DPReviewが「EOS R3」のISO感度別作例を公開…しようとして失敗したまま記事を投稿してしまった模様。実際に作例を確認することは出来ませんが「電子シャッター」でもダイナミックレンジの低下があまり無いと言及しています。
DPReview:Canon EOS R3 studio scene published
EOS R3に搭載されているセンサーは、キヤノンとしては初の「積層型」CMOSセンサーだ。同程度の画素数を持つ他のカメラと比較してみよう。
テストシーンは、現実世界で遭遇するさまざまなテクスチャー、色、ディテールタイプをシミュレートするように設計されている。また、2つの照明モードがあり、異なる照明条件の効果を見ることができる。
詳しい分析はレビューでご紹介する。EOS R3はこのクラスでは競争力のあるディテールを実現していることがすぐにわかる。同程度の解像度を持つ他のカメラとの違いは、主にアンチエイリアシングフィルター(訳注:ローパスフィルター)の有無による。
また、ダイナミックレンジについても簡単にご紹介する。EOS R3の超高速電子シャッターが、どの程度ノイズを増やしているのか気になっていたが、答えは「あまりない」ようだ。深いシャドー部では、5?6段分の処理をしないと違いが分からない。これは有望な結果であり、どんな状況でも画質への影響を心配せずに電子シャッターを使用できることを示している。
とのこと。
この記事が下書き中で誤って公開されたのか、データ未実装のまま公開してしまったのかは不明。どちらにせよ、本日はアメリカで休日となっているので記事の修正は後日となるかもしれません。少なくとも記事を読む限りでは競合グラスと張り合うことが出来る解像性能を実現している模様。特に注目は電子シャッターによるダイナミックレンジの低下が顕著では無いことでしょうか。
EOS R5やR6は電子シャッター使用時にダイナミックレンジが強制的に狭くなる(シャドー復元時にノイズが増加する)ので使いにくかったのですよね。30fpsの高速連写で同じパフォーマンスを維持しているのは不明。もしも同じだとすると、圧縮RAW(非圧縮やロスレスと比べてダイナミックレンジが狭くなる)しか使用できないα1の30コマ秒と比べて優位性があるかもしれません。今後の追加情報に期待。
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