Camera Betaがパナソニック関連の噂情報を発信。信ぴょう性は不明ですが、DJIと共同でLiDAR技術を利用した新しいフォーカシング方式を社内テスト中であると情報を受け取った模様。
パナソニックとDJIが共同で新しいフォーカシング方式をテストしているようだ。この新システムはRonin 4Dと共にリリースされたLiDARフォーカス技術を利用すると言われている。この技術をパナソニックのミラーレスに導入できれば、動画撮影などで大幅な改善が期待できるだろう。現在、社内テスト中で、近いうちに普及する予定だ。
とのこと。
LiDARとはレーザーを使用した画像検出と測距の技術ですね。(詳細はWikiを参照)ここ最近のスマートフォンではこの技術(ToF方式)を搭載しているモデルも多く、認知している人もそれなりにいるはず。DJIは2022年6月にRonin 4Dの発表と共にLマウントアライアンスへの加入を発表しています。パナソニックとテクニカルな協業があったとしても不思議ではありませんね。
デジタルカメラでLiDARを使用した測距は一般的ではありませんが、DJIが「RS 3D フォーカスシステム」という製品で使用。この製品は専用の機器を用いてLiDARによる測距を行い、MFレンズのフォーカスリングを操作して中央1点のAFを実現しています。
その他にも、Ronin 4Dでは専用のLiDARシステムを搭載してAFに対応しています。どちらにせよ、LiDARシステムを利用するユニットが必要となるのでカメラに内蔵するのは難しそうで、CameraBetaが掲載しているようにホットシューに搭載するタイプの追加ユニットとなりそう。共同でテスト中と言うことは、LiDARで得た情報をLUMIXカメラに伝達し、カメラ側で距離情報を認識してAFを動作できるようになるのでしょうか?静止画向けとは言い難いですが、動画撮影では面白い選択肢となるかもしれませんね。
今のところ、本当にこのような技術・システムがテスト中なのか不明ですが、コントラストAFが足を引っ張っている(特に低フレームレートの動画撮影)と以前から指摘されているLUMIXとしては何らかの改善策を提示してほしいところですねえ。
2019年にも似たような噂(ToF方式のAFシステムを開発中)がありましたが、今のところ実現していません。今回はどうなるのか、今後の追加情報に期待したいところ。
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噂のまとめ
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