Fuji Rumorsが富士フイルム新製品について噂情報を発信。近日登場と噂のX-S20はX-S10よりも30%値上がりとなり、XF8mmはXF33mmと同じ価格設定になると情報を得た模様。
Fuji Rumors:LEAKED: First Image of Fujifilm X-S20 (vs X-S10)
FUJIFILM X-S20の最初のリーク画像だ。
この画像は低解像度で送られてきたので、Topaz Photo AIを使ってアップスケーリングしている。モードダイヤルにVlogのアイコンが印刷され、SPのアイコンがなくなっている。ISOボタンとQボタンがより近くにあり、より突出しているように見える。その他は、X-S10とほぼ同じだ。Fuji Rumors:LEAKED PRICE for Fujifilm X-S20 and Fujinon XF 8mm f/3.5
5月24日のFUJIFILM X Summitで発表されるFUJIFILM X-S20とFUJINON XF 8mm F3.5の価格情報を入手した。
- X-S20:1,299ドル
- XF8mmF3.5:799ドル
X-S10は999ドルなので、X-S20はX-S10に比べて30%の価格上昇となる。個人的には、インフレや依然として続く部品不足、そして特にX-S20のスペックの向上(新プロセッサ、フラッグシップカメラよりも優れた被写体検出アルゴリズム、優れた動画スペック、大きなバッテリーなど)を考えると、価格の上昇に驚きはない。
とのこと。
X-S10と比較して30%値上がりするのは大きいですね。世界の情勢やカメラのパフォーマンス向上を考慮すると妥当な値上げかもしれませんが、30%の値上げを許容できるかどうかは悩ましいところ。X-S10の買い取り価格が上昇している今のうちにS10を手放してS20の購入資金に充てたほうが良さそうですねえ(自分のことです)。
XF8mmF3.5はB&HにおけるXF33mmF1.4 WRと同じ値付けです。日本国内では10万円前後と言ったところでしょうか。やや高価な超広角レンズですが、この画角をカバーしているAFレンズとしては手ごろな価格と言えるでしょう。
X-S20は全体的なデザインこそS10を継承していますが、ボタンの形状やモードダイヤルに少し変更があるように見えます。ファインダーやモニターは従来通りとなるのか、価格に合わせてスペックを一新するのか気になるところですねえ。個人的に使い辛いと感じる細いジョイスティックのデザインが改善していると良いのですが…。
噂のまとめ
- 5月24日にX Summit・FUJIKINA バンコク開催を予告
- コードネーム:FF230001
・周波数:5725-5850MHz 5150-5350MHz 2400-2483.5MHz
・有効期間:2025-12-31
・発行日:2023-01-13
・9月12日 公開 - コードネーム:FF220002
・周波数:5725-5850MHz 5150-5350MHz 2400-2483.5MHz
・有効期間:2025-12-31
・発行日:2023-02-03
・ 5月26日 公開
X-S20
- 次の新しいXシリーズカメラ
- X-Trans CMOS 4 2600万画素センサー
- 登場時期は不明
- オートモード対応の被写体検出
- 6K 30p / 4K 60p
- 専用VLOGモード
- X-S20:1,299ドル
XF8mmF3.5 R WR
- リーク画像あり
- 5月24日
- XF8mmF3.5:799ドル
GFX100後継モデル
(Via Fuji Rumors)
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