- 動画:
・5.4K:60p
・4K:120p
・1080:240p
・出力:NEV、MOV、MP4
・N-RAW(12bit)
・Apple ProRes RAW HQ / 422HQ
・電子IS:対応
・連続撮影時間:125分 - インターフェース:
・USB:Type-C端子(SuperSpeed USB)
・ヘッドホン:φ3.5m
・マイク:φ3.5m 音声のライン入力に対応
・HDMI:Type A
・Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n/a/ac
・Bluetooth標準規格 Ver.5.0
・その他:アクセサリーターミナル - バッテリー
・タイプ:EN-EL15c
・撮影可能枚数:EVF 約360コマ / LCD 約390コマ
・MB-N14対応 - サイズ:約138.5×101.5×74mm
- 重量:約760g
- 防塵防滴:対応
- ボディ材質:
・前面:マグネシウム合金
・上面/背面:Sereebo® Pシリーズ - Nikon Imaging Cloud
- フレキシブルカラーピクチャーコントロール
関連記事
- ニコン ミラーレス・一眼レフ 最大7万円キャッシュバックキャンペーン対象製品早見表【2024夏秋】 2024年10月25日
- ニコン Z6III はライバル製品と肩を並べる価格・性能になった 2024年10月4日
- ニコンが Z6III 用ファームウェア Ver1.02 を公開 2024年9月24日
- ニコン Z6IIIの電子ファインダーは高解像・高輝度でクラス最高 2024年9月14日
- ニコン Z6III 僅差だがミドルレンジで最も完成度が高いカメラ 2024年8月28日
- Adobe Camera RAWがEOS R1やZV-E10M2などに対応 2024年8月17日
- ニコン Z6IIIは動画機能を強化したオールラウンドのミドルレンジモデル 2024年8月14日
- ニコンZ6IIIの”スピード”の代償はごく僅か 2024年7月26日
- ニコン Z6III は長所と短所を考慮すると価格が高すぎる 2024年7月20日
- ニコンがZ6IIIの供給不足を告知 2024年7月18日