富士フイルム「X-H2」は4000万画素と2600万画素の2種類が登場する？

Fuji Rumorsが富士フイルムに関する噂情報を発信。どうやら「もう1台のX-H2」が2600万画素になるという確かな情報を掴んだ模様。ただし、現行のX-Trans CMOS 4なのか全く別の新しいセンサーなのかは不明。

Fuji Rumors：BREAKING: Fujifilm X-H2 with 26 Megapixel coming 2022 (and Now the Big Question is…)

FujiRumorsは、2台のFUJIFILM X-H2が存在し、それらが異なる画素数を持つことになるとお伝えした。

我々の情報源によると、1台は高解像度の4,000万画素センサーを搭載する(4300万画素ではない)。

もう一つのFUJIFILM X-H2についてはどうか？
我々は情報源から追加情報を得た。複数の信頼できる情報源だ。そして彼らは、2台目のFUJIFILM X-H2カメラは2600万画素であると教えてくれた。

X-T4のような現在のXシリーズのカメラに搭載されているのと同じ2600万画素のセンサーなのか、それとも新しい2600万画素のセンサーなのかを知りたいと思う読者は多いことだろう。

現時点では、この質問に答えることはできない。

とのこと。
これは悩ましい情報が登場しましたね。個人的には…

高画素CMOSセンサー（来るα7R Vと同じ画素ピッチの）
積層型の低画素CMOSセンサー（α1やZ 9と同じ画素ピッチの）

と予想していたのですが…。この2600万画素センサーが「X-Trans CMOS 4」か、「積層型 X-Trans CMOS」か、単純に「X-Trans CMOS 5」なのかで、X-H2 26MPの見方が大きく変わってきそうです。今のところ予想できるルートは以下の3パターン。

26MP X-Trans CMOS 4の場合：第四世代の最後発モデル
→ 4000万画素モデルが積層型 X-Trans CMOSの可能性が高い
26MP X-Trans CMOS 5の場合：第五世代のフラッグシップモデル
→ 4000万画素モデルが積層型 X-Trans CMOSの可能性が高い
26MP 積層型 X-Trans CMOSの場合：新路線のフラッグシップモデル
→ 4000万画素モデルがX-Trans CMOS 5となる？

「１」はありうる選択肢だと思いますが、積層型X-H2と比べるとパンチが弱すぎるように感じます。X-T4が手ぶれ補正を搭載してきた以上、Hシリーズの堅牢性だけですみ分けるのは難しそう。
「2」の可能性は捨てきれませんが、果たしてどのように進化できるのか気になるところ。同程度の画素ピッチで世代が変わるのは「初代→ II」以来となる。
「3」の可能性が高いように見えますが、そうなると4000万画素がX-Trans CMOS 5となってしまうのか気になるところ。このセンサーをベースとしたX-T40やX-E5などはオーバースペックだと思うのですよね（解像度的に）

高画素モデル・低画素モデルどちらが積層型CMOSセンサーを導入するのか判明すると絞り込むことが出来そうです。追加情報に期待。参考までに、これまでのX-Trasn CMOSセンサーの有効画素数を掲載。