Canon Rumorsがキヤノンに関する噂情報を発信。EOS R5 Mark IIが視線入力AFや新型バッテリー、デュアルCFexpress Type Bスロットなどに対応するという情報をピックアップしています。
Canon Rumors:Canon EOS R5 Mark II Specifications make the rounds
ここ数ヶ月、キヤノン EOS R5 Mark IIについていくつかの情報があった。我々は7月に、EOS R5 Mark IIのプロトタイプが、YouTuberではなく、ごく限られた人数の初期テスターの手に渡っていると聞いた。理由を公にできないが、我々はその最初の噂の真偽にかなり自信を持っている。
同じ月の後半、EOS R5 Mark IIの解像度が6000万画素に引き上げられると報告され、ライカがM11やQ3で行ったように、キヤノンがピクセルビニングを使って複数の解像度を提供する可能性が高いと報告されると、かなり好評だった。
現在、The Camera Insiderから発信されたと思われるレポートでは、以前の噂にやや基づいたいくつかの仕様が追加されている。これらの仕様のいくつかは、EOS R5が発売されて以来、他のEOS Rカメラで起こったことに基づいて、オリジナルのEOS R5よりも明らかにアップグレードされている。我々はThe Camera Insiderの実績を把握していないので、以下のスペックは大目に見てほしい。
- 6200万画素 積層型CMOSセンサー
- 62MP / 31MP / 15.5MP 可変解像度
- 8K 60p
- 4K 120p
- DIGIC X2s Processor
- デュアルCFexpress Type B カードスロット
- 視線入力AF
- 改良型バリアングルモニタ
- 576万ドット 120fps EVF
- 新型ホットシュー
- 新型バッテリーだがLP-E6と同じ形状
- 新しいボタンのレイアウトとコントロール
- 新カメラアプリが同時にリリース
- 2024年2月 発表予定
カメラプロセッサーに「DIGIC X2s」の名称が見られるのはこれが初めてだ。我々は、新世代のDIGIC Xが次世代のプロシューマーおよびプロ用カメラボディに搭載されることを期待している。キヤノンが望む高速読み出しに成功すれば、プロセッサの性能向上が必要になるだろう。また、新世代のプロセッサーを必要とするかもしれない演算機能の追加も予想される。
我々は、キヤノンEOS R5 Mark IIが2024年の第1四半期に発売されると考えている。その1つが、整備済と未整備の購入オプションで時々現れる大幅な値引きで、現在EOS R5はB&H PhotoでバッテリーグリップBG-R10を含めて3099ドルで販売されている。
我々はまた、EOS R5の大量注文の販売店のためのいくつかの追加「特別価格」について聞いている。小売店のヒントは100%ではないが、良い兆候であることが多い。
とのこと。
The Camera Insiderの正確性は今のところ不明。ここ最近はキヤノン関連の噂で目にする機会が多いウェブサイトですね。EOS R5のボディに視線入力AFが載るとは思えないのですが、もしもEOS R3と比べてユニットの小型化に成功しているのであれば、面白い展開となりそうです。(参考までにR3とR5のサイズを比較)来年はフランスでの夏季オリンピックを控えており、そこに向けてEOS R1も準備中と思われます。新世代のプロセッサを搭載している可能性は十分にあり、同年にEOS R5 Mark IIが発表されるとしたら、やはり新世代のDIGIC Xプロセッサを搭載しているかもしれませんね。6200万画素の積層型CMOSセンサーの噂は眉唾ですが、仮に実現するのであれば、同時にCFexpress 4.0に対応するカードスロットになると良いですねえ(高解像の高速連写にも耐えうるバッファクリア速度を実現してると良いなと)。
ただ、「高性能なプロセッサ」「高性能な積層型センサー」「高性能なCFexpress」などなど、発熱量が多そうなスペックとなっており、これを実用的な水準で放熱することができるのか?というのが気になるところ。もちろん、まだ噂の段階であり、ここまで高性能ではない可能性もあり得ます。
噂のまとめ
カメラ
EOS R1
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
- EVF
720万ドット
0.7型 OLED
60~240hzのリフレッシュレート
可変リフレッシュレート
4000nitの明るさ
ブラックアウトフリー
EOS R5 Mark II
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
- デュアルCFexpress Type B
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 944万ドット EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
2023年Q2・Canon Rumors自身がこれを否定
- 2024年前半
- 画像サイズを抑えたRAW形式
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
EOS R5 C Mark II
- 2025年
レンズ
- TS-R 14mm F4L
・高画素モデルと共に登場 - TS-R 24mm F3.5L
・高画素モデルと共に登場 - F2ズームレンズ
・2024年前半 - RF-S 広角レンズ
・次の新レンズ
・EF-M11-22mmがベースとなる - RF28mm F2.8 STM
・299ドル - RF200-500mm F4 L IS USM
・2023年後半 - 可変エクステンダー
・2023Q4-2024Q1
過去の情報は「2023年 カメラ・レンズの新製品情報 速報・早見表」を参照してください。
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