IMAGING RESOURCEがソニー「α1」のISO感度別作例を公開。α7R IVやEOS R5と見比べると、高感度ISOのシャドウ側で少しノイズが多いようにも見えます。
α1 ILCE-1
先月、ソニーはこれまでで最も野心的で技術的に進んだカメラの「α1」を発表した。
新開発の5000万画素センサー、新世代の画像処理エンジン、最大30コマ秒の連写撮影、8K動画撮影、鳥瞳AFなどを搭載し、見事なミラーレスであるα9/α9 IIを凌駕するフラッグシップカメラである。α9シリーズが写真撮影やマルチメディアワークフローやスピードと性能を重視していたのに対し、α7Rシリーズの特徴である高精細な描写性能も実現しています。高解像度と高性能、そして動画面でのスペックを兼ね備え、まさに "万能カメラ "として設計されている。フォトジャーナリズム、スポーツ、野生動物、ポートレート、風景など、あらゆるジャンルの撮影に対応できる。
今回、ソニーα1のレビューサンプルを短期間借りることが出来た。
いつものようにレビュープロセスの最初は、定番のIMAGING RESOURCEラボを使ったファーストショットだ。前述したように、α1は新開発の5000万画素のフルサイズ積層型「Exmor RS」CMOSセンサーを搭載しており、6100万画素のα7R IVのすぐ下に位置する高解像度カメラである。また「α7S III」で初めて採用された最新の画像処理プロセッサ「BIONZ XR」を搭載している。画質面で、常用ISO感度100~32000の範囲をカバーし、ISO50からISO102400まで拡張することが可能だ。その広いISO感度レンジに加え、新しいセンサーとプロセッサーにより、より良好な色精度と高ISO性能を備え、15ストップのダイナミックレンジを持つと言われている。
とのこと。
ページではα7R IVや似たような特性を持つEOS R5と比較していますが、Comparometerでさらに様々なカメラと見比べることが可能となっています。
IMAGING RESOURCEが掲載しているα7R IVやEOS R5のISO 3200と見比べると少しノイズが多く、ディテールが甘いように見えます。Comparometerで確認すると、ハイライトや中間域に劇的な差はありません。どうもシャドウ側のノイズが少し多い模様。ダイナミックレンジが僅かに狭いのかもしれません。
ローリングシャッター歪の低さや30コマ秒の高速連写の強みを優先する場合、このシャドウ側のノイズを許容できるかどうかが重要となりそう。既にDPReviewでもISO感度別の作例を公開しているので参考にしてみると良いでしょう。
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